ジャンル:CRAFT

Steel Factory 槇塚登

【Steel Factory 槇塚登 プロフィール】
2004年よりエクステリアなど鉄全般の製作を行うSteelFactory内にて、生活道具やアート作品を作る事業部を立ち上げ、以来香川県内外での個展、グループ展への出展で作品を発表しています。2015年には手紙社主催『布博』にブローチを出品。現在も香川県で製作活動を続けています。私(担当:梶)が槇塚さんの作品と出会ったきっかけは、「もみじ市」会場内でひときわ目をひく灯台のオブジェでした。その灯台を、思わずカメラに納めたことをよく覚えています。
http://www.steel-factory.jp/index.html

【商品カタログ予習帳】

ガチャガチャ灯台
アンカー
めおん
華ダルマ
座灯台
西方の風
西の風
風は西から
たゆたう

【スペシャルインタビュー「灯台のある風景を求めて」】
真夏のある一日、香川の工房SteelFactoryで、槇塚登さんに梶みのり(手紙社)がお話を伺いました。

「灯台“ROUND”ガチャガチャ」がもみじ市に登場!

——3度目のもみじ市、今年は「灯台“ROUND”ガチャガチャ」が登場するとか?

槇塚 もみじ市でも「灯台の人」というイメージが定着してきたので、毎年違うことをやっていきたいですね。今年作った「ガチャガチャ灯台」が色々な展示やイベントで好評なので、パワーアップしてもみじ市に持っていきます。ガチャガチャから出てきた景品がコロコロと転がってボーリングのピンが倒れる…とか。普通のガチャガチャよりずっと大きなレバーなので、回す動きがまさに「ROUND」。テーマにもぴったりです。

——お子さんにも楽しんでいただけそうな、楽しい企みですね!

槇塚 今年の夏に手紙舎の展示で活躍した第1号が「もみじ市」には持っていけないので、これから第2号の制作です。1号は灯台を白く塗ったので、2号は色もかたちも違うものにしようかなと。鉄の質感景品を作るのもこれからなので、どんなものにしようかなぁと妄想中です。

広い工房で制作されています

SteelFactoryでの1日

——1日のうち、どれくらいの時間を制作に当てていますか?

槇塚 朝8時前の朝礼がスタートで、夕方くらいには作業を終えます。鉄工所として依頼される仕事と、自分の作品作りと、バランスをとりながらやっています。

——建築のお仕事もたくさん請け負っていらっしゃいますよね。

槇塚 建築金物や家具をメインに、表札なども作っています。ですが今年は展示やイベントが多いので、その準備にかかりきりになる日もしばしばあります。

もみじ市初出店時の灯台

灯台への想い

——多摩川での出店は慣れてきましたか?

槇塚 そうですね。今年はどうしようと頭をひねるのも楽しいですが、まず、もみじ市に行くのが楽しみです。

——楽しいと感じるのはどんなところですか?

槇塚 毎回、作品を載せた軽トラックごと船に乗り込むので、東京までの船旅が楽しみなんです。18時間かかるんですが、のんびりと向かうのが恒例になっています。始まってからも、2日間にぎゅっと集まるお客さんとの出会いや、広々とした会場を見渡すだけでも、すごく癒されますね。

——過去の出店で印象に残ったことは?

槇塚 初めてのもみじ市の時に持って行った大きな灯台がいろんな方の目に止まったみたいで、他の出店者さんやスタッフさんにも喜んでもらえて。結局その年は天候が悪くて多摩川での開催ではなかったのですが、灯台小屋に入って楽しんでくれる方も多くて。去年も、インスタに投稿してくださる方が多かったと聞いて嬉しかったですね。

——私も去年自分のスマートフォンで、槇塚さんの作品を撮っていたんです。

槇塚 そうなんだ! 僕の名前は知らなくても作品はたくさんの人に見てもらえるので、河川敷のような開けた場所でインスタレーションと販売ができるのは貴重ですね。

——確かに屋外の方が、灯台がよく輝いているように感じます。

槇塚 そもそも灯台がある場所って外だから、空間の中よりも断然屋外に佇んでる姿が似合うんです。灯台ってすごくかっこいいしキャッチーで目印になるけど、あえて人に例えると、暗い夜にずっとひとりぼっちの仕事なんです。そんな哀愁を感じるところにも惹かれます。何もない海よりも、やっぱり灯台のある風景が好きなんですよね。

——最後に、もみじ市を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いいたします!

槇塚 今年も灯台を持っていきます! ガチャガチャ灯台、ぜひ回しにきてください。

——今年もどんなワクワクをもみじ市に連れてきてくれるのか楽しみです。槇塚さん、ありがとうございました!

この日の作業机
工房の2階には、冬にBarになるというお部屋がありました

〜取材を終えて〜
初めて工房に伺い、その広さと道具の数々、遊び心溢れる作品の数々に圧倒されました。なんでも気さくに話してくださる槇塚さんですが、ひとたび灯台のこととなると熱量がグッと増します。止まぬ灯台愛と毎回私たちを驚かせてくれるアイディアで、今年ももみじ市を盛り上げてくれること間違いありません。晴れた空の下、今年も槇塚さんの灯台と会えることを楽しみにしています。

【もみじ市当日の、Steel Factory 槇塚登さんのブースイメージはこちら!】

背高ノッポの「灯台“ROUND”ガチャガチャ」が完成しました! 2台揃ってもみじ市に登場します。どうぞお楽しみに!