ジャンル:ILLUST&DESIGN,出店者紹介

水縞


【水縞プロフィール】
懐かしさを感じるのに新鮮なデザインで、定番の模様がベースでも目新しい。紙や布を用いた文具&雑貨のデザインを手がけるデザイナー・植木明日子さんと、吉祥寺の文具店「36 Sublo サブロ」の店主・村上幸さんが立ち上げた文房具ブランド「水縞」。ブランド名の由来は、植木さんが好きな水玉と、村上さんが愛する縞々模様から。そして、水玉と縞々のどちらにも共通する“普遍的な模様”のようなブランドになれば、との思いが込められている。紙雑貨やハンコなどの制作だけにとどまらず、それらのアイテムを使った遊び心あふれる提案にも定評あり。使う人の創作意欲をかきたてる、1アイテムで幾通りも楽しめる。そんな「ありそうでなかったモノ」をたくさん作っています。
https://mzsm.jp/


『月刊 水縞』記事一覧

7月号 特集「決定版 水縞の使い方&楽しみ方〜ハンコ 万年カレンダー〜」
8月号 特集「決定版 水縞の使い方&楽しみ方〜水縞のし〜」
9月号 特集「決定版 水縞の使い方&楽しみ方〜回転印きもち168〜」


【月刊 水縞 7月号】
特集「決定版 水縞の使い方&楽しみ方〜ハンコ 万年カレンダー〜」

もみじ市は言わずもがな、東京蚤の市や紙博といった手紙社のイベントに欠かすことのできない存在の文房具ブランド・水縞。ことしで活動12年目。可愛すぎず格好よすぎず。単調すぎず多様すぎず。馴染みのあるモチーフも、水縞の手にかかればなんのその。水玉と縞模様を生かした定番アイテムのほか、毎年発表される新作もユニークなものばかり。余白のあるデザインは、使い方&楽しみ方を増幅し本当に面白い。そこで、ベストセラー4点をピックアップし、使い方&楽しみ方をご紹介していきます。第1回目は、ハンコ 万年カレンダー。持っている人も持っていない人もひと手間、ひとアイデアの参考に。

アイテム名:ハンコ 万年カレンダー
発売時期:2009年9月〜 


ハンコ 万年カレンダーってどんなアイテム?
50×50mmサイズのカレンダーが作れるハンコ。11個あるパーツを組み変えることで、1~12月すべての月のカレンダーが制作できます。このアイテムの優秀なところは、曜日、数字のパーツが全部で11個というところ。曜日で7個、日付けで31個、合計38個のパーツを1個、1個、1個……と組み合わせる必要がない! 「カレンダーのデザイン制作をしている時のこと。ふと、曜日と日付けの一部は組み換えなくていいということに気づいたんです」と話すのは、植木さん。日々の制作で見つけた、ささやかな法則がデザインを組む時以外に活用できないか……と考えていた時に、タイ出張で見つけた台座が凹凸のハンコ。植木さんは「コレだ!」とビビッと感じ商品化へ。今では、国内だけでなく海外でも人気を博すロングセラーハンコになっています。

使い方&楽しみ方のポイント①卓上カレンダー

定番の使い方ですが、インクの色を変えるだけで雰囲気が一転。厚めのカードを使用しマンスリーカレンダー&年間カレンダーに。立てたい場合は、ジャバラにしたり、カードの下部分、中央部を山折り&谷折りにすればOK。

使い方&楽しみ方のポイント②招待状&スケジュール管理

結婚式やパーティーといった招待状の日程案内にも活用できます。手帳をはじめ、トラベラーズノートを使っている人は、旅行のスケジュール管理にも。アルバムや写真整理をする際、撮影した日付けを記すのも◎。食品の賞味期限切れを防止するため、パッケージやタッパーに貼り付けるのもいいかもしれません。

万国共通のカレンダーは、仕事でもプライベートでも利用頻度の高いものです。ハンコになっていることで、何度も使えてたくさん作れる。カレンダーとしてだけでなく、模様・デザインとしてポン、ポン、ポン……とペーパーに押せばオリジナルの包装紙の完成です。一個持っていると役に立つ、頼れるハンコなのです。

(編集・新居鮎美)

《次号予告》
次回ご紹介するのは水縞のし。なんと、すべて手作業という衝撃のアイテムです。日本の贈答品のトレードマークでもある、古典的なイメージののしをハイセンスなものに変えた! といっても過言ではありません。美しすぎて、大切に取って置きたくなりそうですが、使うからこそより楽しさが増すのしです。


【月刊 水縞 8月号】
特集「決定版 水縞の使い方&楽しみ方〜水縞のし〜」

紙雑貨の魅力とアイデアを語ることにかけて、水縞の右に出る者はいない! そこで、水縞のオリジナル商品を使って、紙雑貨の使い方&楽しみ方をご紹介していきます。2回目となる今回のアイテムは「水縞のし」。お馴染みの「のし」は、お中元やお歳暮などの“きっちり”“かっちり”した贈り物に貼られることが一般的で、日常的に使う機会はあまりないアイテム。ですが、水縞の手にかかれば、あら不思議。身近で気軽に使えるものへ。ひと手間&ひと工夫が、のしの面白さ、かわいさを発見するきっかけになっています。

アイテム名:水縞のし・水縞のし セミフォーマル
発売時期:水縞のし・2013年5月〜、水縞のし セミフォーマル・2013年12月〜 

水縞のしってどんなアイテム?
2012年に出版された著書「水縞とつくる文房具」の企画で作った「かわりのし」のひとつが、この水縞のし。日本の贈答品のトレードマークとも言えるのしをポップでキャッチーにアレンジ。カジュアルなもの(写真上)とスタイリッシュなもの(写真下)の2種類あり、のし本体の製作からパッケージングまで、すべて手作業です。


▲「水縞のし」のために作られるオリジナルのB4ペーパー。両面印刷で、いつもなら取り入れないラブリーなモチーフ、色合いを用いてデザインされています


▲B4のペーパーを3×3cmの正方形に切るのも手作業。カットされることでファンシーだったデザインが水縞テイストに

使い方&楽しみ方のポイント①ギフトボックス

のし本来の使い方と同じように、贈り物の右上へ。色の組み合わせを考えたり、柄の上に柄ののしを重ねるのも楽しいです。

使い方&楽しみ方のポイント②ぽち袋

ぽち袋や封筒など、平らなものとも相性がいいです。味気ない無地の封筒、茶封筒に合わせると“とっておき感”がプラスされます。個包装されたお菓子、フードピックなどにも!

パッケージされたアイテム一点一点を見比べても、どれひとつとして同じものがない水縞のし。のし本体、それに合わせる帯の色など、組み合わせに決まりがなく、職人さんのセンスと気分(?)で作られているので、使う楽しみだけでなく「どれを買おう?」と選ぶ楽しみもあります。折り方は簡単なので、お菓子や百貨店の包み紙、チラシ、フライヤーを使って、オリジナルののしを作ってみるのもいいですね。

(編集・新居鮎美)

《次号予告》
次回ご紹介するのは、回転印・きもちです。日付や金銭ではなく「アリガアトウ」「オメデトウ」など、日常でよく使う感動詞をラインナップ。水縞のハンコシリーズ史上、最もセンセーショナルなアイテムです。


【月刊 水縞 9月号】
特集「決定版 水縞の使い方&楽しみ方〜回転印きもち168〜」

ひらがな、カタカナ、英字、数字、記号とこれらのハンコは、単体で販売されているのが基本です。購入時は「そういうもの」と思い、なんの疑問も持たずに購入したのですが、いざ使ってみるとなかなか大変。「アリガトウ」のたった5文字を押すのももどかしい。ハンコ箱の中で本体がアイウエオ順、ABC順に並んでいなければ、1文字を探し出すのもひと苦労。なので、水縞の回転印きもち168を見た時は度肝を抜かれました。168通りの気持ちをたったひと押しで表現できるなんて、本当に画期的すぎる!

アイテム名:回転印きもち168、回転印きもち168 English、回転印きもち168 縦書き
発売時期:回転印きもち168・2013年5月〜、回転印きもち168 English・2013年10月〜、回転印きもち168 縦書き・2018年9月〜

▲回転印きもち168

▲回転印きもち168 English

▲今月発売になったばかりの新作。回転印きもち168 縦書き

回転印きもち168ってどんなアイテム?
ナンバリング、日付、金額表示など、業務用スタンプでよく見かける回転印からアイデアが浮かんだという回転印きもち168。「オメデトウ」「コンニチハ」「ヨロシク」といった気持ちを表す13の言葉に合わせられる13のマークがチャーミング。「携帯のメッセージやLINEの絵文字のように、言葉をもっと楽しんでもらいたい」との想いから、ピースやオニギリ、メガネなどのイラストが気持ちを伝えるアクセントになっています。言葉と絵文字の組み合わせは、全部で168通り。どう組み合わせるかは、アナタ次第。

使い方&楽しみ方のポイント①ギフトタグ・帯

誰かに何かを贈る時、ひとこと添えるだけで印象がガラリと変わります。スタンプのインクの色を変えるとまた違った印象へ。

使い方&楽しみ方のポイント②ふせん

職場内の伝言、家族への置き手紙など、ちょっとしたメモにも活用できます。

ハンコの魅力について聞いてみると「誰が押してもどんな押し方をしても、なぜかいい感じの雰囲気に仕上がる」との回答が。そう、デザインセンスがいまひとつの私が押してもダサくならないんです。回転印きもち168は、コミュニケーションツール以外に模様やデザインとして使うこともできます。包装紙、ブックカバー、紙袋……気持ちを伝える言葉を押してオリジナルの紙雑貨を作ってみてはいかがでしょうか。

(編集・新居鮎美)

《次号予告》
お披露目の場は、毎年もみじ市という月めくりカレンダーをご紹介します。今年のデザインは、「絶賛制作中」とのこと。ちなみに2018年度版は、数字をモチーフにした定番のナンバーポスターカレンダーと、水縞で販売している(されていた)アイテムを描いた文房具ポスターカレンダーの2種類でした。さてさて、今年の内容は?? 乞うご期待!