ジャンル:ANTIQUE

仁平古家具店

【仁平古家具店プロフィール】
東京蚤の市でもおなじみ、栃木県からやってくる「仁平古家具店」では、丁寧にメンテナンスをした日本の古道具や古雑貨を扱っています。私(担当:富永)は実店舗を訪れましたが、そこには「古いものの面白さを伝えたい、古道具の世界に足を踏み入れるきっかけになりたい」という店主・仁平透さんの思いが込められた商品たちが、どこか誇らしげな様子で並んでいました。今回は新たな試みとして、古材を使って製作したお皿や照明など、オリジナルの商品を充実させたラインナップで展開する予定なんだとか! これまでとはひと味違う仁平古家具店を、どうぞお楽しみに。
http://www.nihei-furukagu.com

【月刊 仁平古家具店 7月号】
特集「生まれ変わる古き良きものたち」
落ち着いた佇まいで出会う人の心を捉える、仁平古家具店の古道具たち。どこかほっとする雰囲気を漂わせるアイテムは、その多くが、仕入時にはボロボロの状態でやってきます。「長い年月を旅してきた古いものでも、末長く使えるように」そんな思いを込めて修繕され、新たな命を宿す古道具たち。『月刊 仁平古家具店』では、では、ひとつひとつの持ち味を見極め、その良さを残しながら修繕されてゆく過程を、写真とともにご紹介していきます。

●一脚の椅子が生まれ変わるまで
今回メンテナンスされるのは、昭和20年ごろに作られた椅子。かつてどこかの家庭で団らんのときをともにしたであろう一脚は、およそ70年の時を経て仁平古家具店のもとへと辿りつきました。

脚の先端が少しすぼまっているところが魅力的ですが、座面が破れ中身がむき出しになっています。まずは、この座面を剥がすところからメンテナンスがスタート!


ぐらつきや傾きを直し、安定感を取り戻します。


色合わせを行い、新しいスポンジと生地を張り替えて完成! 味のある風合いの骨組みと、生まれ変わった新たな座面が組み合わさり、新たな価値を創造しています。

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一口に古道具と言っても、作った地域の違いや手がけた職人のセンスにより全く違った表情を見せます。作られた当時の流行や職人の思いなどを汲み取りながらメンテナンスされた仁平古家具店の家具たちは、安心して長く大切にできる逸品。妥協のない作業の賜物です。次号は工場での作業の様子を覗きながら、生まれ変わる家具を追いかけます!

(編集・富永琴美)

<次回予告>
「メンテナンスの現場へ!」