ジャンル:FOOD

食堂souffle

【食堂souffle プロフィール】
京都・円町に店を構える小さな食堂。店主の塩見沙由理さんは、ケータリングや出張カフェを行うフードデリバラーsouffleとしてスタートし、2013年に店をオープン。不定期で店を営業しながら、各地のイベントやパーティーなどのケータリングも行い、多方面で活躍しています。ほっとするような親しみ深い献立に、意外な隠し味やひと工夫がひそんでいるのがsouffleごはんの魅力。ひと口いただけば笑顔がこぼれ、食べ進めるうちにしみじみとその“ひと手間”のおいしさが染みわたる……。そんな「幸せになれる」ごはんを求めて、店や出店イベントにはたくさんのファンがやってきます。
http://souffle-shokudo.com

【月刊 食堂souffle】

特集「食堂souffleの定番レシピ」

にんじんのラペ、ピクルス、かぼちゃの煮付けやポテトサラダ……。誰もがよく知る献立なのに、ひと口いただくと「ほんのりいい香り」「このアクセント、何の隠し味だろう?」と感じるひと工夫が凝らされている、食堂souffle・塩見沙由理さんの料理。私自身も、お店やイベントでいただくたびに「これこれ、スーフルの味だなぁ」としみじみ感じていました。ほっとするのに、家庭で作る味とはちょっと違う味わい深さ。そのレシピの秘密を、もみじ市までの毎月1つずつ公開します!

ある日の食堂souffleの定食。色とりどりのおかずがワンプレートにぎっしり並ぶ。

「お客さんから『おいしい! 何が入っているんですか?』と聞かれるとうれしくて、レシピをお伝えしたりしていました。私のレシピは、手に入りにくい調味料や食材はなるべく使わず、馴染み深い日本のスパイスなどをアクセントに加えています。今回は、souffleの定番とも言えるおかず4品のレシピを1つずつ盛り付けて、もみじ市でお出しするワンプレートを完成させますよ」

実際にレシピをお聞きすると、あの「ほっとする」感覚と「絶妙なアクセント」は、巧みな和の素材使いにあったのか!と実感。どんなアイデアがちりばめられているのか、どんなワンプレートができるのか、ワクワク「発見」してみてくださいね。まずは、こちらのひと品から。

◯柚香のにんじんラペ

《材料》
おいしいにんじん 1本
塩2g
柚香(ゆこう)果汁(なければ 柚子やレモン)大さじ1
オリーブオイル 大さじ2
柚子こしょう1g

《作り方》
1 にんじんを千切りにする。塩1gを入れて軽く揉んだ後、10分置く。
2 にんじんから出た水けをしっかり絞り、別のボールに入れる。
3 塩1g 、柚香果汁、オリーブオイル、柚子こしょうを入れ、手でよく混ぜる。

*ポイント
甘くておいしい人参を選ぶこと。
季節によって塩の量を調節すること。
柚子こしょうは、調味料や添加物の入っていないシンプルなものを選ぶこと。
おいしい気持ちを込めて 手で混ぜること。

「柚香(ゆこう)」は、果汁が多く酸味が穏やかで甘みのある柚子の品種。その果汁と柚子こしょうのピリリとしたアクセントが、ひと味違ったにんじんラペの秘密だったんですね。

もみじ市まで1つずつレシピを紹介し、こちらのプレートに盛り付けていきますよ。余白に何が入るか…ワクワク想像してくださいね。

ワンプレートにはまず、ごはんと葉野菜のサラダ、そして今回のにんじんラペを。毎月1品、デリが追加されていきます。

さて、どんなひと皿ができあがるのか、お楽しみに!

(編集・大橋 知沙)