湯川潮音「ライブ」(24日)

長い長い片思いが実ったような気分でいる。彼女がもみじ市に出演してくださることが決まってから、ずっと。事務局のみんなで、いつか出演してもらいたいねと夢に描いていたことが、今年ついに実現する。彼女、湯川潮音さんがもみじ市へやってきてくれることになったのだ。

わたしが初めて湯川潮音さんを知ったのは、今から5年くらい前のこと。なにげなく聞いていた、とあるラジオ番組でのことだった。番組の中で紹介されていた「世界でいちばん美しいブログ」、これを作っていたひとりが湯川さんだったのだ。色合いがとても綺麗な写真に、まるで命を吹き込むかのような繊細な言葉を綴っていたのが、湯川さんだった。そのブログを開いてみると、心をぎゅっとつかまれる言葉がぽつりぽつりと書かれていて、それを読んでいたら、わたしは湯川さんのことがとても知りたくなった。その直後、ラジオから流れてきたのが、湯川さんが歌う『蝋燭を灯して』。初めて聴いた彼女の歌声は、とても優しく激しく、そしてとても美しかった。初めて聴いた歌声に、あれだけ心を揺さぶられたことはなかった。

湯川さんは、小学校時代から東京少年少女合唱隊に所属し、多くの海外公演などを経験。メジャーデビューをしてからは、ライブ活動を様々な場所で行い、野外フェスにも多数参加している。また、多くのミュージシャンとの共作が話題になったり、NHK「みんなのうた」では、楽曲を提供したりと、幅広い活動は周知の通りだ。

その清らかで美しい透明な歌声は「天使の歌声」と呼ばれ、幅広い人々を魅了し続けている。『緑のアーチ』では、囁くように優しく歌うし、『ツバメの唄』では、悲しい思いをテンポよいリズムで、軽やかに歌い上げる。『おしゃべり婦人』は、ちょっとお茶目な印象。湯川さんの歌声が持つ表現力は、ギターやピアノと言った楽器に負けない、圧倒的なパワーを持つ。晴れの日も雨の日も、夏の日も冬の日も、いつだって湯川さんの歌声を聞くと、心がほろっと解き放たれてゆくのだ。

彼女の魅力は歌声だけにとどまらない。作詞や作曲も自身で手がけることがほとんどだし、ライブでは小さな体にギターを抱えて高らかに歌う。その姿はとてもかっこよく見える。かと思えば、PVではぴょんぴょん跳ねて、キュートなダンスを見せてくれたりする。湯川潮音というアーティストを知れば知るほど、彼女の底知れぬ才能をもっともっと見たいと、心の底から期待してしまうのだ。

来月、湯川さんの新しいアルバム『クレッシェンド』が発売される。このアルバムでは、キセルの辻村豪文さんをはじめとした、ミュージシャンとの豪華な組み合わせが話題となっている。発売日が今から待ち遠しい。

さて、もみじ市当日はどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。湯川さんがギターを持って、川を背にすくっと立っているシーンを想像するだけで、もう涙が出てきそうだ。気持ちのよい青空のもと、ゆるやかに吹く風と、高らかに舞い上がる湯川さんの歌声が幸せな響きとなって、みなさんの心の深い部分に届きますように。

<湯川潮音 ライブ>
日時:10月24日(日) 12:00~
場所:川を背にしたステージにて

*湯川潮音さんに聞きました

Q1. 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
まだ決めていないので、当日の朝の気分で決めようと思います!

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
周りの人から面白い市だよーと前々から聞いていたので、いろいろ見てまわりたいです。 

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
だいぶ涼しくなってきたので、ぜひお誘い合わせのうえ遊びにきてください!

さて続いては、今年のもみじ市のフィナーレ、パレードを先導してくれる楽団が登場!

文●早川絵梨

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