手紙の木

あなたは、木の名前をいくつ知っていますか? 桜、ケヤキ、白樺、スズカケ、モクレン、キンモクセイ。木の名前をたくさん知っていると、何だか新しい友達ができたような気持ちになります。公園で、街路樹で、見かけるとついうれしくなって「やあ!久しぶり」と声をかけたくなるような。

今日は一つ、秘密の木の名前を教えます。それは「手紙の木」。
「そんな木、初めて聞くけど、何だか素敵な名前だなあ」と言う人には、その木がどこにあるのかも、こっそり教えましょう。手紙の木は年に一度、もみじ市が開催される2日間だけ現れる不思議な木。葉っぱの形や花の色は、残念ながらわかりません。だって手紙の木は、毎年とびっきりのお洒落をして、私たちの前に現れてくれるのですから。どんなおめかしをしてくれるのか、知っているのは、チームDOM.F..の迫田さんだけ。彼は、手紙の木の名スタイリストなのです。でもね、手紙の木を育てているのは、みなさんの手紙なのです。もみじ市を訪れたみなさんが書いてくれたたくさんの手紙が、栄養分です。

手紙の木を見つけたら、そばにある便せんを一枚、とって来てください。そして、この市に訪れた「誰か」に向けて、手紙を書いてみましょう。手紙なんて最近全然書いてない? 大丈夫、大丈夫。もみじ市に来たきっかけ、おいしかったもの、小さな夢や大好きな歌のこと、内容は何でもいいのです。差し支えなければ、差出人さまのメールアドレスもお書き添えください。書き終えたらそっと、手紙の木の枝に掛けましょう。

毎年、毎年、すずなりの手紙を枝いっぱいに実らせ、手紙の木は生長しています。一年がめぐるたびに、すてきに変身している理由は、みなさんの書いてくれた手紙のおかげですよ。

最後に一つ、手紙の木に出会ったときの約束を覚えていてください。自分の手紙を掛けたら、そこにある誰かの手紙を一つ、持ち帰ってください。きっとあなたと同じように、ちょっと恥ずかしげに、でもとてもワクワクした字で、メッセージが書かれているはずです。そこに連絡先が書いてあったなら、ぜひ、お返事を書いてあげてください。

ね、木の名前を覚えると、友だちができるような気がするでしょう? もみじ市の会場に着いたら、「手紙の木はどこですか?」と聞いてみてくださいね。

*さて続きましては、子どもたちには耳寄りなお話!

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