カテゴリー: ENTERTAINMENT


チームDOM.F..「会場装飾」

もみじ市まであと2日。緊張感とわくわく感が混じり合った、その複雑な気持ちが盛り上がって来た頃、この人がむくむくと動き出す。ずっとあたまの中でぐるぐると描いてきたことを、急ピッチで形にしていく。その頭の中は、本人しかわからないけれど、この人に頼めば何も心配はいらない。きっと私たちが期待していた以上に、なにか「すごいこと」を考えてくれていると確信しているから。

その人とは、世田谷区喜多見にある花屋さん、DOM.F..の迫田憲祐さん。駅前の商店街にある小さなそのお店は、私たちが住む街の自慢の花屋さんであり、私は彼をアーティストだと思っている。

そのお店の佇まいは、けして「かわいいお花屋さん」とはいえない独特の雰囲気を醸している。店内はドライフラワーやツルを使って装飾され、店にならぶ花は、バラやガーベラでも、色が個性的だったり、花びらが多かったりと、「ありきたり」ではないものばかりが並んでいる。

私自身、花を飾ることが好きだし、花を贈られるときの嬉しさもわかっているから、誰かに贈るときは、「その人のために選ばれ、束ねられた花」を贈りたいと思う。だから私は、彼にお願いする。「私にとって、こんな人に贈りたいんだ」と話すと、彼は、色の組み合わせ、形のおもしろさなど、ひとつひとつの植物が持つ個性を引き出しながら、私が想像もつかなかったような個性的、かつ、その意図を汲んだなものに仕上げてくれてる。元気な男性にはユニークに、女性友だちには、熟した色合いを重ねながら。それを贈られた人の喜ぶ顔を想像すると、こちらまで嬉しくなる。だからまた、この花屋さんに足を運ぶ。

迫田さんは、第一回目のもみじ市から参加し、会場を花と植物で彩ってくれる。何もない殺風景な会場を、ひとつにまとめる重要な任務だ。迫田さんが作る大きなオブジェや飾りは、来る人たちを、いっそうわくわくさせ、写真スポットにもなっている。

彼とは、もみじ市が少しずつ大きくなる道筋を、ずっと一緒に歩んで来た。だから、まだもみじ市が小さかったときのあったかさも知っているし、規模が大きくなって、たくさんのお客様の笑顔に讃えられた後の充実感も知っている。困ったときの愚痴も笑って聞いてくれるし、どうしたらいいかわからないときは、ポンと投げてみれば「うん、わかった」といってそのまま受け止めて、思いもよらないすばらしいものを完成させ、もみじ市を彩り、盛り上げてくれた。いつもお願いする花束と同じように、「表向きには」ひょうひょうと。

でも、私は知っている。もみじ市の直前に何度か迫田さんの元へと足を運ぶ中で、ある日から少しずつ顔つきが変わって行くことを。

「今年はどんなの作ってくれるの?」「う~ん、まだわかんない」
こんな会話がかわされたのは、開催の1ヵ月前。

「そろそろ決まった?」「う~ん。まだね、会場に行ってちょっと考えてくるわ」
こんな会話は20日前くらい。

「会場はどうだった? どんな感じになりそう?」「今年は広いね~。どーしよっかな~」
もう2週間前ですよ。迫田さん。

その間、配置図ができては会いに行き、DMができてはお店に届け、会場マップができては、再び打ち合わせに行く。その答えは淡々としているけれど、迫田さんの中では何かが動いていることは、その顔を見ていればわかる。頭の中でぐるぐると会場のイメージが描かれていて、「よし、今年も、やっちゃうよ!」という、心の深いところでの意気込みを。

そして一週間前。
「イメージはできた。あとは仕入れ次第だね」

生ものである植物を、市場から大量に仕入れる。それも極力予算を抑えたいというこちらの要望があるから、市場に出たもの勝負という部分が大きい。だから、直前にならないと、実際に制作に動くのが難しいのだ。そう言いながらも、庭仕事をしながら集めたという剪定枝が、店頭に山のように並んでいた。もう、準備は始まっていたのだ。

「お金をかければ、どんな装飾だって、何だってできるよ。でも、もみじ市ってさ、そういうことじゃないよね。何にもない河原におおきな装飾をするのは、土台から作らなくちゃいけないから結構たいへんでさ。これまでも、頭の中ではイメージできてるんだけど、チャレンジしては、やっぱりできなくて壊すことの繰り返しだった。でも、今年はできるかもね。安くあげる工夫も、俺、うまいよ!」

あの大きな会場を彩ってみなさんを迎えるために、みなさんを「あっ!」と驚かせるために、迫田さんは今年も「すごいもの」を作ってくれそうだ。

別れ際、いつものようにひょうひょうと、こんな一言を言ってくれた。「うまくできるよ! どんなものができるかは、いまは言えないけどね」

出た。開催直前の私たちの不安な心をすべてぬぐい去ってくれる、この温かくも、自信に満ちたひと言が。あとは任せましたよ、迫田さん。

みなさんを出迎える入場口、もみじ市のシンボルとなる「手紙の木」、ライブが行われるステージに、華やかな個性溢れる植物たちの装飾があったら、これが迫田さん率いるチームDOM.F..の仕事です。それはきっと、「もみじ市」という、多摩川の河原に2日間だけ現れる街に作られる、公園のような憩いの場になることでしょう。

もみじ市まであと2日。もうすぐ、その日がやってくる。

*DOM.F..の迫田憲祐さんに聞きました。

Q1. 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加して いただけるのでしょう?
(仕入れが終わった)木曜日には答えられるけどね。今は難しい質問だね。ひと言で言えば「ラフレシア」って感じかな。でも、この花のようなものをつくるわけじゃないよ。「ラフレシア」っていう言葉のイメージね。

*ラフレシアとは、東南アジアなどに生殖する多肉性の植物。花は直径90cm程にも達するものもあり、「世界最大の花」とも言われている。

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
ふつうに楽しみたいです。

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
ラフレシア!

残すところ、あと4組。さて続いては、荻窪からあの「たべごとや」がもみじ市にやってくる。予約なしでは入れない、あの店が出てくれるなんて…奇跡。

文●わたなべようこ

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東京アイリッシュカンパニー「パレード」

彼らの音楽は、ノンストップ。一度始まると、まるできりがないのです。ただひたすらに音楽をやるその姿は、この上なく楽しく明るく、そして気持ちがいい。聴いているうちにどんどんグルーブ感が高まっていき、演奏と聴衆が一体になって、盛り上がっていきます。聴くたびに思うのは、どこまでも広がっていくようなイメージ。どこかの草原にいて、空がずぅっと広がっていくような、景色と一体になってしまいそうな、そんなイメージ。曲が盛り上がっていくと、途端に景色は街のお祭りへ。みんなが仲良く踊って騒いで、ジョッキ片手にワイワイやっているような。とことん盛り上がって気持ち良くなったところで、急速に曲調は落ち着き、すぅっと終わっていきます。聴き終わった後の余韻も心地よく、いい時間を過ごせたな、という満足感に浸れます。

こんな楽しい音楽は久しぶり! 高校の頃やっていたギターアンサンブルを思い出して、ちょっと体がウズウズします。なるほど、つまりは参加している感覚になれる音楽ということなのかも。ぜひ一緒に混じってなにかやってやろう、という気にさせられるのです。手を叩こう。ステップを踏もう。なんなら合わせて歌っちゃおう。僕の友人は結婚式に彼らを呼び、ウェディングドレスとタキシードのまま飛び跳ねて踊っていました。それくらい、彼らの音楽はワクワクするのです。

東京アイリッシュカンパニーは、アイリッシュミュージックを奏でるプレーヤーたち。各々、普段から色々なチームのプレーヤーとしても活躍している彼らをまとめているのが、バウロン奏者のトシバウロンさん。トシさんはアイルランドに旅行で行ったとき、アイリッシュミュージックを生で聴けることに魅力を感じ、パブ巡りをしたそうです。その後、1年間アイルランドに留学をしている間に、聴いているだけでなく自分も参加してみたいと思い始めたそうです。

「パブのセッションに毎日通うようになったんですけど、毎日通えば通うほど、聴くだけでは満足いかないっていうか。むしろ、演奏者としてやってみたいというよりも、その輪の中に興味があったんですよ。輪の中にいると見える風景が違うのかな、とか。見ているだけでは近いようで遠い感じだった。それで、とにかく入りたい一心で楽器を探して、安いのがホイッスルかバウロンだった(笑)。で、バウロンをやってみようと思いました」

バウロンは音域のある不思議なタイコ。横向きに持ち、バチをクルクル回しながら演奏をする、ちょっと珍しい打楽器です。
「バウロンはとても歴史の浅い楽器です。というのも、アイリッシュの音楽はそもそも、旋律の中にリズムがあるんです。打楽器はリズムをとるために鳴らすものだから、トラッドなアイリッシュではほとんど使っていませんでした。最近はバンドのように演奏するスタイルが生まれてきたので、活躍の場が増えています」

旋律の中にリズムがあるというのは、ちょっとびっくり。独特のあの曲調にはそんな秘密があったんですね。他にも、違う楽器で同じ音のメロディを演奏するのもアイリッシュの音楽の特徴。どこかへ旅に来たような、それでいて懐かしいような、音の重なりあい。いつまでも聞いていたくなってしまうのです。

もみじ市では流しの楽団として、日曜日の会場のどこかで心地よいひと時を作りだしてくれます。さらには、パレードを盛り上げる演奏をしてくれる「もみじパレード楽団」にもなってくれるのです! もみじ市のグランドフィナーレは、彼らの演奏に身を任せ、歌って踊って、楽しんでくださいね!

*東京アイリッシュカンパニー トシバウロンさんに聞きました

Q1. 今回はどんな”いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
パレードの盛り上げ役を仰せつかっているので、皆さんを盛り上げて、陽気に踊らせたいです!

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
お買い物をしているみなさんに混じって演奏し、色々な人と接点をもちたいです。

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
アイリッシュもそうですが、関わっていくと楽しめるので、受け身ではなく積極的に関わって楽しんでほしいと思います。僕たちも初参加なので、思いっきり楽しみたいと思います。

いよいよ、残すところあと5組!さて続いては、もみじ市のシンボルを作ってくれるあの人たちが、今年も会場を華やかに彩ります。

文●八木章

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池谷禎俊「馬頭琴」(24日)

 9月26日に、もみじ市事務局の基地がある手紙舎で開催された交流会。もみじ市を1ヵ月後に控えた出店者のみなさんとスタッフが集ったその場を、池谷禎俊さんの奏でる馬頭琴が盛りたててくれました。ときにやさしく、ときに激しく、たゆたうように、リズミカルに……、まるで歌うように奏でられるその音色に、会場にいたすべての人々が引き込まれていきました。
 
「自分が奏でる音と、それを聴いてくれているみなさんとが一体となったとき、何ともいえない高揚感、心地良さに包まれるんです」

池谷さんと馬頭琴との出会いは、今から7年前のこと。東京都狛江市のライブハウスで開かれた、小さなライブがきっかけでした。

「馬頭琴に弦は2本しかありません。奏でられる音の幅も、約2オクターブ半と限られています。それなのに、豊かな抑揚や微妙なニュアンスが、無限に表現できる。その独特な音色と出会ったとき、体中に衝撃が走りました。それまではギターを弾いていたのですが、自分が弾きたかったのは馬頭琴だったんだ、と直観的に思ったのです」

すぐにライブに出演していた方に声をかけ、早速習い始めました。その後、日本や内モンゴル自治区をはじめ、世界中で活躍する、著名な馬頭琴奏者チ・ブルグッドさんを紹介してもらい、池谷さんはブルグッドさんのもとで馬頭琴を学ぶことに。現在では、ブルグッドさんが結成した、日本人のみによる馬頭琴アンサンブル「TOKYO万馬―馬頭琴アンサンブル」の一員として、本場モンゴルで開催された「国際馬頭琴フェスティバル」などにも出演。その演奏は、日本国内はもちろん、本場モンゴルでも高い評価を受けています。

「ぜひ、一度弾いてみてください!」
後日、調布市にある住まいを訪ねると、池谷さんはそう言って馬頭琴を手渡してくれました。胴を両足で挟んで固定し、左手で馬の毛でできた弦を押さえ、右手に弓を持って弾くのですが、何よりも驚いたのは、弦を上からではなく横から押さえるということ。

「ギターなどとは違って、手を広げるように力を入れ、弦の横から指をあてるようにして弾くのが馬頭琴の特徴。そのため、その人の指の形や力の強さによって、音色が変わってくるんです」
 
さらに、池谷さんは続けます。
 
「人によって歌声や性格が違うように、馬頭琴はその人だけの音色を生み出すことができます。だから、大げさに強く弾いたり、わざと悲しそうに弾くのではなく、馬頭琴と自然体で向きあっていきたい。自分の中にある感情を、等身大の自分を音にしていきたいのです」
 
取材中、池谷さんは“自然体”という言葉を、噛みしめるように何度も口にしました。自然体とは、素の自分であること。やりたいことに正直であること。

「7年間、馬頭琴を弾いてきて、自分の音がだんだんと変わってきているのを感じます。無心になって自然体で馬頭琴と向き合えたとき、まるで自分が音そのものになったかのような、不思議な感覚に包まれるんです」

池谷さんの馬頭琴ライブは、24日(日)の11時30分からと、13時30分からの2回、開催されます。13時30分の回では、懐かしのモンゴル民話『スーホの白い馬』の読み聞かせに合わせて、馬頭琴を奏でてくれます。その音色が、多くの方の心に響きますように。池谷さんと馬頭琴、そして会場にいるみなさんとが共鳴して生まれる音を、ぜひ堪能してください。
 
<池谷禎俊 馬頭琴ライブ>
日時:10月24日(日) 11:30~、13:30~(読み聞かせとともに)
場所:川を背にした草原にて
 
*池谷禎俊さんに聞きました
 
Q1.今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
 
毎年1回、開催されるもみじ市を、ぼくはもうひとつの誕生日だと思っています。もみじ市のあたたかい空気感をつくる一部に、なれたら嬉しいです。
 
Q2.もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか? 
演奏の合間に会場を巡って、多くの方との出会いも楽しみたいです。
 
Q3.もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
多摩川の草原に流れる馬頭琴の音色を、ぜひ楽しんでください!
 
さて続いては、かつて谷中にあったあの小さなお店がもみじ市で復活!

文●杉山正博

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井田耕市「もみじ市立体会場マップ」

僕はいつも手紙舍にいるから、知っているのです。それは、例えば秋の午後4時、傾きかけた日の光が壁に飾られた寺澤太郎さんの写真や本棚にやさしく降り注ぐことを。夏の暑い日でも、奥の小屋からキッチンの横、そして客席へと涼やかな風が通り抜けていくことを。そして、店内から団地の商店街を眺めると、建具によって四角く仕切られたその風景が、まるで映画のワンシーンのようにノスタルジックに見えることも。たくさんの人が手紙舍でうれしそうに写真を撮っていくのは、そんなふうにこの場所にいくつものうつくしい時間、うつくしい場所があるからなのだということを。そして、そんな多くの人に愛される場所をつくりだしたのが、井田耕市さんだということも。

井田さんの仕事は、建築物や空間の設計。これまでさまざま物件に携わってきましたが、手紙舍をはじめ、オカズデザインのアトリエである「カモシカ」、合羽橋のカフェ「itonowa」、国立のお菓子屋さん「foodmood」、そして吉祥寺のお菓子屋さん「tatin」の設計を担当したといえば、みなさんには彼がどのような仕事をする人なのか、わかっていただけるのではないでしょうか。

「設計という仕事は、できるだけたくさんお施主さんとコミュニケーションをとって人を“読む”部分と、場所を読んで作り上げる部分があると思っています。もともとはなにもなかったり、ボロボロになってしまった場所に、ここにカウンターを置いたらどうか、ここに階段をつくればいいんじゃないか、などと考えていくと、その場所が“解ける”ときがくるんです。それが設計をやっていて楽しいところですね」

読むと言うのは、たとえばお施主さんがどんな建物や空間にしたいと思っているのかという、人の思いを汲み取ることであり、どのようにすればその場の持つ特長が活きるのか、その場所を見極めること。場所が解ける、というのはその場所を活かす方法を見つけること。井田さんは、何度もコミュニケーションをとり、何度も足を運んでその場所を見て、丁寧にその場にあるべき空間の姿を見つけるのです。

いつも井田さんは「それが誰の作品か、と聞かれたら、お施主さんの作品だと思います」と、言うのです。どのような素材を使って、どんな空間を作るかを施主に提案するわけですから、設計した空間には井田さんの個性が出ます。そしてその場所で多くの人が満たされた時間を過ごしています。だから手紙舍をはじめとして井田さんが設計を担当した建築物は、すべて井田さんの誇るべき作品だと僕は思います。それでも、「僕の作品ではないです」と井田さんは言うのです。でもね、僕は知っているんです。そんなふうに謙虚で、相手の思いを深く理解しようとつとめる優しい井田さんだからこそ、手紙舍のように誰もが憩う、あたたかい空間がつくれるのだと。

そんな井田さんが、今回のもみじ市で、会場の入り口付近に立体マップを設置してくれることになりました。それは大きさが910×1820mmもあって3×6版という大きさの板を6枚も使うもの。一般的にはスチレンボードなど加工しやすい素材でつくられる「コンタ模型」(等高線によって段がついている地形模型)を、木の板でつくるのです。刃渡りが120mmの引廻鋸というちいさな鋸でキコキコと板を切り(指をマメだらけにしながら!)、やすり、オイルを塗って、会場マップの土台をつくってくれました。そこには出店者さんたちが手づくりしたちいさなお店が並べられます。ガラスでできたもの、パンでできたもの、ちいさなちいさなティーセット、紙粘土でつくられたもの、お菓子に旗を立てたもの、木、陶器、紙、などなど。本物のもみじ市と同じように、たくさんの作家さんの個性が、この場所に詰め込まれています。

「模型は家の高さに目線を持ってきて見るのが楽しいですよね。想像の中でその世界を歩き回る。そうやってこの模型の世界に入ってほしいですね」

どうか、少し目線を下げて、立体マップを覗いてみてくださいね。そこにはもうひとつのもみじ市があって、その世界にきっと、あなたは引き込まれていくはずだから。立体マップのそばにはいくつかの小さな木の家が置いてあります。それを立体マップの好きな場所に加えてください。そうすればもうあなたも、もみじ市というちいさくて、にぎやかな架空の町の一員です。そう、これは井田さんと、出店者さんや僕たちスタッフと、みなさんの、つまりもみじ市に関わるすべての人による作品なのです。ぜひ、会場でご覧になってくださいね。そして、あなたのお家を加えて、この立体マップを完成させてください。

立体マップのそばには井田さんがこれまで手がけてきた建築物の模型を展示します。もちろん手紙舍の模型もありますよ。当日も井田さんは立体マップ周辺をうろうろとしているはず(笑)。お店を始めたい方、自宅のリフォームをお考えの方、ぜひ井田さんに声をかけて相談してみてくださいね。

*井田耕市さんに聞きました

Q1 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
鼻歌交じりに参加できればと思います。

Q2 もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
鼻歌交じりにひとつひとつのブースをゆっくりと見てまわりたいと思います。

Q3 もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客様にメッセージをお願いします!
鼻歌交じりにのんびりぶらぶら歩きを楽しんでもらえればと思います。

さて続いては、ライブのお知らせ。あの人とあの人が手を携えて登場です。

文・セソコマサユキ

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ねるやま研究所「かわいい映像教室」

CM、見てますか? そうです。もちろん「もみじ市CM」のことです。僕は「たいやきや ゆい」バージョンがリズム感が良くて好きだなぁ。「ごはん屋 ヒバリ」のオムライスや「dans la nature」のスコーン、「サルボ恭子」さんのサンドイッチなんておいしそうすぎて本当にヤバい! イサドさんもかっこいいし、「大図まこと」さんバージョンのポップな感じも捨てがたい。なかなか会えない作家さんの素顔や工房での手仕事の様子が見られる貴重な映像だし。結局、全部好きなんだなよなぁ。で、このCMの演出を含め、撮影、編集のすべてをひとりで手がけているのが、ねるやま研究所のねるやまさん。

ねるやま研究所」は“ねるやま”さんによる映像企画ユニット。たとえば昨年のもみじ市でライブをしてくれたnaomi & goroさんの「Days of May」のプロモーションビデオを監督したのもねるやまさんなのです。

出会いは333DISCS手紙社、ねるやま研究所が制作する「チャンネル三輪舍」でした。その中でねるやまさんは自身が企画する「かわいい映像」という番組を通して、映像(動画)の楽しさを伝えてくれています。「パン」(カメラを横に動かすこと)や「ティルト」(カメラを縦に動かすこと)などの基礎的な撮影技法から、「ジオラマ動画」や「ストップモーションアニメ」などのユニークな映像まで。動画は写真とおなじ「撮影」するものなのに、写真より少し敷居が高いような気がしていた人はいませんか? 僕もそのひとりだったのだけれど、むずかしく考えずに気軽に楽しめるものなんだ、そう教えてくれたのが、ねるやまさんでした。

その一方で、もみじ市CMのように「プロの技」も見せてくれるのです。出店作家さんの工房を訪ねては作業風景や作品を、到着してからほとんど即興で撮影。その様子を見させてもらっているのですが、できあがったCMをみるといつも驚かされるのです。何時間もかけて撮影したものが30秒に凝縮された、それはまさにひとつの「作品」。おいしいものをよりおいしそうに、かっこいいものをよりかっこ良く、ときにはちょっと意外な視点から。

「こういう場合は、このように撮影するべき、といったような答え合わせではなく、自分でも嬉しいサプライズを感じながらものづくりをすることが大切だと考えています。そして、視聴者の方に『?』を楽しく投げかけたいんです」

「動画」というデジタルの世界と、もみじ市とではとてもかけ離れているように思えるかもしれないけど、ねるやまさんの映像づくりに対する姿勢は、とても真摯でまさに「つくり手」そのものだし、ねるやまさんがつくり出す「かわいい」映像の世界は、もみじ市にきてくれるお客さんたちにも絶対喜んでもらえるはず、と出店のお願いをしたのでした。

映像を作り続けるねるやまさんの動機はとてもシンプルで、「見たことないものを、見たい」ということ。そんなねるやまさんが作りだす映像を、一気にたくさん見ることができるなんて、とても幸運なことだと思うのです。さて、映像制作の楽しさを伝える「ねるやま映像教室」も主催しているねるやまさん、もみじ市では何をしてくださるのでしょう。

「もみじ市CMは楽しんでいただけましたか? もみじ市では、みなさんと一緒にかわいいオリジナルCMをつくりたいと思います!」

おお! それではさっそく、ワークショップ「かわいい映像教室(CMをつくろう!)」の内容をご紹介しましょう。

まずは、どのような目的(記録? プレゼント?)で作るか考え、 主役を決めます。主役はモノ(例えば大切にしているぬいぐるみやキャラクター、雑貨など何でも)でも、ヒト(お子さんやご家族、そして自分など誰でも)でもオッケー!

次に構成を考えます。構成とは何をどう動かして、それをどういう順序にするか、ということ。要するにその映像の予定表のようなものですね。「コンテ用紙」(事前にお渡しします)というものに、イラストや言葉を使って「構成」をわかりやすく書き込む作業になります。これは当日までにじっくり考えてみましょう。

それをもとにもみじ市会場にて撮影をスタート。ねるやまさんと一緒にデジタルビデオカメラでイメージに沿って撮影していきます。撮影したデータをパソコンに取り込んで、専用のソフトで編集(編集作業がどのようなものか見ていただきつつ、ここはねるやまさんにお任せを!)、そして完成! というのが流れ。完成したCMはDVDに保存して後日お渡し、となります。

カメラ、パソコン等の撮影機材はねるやま研究所でご用意します。みなさんは、使用したい“モノ”や、登場させたい“ヒト”をつれてきてください。考えてきていただいた構成をもとに、その場でねるやまさんと一緒に撮影プランを考えてすぐに撮影スタートです。撮影はねるやま研究所の簡易撮影スタジオ(白い背景が用意されています)および、もみじ市会場になります。

>たとえば「子どもの記念写真ならぬ、記念ムービーを」「もみじ市CMがとても好きなので、自分のバージョンも作ってみたい!」といったものから、誕生日や結婚式を迎える大切な人へ、サプライズで贈る「プレゼントムービー」など。作成した映像の使い方は自由です。プロの指導のもとに映像を作れるチャンスなんて滅多にないですよ。予約制ですので、ぜひお気軽にお申し込みください! デジタルカメラやiPhoneなど携帯電話の動画機能で、簡単に撮れるこの時代、自分でもみじ市CMのようなかわいい映像を作ることができたら楽しいと思いませんか? 「かわいい映像教室」で、ぜひ動画を“撮影”する、“編集”する、“見る”楽しさに触れてみてくださいね。

さらに、「かわいい映像」のエンディングテーマを担当するマトリョミン奏者が率いる「ザ・プーチンズ」のスペシャルミニライブも開催(24日 13:00~)される予定。「ねるやま研究所」ブースをお見逃しなく!

〈「かわいい映像教室」CMを作ろう! のご案内〉
日時:10月23日(土)[第1回 11:30~/第2回 14:00~]
10月24日(日)[第1回 11:00~/第2回 14:00~]
定員:各回 1組(予約制 先着順)
所要時間:90分
参加費:5,000円

※完成ムービー(30秒)はDVDにして後日お送りいたします。マスターデータは一般的なパソコンで再生可能なquicktime形式でのお渡しとなります。

〈かわいい映像教室 お申込方法〉
申込フォームからご予約→「ワークショップ申込
◆件名「かわいい映像教室」を選択していただき、以下の内容を明記のうえ、ご予約ください。
◆参加者全員のお名前
◆参加希望日時 23日(土) or 24日(日) 第1回 or 第2回
◆メールアドレス
◆当日連絡のつく電話番号

*ねるやまさんに聞きました

Q1. 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
CM収録の際にお土産でいただいたkata kataさんの蝶ネクタイや大図まことさんの名画ブローチをつけていきます!

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
みなさんとの出会いを楽しみにしています!

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
ものづくりの作家さん、運営スタッフがもみじ市にかける情熱は本当に凄いんです。ここまで丁寧に準備された素敵なイベントは他では絶対に体験できません。寝坊して、幻のイベントにならないようにみなさん頑張って早起きしてくださいね!

さて続いては、かわいい人形を引き連れて、今年もあのイラストレーターが登場!  スペシャルコラボ企画もあるらしい!?

文・セソコマサユキ

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キノ・イグルー「謎のえいがかん」

「こんな所でも、映画を楽しめるんだ」
彼らの活動を見ていると、いつもそう思う。映画は映画館で見るものという考え方しか持っていなかったわたしにとって、彼らとの出会いは、とても新鮮なものだった。

ある夏の日、東京の、とあるカフェで開かれた「キノ・イグルー」の上映会は、ソファに座っている人もいれば、床にしゃがんでいる人もいて、みんな自由なスタイル。壁に映し出された映画は昔のモノクロ映画だったのだけれど、ちっとも古さを感じない。蚊取り線香の匂いに包まれながら観たその映画は、今でもわたしの頭の中に鮮明に残っている。そして、映画のあとにカフェの方が出してくれた「夏」がテーマのごはんがとてもおいしくて、上映会の記憶をさらに色濃いものにしてくれたのだった。その、わずか数時間の出来事で、わたしは彼らから映画を自由に観ることの楽しさを教えてもらった。

彼らとは、「キノ・イグルー」の有坂塁さんと渡辺順也さんのおふたり。おふたりは、日本全国で映画を「観る」面白さを伝えている、移動映画館の館主だ。彼らは、カフェやギャラリー、美術館、雑貨屋さん、はたまたホテルの屋上などなど、あらゆる場所で映画を上映している。これまでに、ジャック・タチの映画など、100本以上上映をし、映画の面白さを伝えてきた。

そんなキノ・イグルーの上映会は、毎回とてもユニークだ。映画を観る時間や空間すべてを楽しんでもらおうという思いから、映画のイメージに合わせたコース料理やパン、お菓子、デザートを提供したり、ミュージシャンのライブや、イラスト展などを同時に開催したり。次は、どんな場所で、どんなジャンルの人と一緒に上映会をやるのか、そして、どんな映画をわたしたちに見せてくれるのか、大きな期待でいっぱいになる。

有坂さんは現在、雑誌『雑貨カタログ』で連載をしている。毎回、対談相手の好みなどを聞いた上で、その人にぴったりの映画をおすすめするというもの。本を開く度に、わたしの知らない映画のタイトルが書かれているから、その足でレンタル屋さんに向かうこともある。有坂さんは洋画邦画問わず、月に何十本もの映画を観るのだそう。それをもう何年も続けているというのだから、映画の知識はそれはそれは深いのだろう。わたしも、初めて有坂さんにお会いした時に、おすすめの映画を紹介してもらった。初対面なのに、少しお話しただけで、どうして好みの映画が分かってしまうんだろう、と不思議に思ったものだ。けれど、紹介してもらった映画はわたしの心にぐっとくる、素敵なものだった。

もともと、有坂さんと渡辺さんは中学の同級生だったそうだ。キノ・イグルーとしての活動を一緒に始めたのは今から7年前。ちなみに、今のおふたりにとって、それぞれがどんな存在なのかを、こっそり聞いてみた。
「月並みですが『波長があう』としか言いようがない」(有坂)
「盟友とでもいいますか『こんなのあったらいいのに』に向けて根本的な方向性が同じでやっていける人。あと、気をつかわないかな(笑)」(渡辺)
とのこと。なんだか、微笑ましい。

有坂さんも渡辺さんも、見た目は穏やかそうに見える。けれども、お話をしてみると、自分たちの活動に対する熱い思いや、活動を通して出会うたくさんの人たちとのつながりをとても大事にしているのを、強く強く感じる。毎年お会いする度に、日本全国様々な場所に活動を広げていて、わたしはそれを聞く度にすごく嬉しくなるのだ。わたしが教えてもらったように、映画を自由に楽しむことの心地よさを、また多くの人が教えてもらったんだなと。

もみじ市では、去年と一昨年、「テントえいがかん」と名付けた上映会をしてくれた。特に子供たちに大人気で、何度も何度もテントの中に来てくれた子がいたそうだ。毎回、当日まで内容は一切秘密にされているキノ・イグルーのもみじ市映画館。今年はどんな映画をわたしたちに見せてくれるのだろう。みなさん、どうぞお楽しみに。

*キノ・イグルーさんに聞きました

Q1. 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?     
今年は「謎」につつまれた映画館をやります。建て物も上映作品も「謎」。毎回 “きまぐれ館主(キノ・イグルー)” が、その時の気分で上映作品を選ぶため、何が観られるかは始まるまで「謎」なんです。1回10分程度のショートプログラムなので、ぜひ買い物気分で遊びに来てくださいね。

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?  
いつもどおり、のんびりと。

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
もみじ市には、映画館もあるんですよ~。

さて、続いては、映画館に行ったら、映画を撮りたくなりませんか? もみじ市CMの監督が登場!

文●早川絵梨

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早稲田大学ジャグリングサークル「infinity」

東京・大久保の戸山公園。昼下がりの公園では、近隣の大学、専門学校の学生サークルが練習に励んでいる。サークルのジャンルもさまざま。フットサルあり、ダンスあり、格闘技あり…。その公園の一角で、ちょっと風変わりな一団を見つけた。お手玉のように赤や黄色のボールを操っている女の子がいるかと思うと、その隣では、男の子がひもを使って大きなコマのようなものを空高く放り上げている。14、5名の若者たちが、思い思いの道具を使って、ジャグリング(大道芸)の練習をしているのだ。それが早稲田大学ジャグリングサークル「infinity」だった。

「先輩たちが学内でサークルをつくったのは4年前でした。現在、活動しているメンバーは約30名。正式な練習は木曜日と土曜日の週2回なんですが、部員同士で誘い合って、ほとんど毎日この公園で自主練しています」

と語ってくれたのは幹事長の岡達也くん。早稲田大学の2年生だ。とはいえ、岡くんのジャグリング暦はもう5、6年になる。中3のときにジャグリングに出会い、高校時代には友人たちと同好会を立ち上げ、文化祭などでパフォーマンスを披露していたそうだ。

「いまのメンバーの半数は高校時代からジャグリングをやっていた経験者なんです。なかには、12歳からヨーヨーを始めて、東京都から『ヘブンアーティスト』(大道芸公認資格)のお墨付きをもらった先輩もいます」

メンバーはそれぞれ得意技をもっている(サークル内では「本職」と呼ぶらしい)。大道芸ではおなじみのボールやリング、コマを使ったディアボロ、四角い箱をつなげるシガーボックス、2本の短いスティックで長い棒をあやつるデビルスティック、なかには縄跳びを使ったジャグリングもあるという。

「いったんコツさえつかめれば、あとは大丈夫。楽器とちがって、毎日練習しなくても、急に出来なくなるということはないですね。そういう意味では、自転車に近いんです」

ためしにシガーボックスに挑戦してみたが、一見簡単そうに見えて、これがなかなか難しい。コツをつかむまでは、辛抱強く、ひたすら練習あるのみらしい。ちなみにサークルの練習は見学大歓迎。前もってサークルのホームページから連絡をすれば、その場で指導もしてくれるそうだ。

そんな彼らが、今回の「もみじ市」に来てくれることになった。
「土曜日と日曜日、選抜メンバーで参加します。普段から老人ホームや子供たちのイベントによばれたりもしますが、僕たちはアマチュアなので、その場で芸を披露しておひねりをもらうわけじゃない。それよりもワザがきまったときに、盛大な拍手をもらうのが、サイコーにうれしいんです」

了解、了解。さあ、お待たせしました。ジャグリングサークル「infinity」の登場です。みなさん、盛大な拍手を!

*早稲田大学ジャグリングサークル「infinity」幹事長・岡達也くんに聞きました

Q1. 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
サークルで作ったオリジナルTシャツでいきます。

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
パフォーマンスで、お客さんのみなさんと一緒に盛り上がりたいです!

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
自分たちのパフォーマンスがない時間を縫って、自分たちもいろんな作家さんのお店を回るのが、とても楽しみです。ぜひみなさんは時間をいっぱい使って楽しんで下さい!

さて続いては、あの、和菓子職人が今年ももみじ市に!? 君は一体どこへ行ってしまったんだーっ!

文●秋月康

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ウクレレ部長「ウキウキウクレレワークショップ」

ポロロンポロロン…。
どこからともなく鳴り響くウクレレの音。もみじ市恒例の人気ワークショップ! ウクレレ部長大塚君によるウキウキ・ウクレレワークショップのお知らせです♪ 秋風が気持ちよい草の上でのんびりウクレレを習ってみてはいかがでしょう?

いろいろな作り手の人たちが集まるもみじ市ですが、今回ご紹介する大塚くんは、普段は普通(?)の会社員として働いています。会社のデスクに置かれたパソコンの前に座りながら、日々、社会と闘っているのです(おそらく)。

けれど、1年に1度だけ。秋の2日間だけは、大塚くんはただの会社員ではなくなります。ただの会社員じゃなかったら、何になるのかですって? それはもちろん。もみじ市に一筋のさわやかな風を吹かせるべく、ウクレレ部長に変身するのです!

ワークショップの意味はもちろん、言葉自体を知らなかったという大塚くんは、第1回目のもみじ市で初めて、ウクレレの弾き方を教えるワークショップに挑戦しました。そして、それから毎年。お客さんにウクレレの楽しさを伝え続けています。

あるとき、懸賞でハワイ旅行が当たった大塚くんは、ウクレレの本場・ハワイを訪れます。そこでふと思い立ち、ウクレレでストリートライブを試みるも、道行く人はなかなか足を止めてくれません。そんな時、現地のストリートミュージシャンが大塚くんのもとへ。そして何と、一緒にセッションを始めてくれたのです。
「うれしかったし、何よりみんなで一緒に演奏することの楽しさを知りました。すごく、あたたかい気持ちになったんです」

大塚くんのワークショップの内容は、まずウクレレの持ち方から始まります。初めてウクレレに触る人に対しても、ひとつずつひとつずつ、ていねいにていねいに教えていきます。
「まず、ウクレレを弾くのは簡単なんだってこと。そして、『みんなで合わせるって楽しいんだ』っていうことを知ってもらいたいです。きれいに弾くことが大事なんじゃなくて、失敗しても、みんなで笑える。その空気感がとてもいいんですよね」

ワークショップの最後には、みんなで一緒にひとつの曲を演奏します。失敗してもかまわない。上手に弾けなくたって大丈夫。自分の奏でる音色と、ほかの人が奏でる音色が重なったとき、音楽の本当のすばらしさを感じられるのかもしれません。

大塚くん、もみじ市でのこんな思い出を教えてくれました。
「もみじ市でワークショップを受けた人が、次の年のもみじ市のときに『ウクレレを習い始めました』
って報告をしに来てくれたんです。それは、すごくうれしかったです!」

普段は普通の会社員。だから、もみじ市は普段は出会うことのない人たちと出会える、大切な場所。大塚くんは毎年、他の方のお店を見て「自分ももっとこうしたい!」と出店のビジョンを思い描くそう。そしてまた、次のもみじ市までの一年間を待つのです。

そんな大塚くん、今年は少し“チャレンジ”するようです。昨年までは1日に1回だけ行っていたワークショップを、今年はなんと1日“2回”に増やします!

ウキウキウクレレワークショップは、青空のもと、心地よい風を感じながら、みんなで一緒にひとつの音楽を奏でる、そんなステキなワークショップです。楽器を始めてみたいと思っているあなた。誰かとウキウキする時間を過ごしてみたいあなた。さあ一緒に、さわやかな一筋のメロディを奏でてみませんか!?

<ワークショップのご案内>
*23日(土)、24日とも定員に達しました。
ウキウキウクレレワークショップ
日時:10月23日(土)[第1回 11:30第2回 13:30
10月24日(日)[第1回 11:30第2回 13:30
定員:各回9名(予約制 先着順)
所要時間:約1時間(当日のお支払い)
参加費:1000円

※当日ウクレレをお持ちいただける方は、その旨ご連絡いただければ幸いです。

*ウクレレ部長大塚くんに聞きました

Q1. 今回はどんな“いでたち”で、もみじ市のパレードに参加していただけるのでしょう?
リラックスしたいでたち。

Q2. もみじ市をどんなふうに楽しみたいですか?
おいしそうな物をいっぱい食べて、たくさんの人とお話してのんびり楽しみたいです。

Q3. もみじ市の宣伝部長になったつもりで、来場されるお客さまにメッセージをお願いします!
自然の中で、手作りのあったかさ、人とつながる楽しさを感じられるもみじ市。
日常で忘れてしまいがちな感覚を思い出させてくれます。
ぜひご来場ください!

さて続いては、もみじ市が誇る自家製酵母クイーンが登場! 今回は、なんとワッフルが!!

文●藤川茜

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