栃木県の真岡市と益子町にある、主に日本の古い家具を扱うお店です。
現代の暮らしにも寄り添うものから、今となっては用途もあやふやな、名も無いものま
で。
私たちがご紹介するのは、日本のどこかで誰かと生活を共にして、時代を超えてきた古い家具や道具たちです。
店頭に並ぶ古家具たちとは別に、古材を活かしたシンプルな形のテーブルや椅子のオー
ダーも承っています。
【特別編】
今回のテーマの一つ「すっぴん」について、仁平さんに教えてもらいました!
文●杉山正博
銀座松屋8Fで開催されている「手仕事直売所」(9/14まで開催)へ、仁平古家具店の仁平さんに会いにおじゃましてきました。
そこで、教えていただいたのが今回のテーマのひとつである「すっぴん」について。白組である仁平さんは、今回、家具の塗料をはがし「白木」の状態に戻した家具をたくさん持ってきてくださるそうです。
「白木」に戻す作業は、もともと濃茶などが塗られていた古家具に剥離剤を2度かけて、2度洗い、その後ヤスリで塗料を落としていくというとても根気のいるもの。扉や引き出しなどの細かな部分も、すべて手作業で丁寧に落とすのだそうです。
こうして「白木=すっぴん」の状態に戻した家具はナチュラルな雰囲気で、今の暮らしにもとてもよく馴染みます。ぜひ当日は、あなたの暮らしに似合う白木の家具を見つけていただけたら嬉しいです。また今回、白いペンキが塗られた、味わい深い家具もいろいろ持ってきてくれるとのこと。ぜひそちらも楽しみにしてくださいね!
Q1. 今回のテーマに込めた思いを教えてください。
白組:出店テーマ「すっぴんと白化粧」
時をかさねた古家具や古道具は、1点1点、表情が異なります。
その美しさや味わいを引き出すように、ひとつひとつリメイクを行っています。
今回は、塗装を丁寧にはがし「白木」の状態にした家具や、
「白いペンキ」の味わいが美しい家具など、
今の暮らしに馴染むようなものをそろえてお持ちします。
Q2. 当日はどのようなディスプレイで楽しませてくれますか?
どのようなディスプレイになるかは、その時になってのお楽しみ!
当日何をお持ちできるか、私たちにもまだ分かりません。
ですが、みなさまに楽しんで頂けるように、たくさん仕上げて行きたいと思います。