多摩美術大学卒業後、アパレルメーカーと同大学に勤務。その後、刺繍作家としての活動をはじめる。刺繍をベースとした作品づくりで個展を開催するほか、異素材を扱う作家や企業とのコラボレーションワーク、アニメーションへの素材提供・装画制作・ワークショップなどの活動をしている。
2011年 『刺繍のエンブレム』
(文化出版局)
2012年 『紙刺繡のたのしび』
(BNN新社・共著)
2013年 『ことばと刺繡』(文化出版局)
2014年 『刺繍のいろ』(BNN新社)
Q1. 今回のテーマに込めた思いを教えてください。
白組:出店テーマ「にがおえ刺繍屋さん」
外国のおばあちゃんたちが、外でおしゃべりしながら刺繍や編み物をする光景がすきです。屋外で刺繍をするのは、とても気持ちがいい。どこでもできるのも刺繍のいいところ。
井戸端会議をするように、おしゃべりしながら刺繍をしつつ店番したいなっと思っています。
お名前(つづり)をもとに似顔絵を刺繍する「なまえかお刺繍」のオーダーを中心にこれまでにつくってきた刺繍作品も並べます。
今回のもみじ市のテーマである「紅白」にちなんで、紅茶染めの生地に赤い糸でつくる「なまえかお刺繡」もお選びいただけます。お話をうかがい、写真撮影し、制作するので、お気に入りの帽子や眼鏡をお召しになってお越しくださいね。
*オーダーいただいた順番に制作し、後日発送いたします。
Q3. もみじ市へお越しくださる皆さまへメッセージをお願いします。
『なまえかお刺繡』は、お会いした際に撮影した写真を見ながら
そのときのことを思い出したり、お人柄を想像したりしながらつくる
わたしの作品の中でもとても思い入れのある作品です。
たくさんの方にお会いできる数少ない機会なので、『なまえかお刺繍』の
オーダー会を中心に出店したいと思っています。
その他に、くるみボタンやキット、ピアスなど刺繍こものの販売も予定しています。
思い出のヒトコマに入れていただけるような作品を準備しています。
空いた時間には、のんびりと刺繡をしながら店番しているつもりなので、お気軽にお声掛けください。
お会いできるのを楽しみにしています。