2009年あちらべ設立。
建築をベースに持つ赤羽大と、グラフィックデザインをベースに持つ宇田祐一によるデザインユニット。
問題解決のために、手段や方法を問わず、コミュニケーションツールとしてのデザインを提案する。
その名の由来は、ものづくりによってヒトとヒト、ヒトとモノ、モノとモノをつなぎ、まだ見ぬよりよい方向=あちらべ(江戸時代に使われた言葉で、あちらのほう、の意)へいざないたい、という想いを込めて。
東京・目黒にある事務所は、手動の活版印刷機を使用したワークショップなど、人が集まり出会うことで何かが生まれる場所「こちらべ」として運営。
東京都目黒区下目黒3-3-6
03-6417-9958
www.achirabe.com
Q1. 今回のテーマに込めた思いを教えてください。
白組:出店テーマ「Self-Service Notebook」
自分で作ったもの、悩んで悩んで選んだものって、失敗することもあるけれど、 それがかえって良い思い出になったりしますよね。 使うこと(未来のこと)を考えて、ワクワクドキドキしたりするのもまた楽しい。
当日は、活版印刷された、いろいろな白い紙を自由に組み合わせて、一冊のノートをお作りいただけます。
僕らが日々肌で感じている、ものづくりの面白さをちょっとだけお裾分け。
Q3. もみじ市へお越しくださる皆さまへメッセージをお願いします。
[出店]MONOTARINAI POSTCARD / ものたりないポストカード
シンプルな図形が印刷されたポストカードです。
もみじ市には、かわいいポストカードは、たくさんあると思います!
なので、少しひねってみました。
でも、名前はそのままです。どこか「ものたりない」部分をぜひ、付け足して使ってください。
[ワークショップ]Self-Service Notebook / セルフサービスノートブック
AからZまでのアルファベットをモチーフにした図形が1枚にひとつずつ、活版印刷されたバラバラのページ。
これを自由に選んで組み合わせ、一冊のオリジナルノートを作れます。
アルファベットをどういう順番に並べるかがポイントです。
例えば、もみじ市の記念に、ページをめくるごとに「 M O M I J I I C H I 」といった図形が現れるノートが作れます。
最後に、表紙にその場で手動の活版印刷機で印刷して完成です!
[おまけ]
さらに、ワークショップにご参加いただくと、写真の活字組版を使った、活版印刷体験とポストカードの「おまけ」がつきます。
この活字組版は、大正6年(1917年)創業、現在も活字の鋳造から印刷まで行っている、神楽坂の佐々木活字店さんにお願いしました。
熟練の職人の手による、見事な活字組版です。4ptのルビ(文章内のフリガナ)もしっかり組まれていて、これだけでも一見の価値ありだと思います。
[メッセージ]
ものづくりの祭典、もみじ市。
ものをつくる「こと」の魅力をこの場所で、いつも感じさせてもらっています。
なので、みなさんとも一緒に、それを感じられるような出店にしたいと思っています。
「べ」の看板を目印に、ぜひお立ち寄りください。
快晴の多摩川河川敷で、みなさまにお会いできることを楽しみにしています!