【Maruyoshiプロフィール】
もみじ市の会場でもくもくと煙が上がるブースを見つけたら、それはきっと「Maruyoshi」。愛と情熱を心に秘める料理人・笠原慎也さんが手がける絶品炭焼きシリーズは、多くの人の胃袋を捉えて離しません。私(担当:富永)は、イベントの最後まで“美味しい”を提供すべく全力を尽くす笠原さんの熱い姿勢に、いつも刺激を受けています。今回も地元、栃木県の食材の旨みを生かした炭焼きのメニューが登場予定。Maruyoshiがお届けする逸品は、一口であなたを幸せにしてくれることでしょう!
http://sakaya-cafe-maruyoshi.org
https://www.instagram.com/maruyoshi321/
【月刊 Maruyoshi 7月号】
特集「栃木の“美味しい”を凝縮! Maruyoshiのオリジナルソース」
「栃木の素材と炭焼き料理」をコンセプトに、栃木県産の食材だけを使った逸品を提供する「Maruyoshi」。店主の笠原さんは、地元農家との繋がりも多く、直接野菜や果物を仕入れることも多いのだとか! 料理人と農家、双方の信頼関係から生まれる料理は、これまで多くの人の舌を虜にしてきました。
「月刊 Maruyoshi」では、毎号笠原さんと親交のある農家さんが育てた野菜や果物を使ったオリジナルレシピを発表。選ばれしメニューが、当日もみじ市の会場にも……?
●朝取れ野菜の美味しさを! 「まんまる農園」のズッキーニ
農薬や化学肥料を使用せずに旬の野菜を丁寧に作る「まんまる農園」の丸山尚史さん。週に1回、その日の朝にとれた野菜を自ら運んでお店に持ってきてくれるんだとか! 今月の主役はズッキーニ。新鮮なのはもちろん、畑から直接届く野菜は深い味わいを感じることができます。
丸山さんから丁寧な野菜の説明をもらったり、実際に作った野菜料理を食べてもらってお互いに意見を交換し合ったりすることも。どんな野菜がほしいかなど、その都度意見も取り入れてくれるので、笠原さんも毎週野菜が届くのを楽しみにしているそうです。
●今月の一品「夏野菜のトマトソース」
▶使っている野菜
夏野菜(ズッキーニの他茄子、トマト、玉ねぎ、ジャガイモなど)
▶ソースのポイント
野菜の水分だけでじっくり蒸しながら煮込むことにより、野菜の旨味が凝縮された味になります。
那珂川産のイワナを香ばしく炭で焼き上げ、ソースをたっぷりとかけました。
★Maruyoshi 笠原慎也さんから読者のみなさまへのメッセージ
できるだけ、うちがどんな料理をどんな素材を使用して、どんな思いで作っているかなどお伝えできればと思っております。ぜひ楽しみにしてください!!
(編集・富永琴美)
《次号予告》
河原農園のブルーベリーでつくる! 鶏肉と相性ピッタリのソース
【月刊 Maruyoshi 8月号】
特集「生産者の思いをお皿にのせて」
今回笠原さんのお店を訪れたのは、栃木県市貝町で季節野菜の販売やケータリングサービスを行う「わたね」の倉本祐樹さん。もともとは宇都宮市内で飲食店を営んでいた倉本さん。「食べることと生きることを見つめなおしたい」という思いをもとに、一昨年から農家へ転身し、ご夫婦でいまの活動を続けているのだそうです。
倉本さんの作る野菜を一言で表すなら“元気”。「畑から今取り出しました!」と言わんばかりのみずみずしく生き生きとした表情です。
古くから伝わってきた在来種を大切にしており、今ではほとんど見なくなってしまった野菜を笠原さんのお店に持ってきてもらうことも。そんなときは、びっしり書かれた倉本さんの野菜の説明書とにらめっこしてその特徴をしっかりと勉強するんだとか。さらに、できる限り倉本さんが野菜に込めた思いをそのままお皿にのせられるよう、わからないことがあれば直接話すことも多いそうです。
●今月の一品「甘長唐辛子とサンマルツァーの手打ちパスタ」
倉本さんの野菜を使った今回の料理は、甘長唐辛子とサンマルツァーノの手打ちパスタ。甘長唐辛子は、辛味がなく独特な風味のとうがらしで、炒め物、佃煮などの煮物にも使える夏野菜。サンマルツァーノはイタリアントマトの一種。肉厚でしっかりとしており、加熱するとより美味しくなるのが特徴です。
野菜の顔色をうかがいながら、じっくり、ことこと、丁寧に…
トマトの奥行きのある旨味、酸味、甘味が口いっぱいに広がる、絶品パスタの完成です!
★Maruyoshi 笠原慎也さんから読者のみなさまへのメッセージ
甘長唐辛子の風味とサンマルツァーノの自然の酸味が重なり合い、本当においしくできたと思っております!
(編集・富永琴美)