【wakastudioプロフィール】
陶芸作家・石川若彦さんがパートナー綾子さんと制作している陶器を送り出しています。1960年、彫刻家の長男として文京区本駒込に生まれた若彦さんは、1990年に益子町に移住したのをきっかけに陶芸を中心とした造形活動を開始。自ら作り上げた住居と工房、ギャラリーを拠点としています。轆轤(ろくろ)を使いはするけれど、手びねりでの造形が、やはり面白いと言います。wakastudioの仕事は“手でつくる”ことへの讃歌です。地元の陶器市では陶器だけでなく鳥も焼いて(一応焼きもの?)提供しているほどの若彦さん。その器は食との相性抜群。シンプルで洗いやすいお皿は私(担当:小池)の家でもヘビーローテションです。
https://www.instagram.com/wakastudio/
『月刊 wakastudio』記事一覧
7月号「7月の美味しいプレート」
8月号「8月の美味しいプレート」
【月刊 wakastudio 7月号】
特集「7月の美味しいプレート」
食あっての器、素晴らしき器あっての幸福な食事。ということで『月刊 wakastudio』では毎号、wakastudio・石川若彦さんの器と、季節の食事を合わせてご紹介していきます。
益子食材のランチプレート
[今月の食材]
ラディッシュ/ズッキーニ/アスパラ/レモン/塩/オリーブオイル
良い食材さえ揃えば、あとはさっと炒めるのみ(基本塩味)
今回は粉引のオーヴァル皿と手付鉢を使用
益子の新鮮な食材、そのシンプルで力強い味わいに元気が出てくるランチプレート。お好みでオリーブオイル・塩・レモンをどうぞ。
梅雨明けのwakastudio。庭の瑞々しさが際立ちます。さて、8月はどんなプレートが待っているのでしょう? 乞うご期待!
(編集・小池伊欧里)
【月刊 wakastudio 8月号】
特集「8月の美味しいプレート」
夏真っ盛りの8月は、イチジクの瑞々しい甘さと生ハムの塩分がマリアージュしたアンティパスト。お酒、特にワインには絶対に合うであろう一品です。キリッと冷えたリースリングやシチリア系の白ワインなんか、とっても良さそうですね。
新鮮益子産イチジクの前菜
[今月の食材]
イチヂク/生ハム/クリームチーズ/コショウ/オリーブオイル
今月は黒のオーヴァル皿と手付鉢を使用
近くの農家の新鮮イチヂクに、イタリア生ハムとクリームチーズを添えて。コショウをひと振りすれば、暑い日でも元気が湧いてくる。
石川家敷地内にあるギャラリーから。夏ならでは、雷雨の後は緑がとりわけきれいに映える。
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毎年恒例の代官山「ぎゃらりー無垢里」での個展準備が佳境だった若彦さん。個展が終われば、次はもみじ市にまっしぐらです。次号、秋に差し掛かる9月のメニューをお楽しみに!
(編集・小池伊欧里)
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《展覧会情報》
「2018 石川若彦のうつわ展」
http://www.geocities.jp/mukuri_d/gallery-all.html
会期:9月7日(金)〜12日(水) 11:00〜19:00(初日 13:00~/最終日 ~17:00)会期中無休
会場:暮らしの工房&ぎゃらりー無垢里(東京都渋谷区猿楽町20-4)