ジャンル:FOOD

wato kitchen

【wato kitchenプロフィール】
岩手出身。お料理好きなお母さんと絵が上手なお父さんの元で育ったwatoさんは、小さい頃からお料理も絵を描くことも大好きだったという。短大で管理栄養士の資格を取った後、働きながらイラストの専門学校に通い、現在は管理栄養士、フードコーディネーター、イラストレーターの3つのステージで活躍している。小さい頃のどちらの“好き”も生業にしてしまった、watoさんの行動力と好奇心がつくる愛情たっぷりのスープは、今や手紙社のイベントには欠かせない一品。ひとくち食べたら思わず笑顔がこぼれる魔法のスープに舌鼓を打ってほしい!

http://blog.watokitchen.com/


『月刊 wato kitchen』記事一覧

7月号 特集「▼イラスト編」
8月号 特集「▼ラジオパーソナリティー編」


【月刊 wato kitchen 7月号】
特集「watoさんのお仕事ディスカバリー!」

▼イラスト編
今や手紙社のイベントでは欠かすことのできないwato kitchen。食べた人を優しく包み込む愛情たっぷりのスープをつくるのは、主宰のwatoさんです。watoさんといえば、スープやケータリングなど、“お料理”のイメージがありますが、実はイラストレーターとしての顔を持つのです! 昔からお料理をつくることと、絵を描くことが大好きだったwatoさん。美大に進学することも考えましたが、絵はこれからもはじめるチャンスはあると思い、管理栄養士の資格を取るため短大に進学しました。卒業後、管理栄養士として働きつつも、「いつか絵を描いてみたい」と心のなかで思ってたときに、ある雑誌で見つけた「パレットクラブスクール3期生募集」の文字。現役で活躍するイラストレーターやデザイナーの講義を受けることができるという記事を読んだwatoさんは、申し込もうと決意したそう。決意してからは、1年間学費を貯め、晴れて4期生として入学しました。ケータリングなどの仕事の傍ら、イラスト基礎コースで学ぶ日々は、忙しいながらも充実していたと語るwatoさんの目はキラキラと輝いており、当時の様子が私にも伝わってきました。なかでもパレットクラブスクールの創始者の一人、原田治先生が「好きならば絵と料理はどちらも続けたほうが良い。絵心があるから作れる料理がある。」と背中を押してくれたのが、今でも励みになっています。1年間のコースを卒業し、その後もスタッフのお姉さんとして10年間、そして2012年からは講師として働いており、パレットクラブスクールとの出会いは、watoさんの人生にとって大きな影響を与えました。今回は、料理と同じくらい絵を描くことが大好きなwatoさんの一面を“発見”していきます!

 

1、レシピ本の挿絵

左から:『スープやさんのスパイ』(Dear.SOUP)ノベルティ、『キレイにやせる美人レシピ』(成美堂出版)、『管理栄養士watoさんのかんたん、満足 やせ*ごはん』(Gakken) 、『リトルギフト英字版』(サンクチュアリ出版)『リトルギフト』(サンクチュアリ出版)

今まで何冊ものレシピ本の出版に携わってきたwatoさん。なかにはレシピや挿絵、そして文章の執筆まで全てを手がけた、思う存分“watoワールド”に浸れる本があります。挿絵のお仕事は、絵の雰囲気やカット数などが、あらかじめ担当の方から指定され、それ以外はお任せで描くのだとか。随所随所にwatoさんのイラストが入ることで、作ってみたいと思えるお料理として親しみが生まれます。

2、株式会社かたすみ「有機レモン果汁」パッケージイラスト

現在も発売中の株式会社かたすみ「有機レモン果汁」パッケージイラストを描いたのはwatoさんなんです! ラベルに登場するのはレモン博士。最初は、真ん中にあるおじさんの博士を考案したそう。しかし、「もっと若く!」との要望から、今のレモン博士が誕生。この商品はロゴのデザインもwatoさんが行っています。左上に映るのは、レモン博士の双子の兄弟、ライム博士。ライムらしくどこかニヒルな雰囲気。キャラクターの設定を考えることで、より描きやすさが増すのだとか。

3、原画(2006年)

2006年に二人展を行った際に展示した原画。watoさんはイラストを描く際、水彩絵の具や色鉛筆、サインペンなどを用いて描いているそう。細部まで描き込まれたイラストは、その緻密さはさることながら、独特な色合わせにもご注目いただきたい! watoさんが大好きなアルパカの出身地、南米の陽気な色合いを彷彿させるような色使いは、パワフルで見る者を元気にさせてくれます。

4、レシピカード

上段:2006年製作/下段:2015年製作

出版社に依頼され、レシピ本を作ることが多かったwatoさんですが、このレシピカードはオリジナルで製作したもの。上段のフレームに入ったものは、2006年の二人展で展示されました。このイラストはポストカードとして販売もしていたそう。展示の際に隣接するカフェでレシピに描かれた料理を食べることができ、原画を見てメニューを食べた人がレシピカードを買う、カードを見ながらお家でつくる……というような一連の流れができたらいいなと思い、ポストカードを作ったとのこと。もちろん、ポストカードなので送ることもできます! 届いた人がレシピカードを見てお料理をつくることで、料理・イラスト・そして笑顔の輪が広がるというwatoさんらしい素敵な想いが込められています。

 

【今日の発見!】
・レシピ本はメニューや挿絵はもちろん、文章までwatoさんが書くというのだから驚き!
・キャラクターの性格まで事細かに設定しているなんて...!
・watoさんが絵を描くことが本当に大好きということを発見!

【月刊 wato kitchen 8月号】

▼ラジオパーソナリティー編
7月号では、イラストレーターとしてのwatoさんを“発見”しました。イラストに関わる仕事のお話をするwatoさんの姿は、眩しいほどキラキラしていて、好きなことを仕事にできる幸せを、私も分けてもらいました。今月号では、地元・岩手県一関市のラジオ放送局で冠番組を持つ、“DJ wato”に迫ります。

watoさんがメインパーソナリティーを務める『watoのおむすびラヂオ』が始まったのは今から6年前の2012年。東日本大震災で被災したことがきっかけで地元である岩手県一関市にラジオ局が開局しました。テレビとは違い、“ながら聴き”ができるラジオは、余震の続く被災地では情報伝達手段として重宝されており、開局と同時に市内全戸に防災無線付きの一関FM専用ラジオが支給されたそうです。毎日ラジオから流れてくる声は、町の人の心の支えになっていました。

収録前の打ち合わせの様子

当時のwatoさんは東京で暮らしながらも、月に一度は地元・岩手県に帰りボランティア活動をしていました。そんななか、突然ラジオ番組のオファーが来たそうです。県内のタウン誌で6年ほどレシピとイラストの連載をしていたつながりで、依頼がきたのだとか。「ラジオは専門外のため、受けるか迷いましたが、地元のために何かしたい! という気持ちが大きく、依頼を受けることにしました。」と語るwatoさんですが、実はJ-WAVEのある番組で7年ほどお料理コーナーを持っていたそう。本業ではないとはいえ、ラジオの出演経験があったからこそ、この依頼がきたのかもしれませんね。

毎週金曜19時半から放送されるラジオは、毎回素敵なゲストをお招きし(ゲストが出ない週もあります)、30分間お届けします。実は、私(鈴木)もゲスト出演したことが……。緊張して全然話せなかった記憶があります(笑)。その節は、大変お世話になりました。

ゲストの長谷川美歩さん。調布FMで番組を持つラジオパーソナリティーの方です。

今回の取材では、8月17日(金)放送の回の収録にお邪魔させていただきました。ゲストは、我らが調布市のラジオ局、調布FMで番組を持つ、ラジオパーソナリティー・長谷川美歩さん。以前、長谷川さんの番組に出演したことがご縁で、今回はおむすびラヂオにご出演いただくのだとか。収録前には台本をもとに綿密に打ち合わせたり、合わせなかったり……。台本を用意するかは、ゲストによって変えているそう。台本がある方が安心して喋れる人もいれば、逆に台本があることでなかなか喋れない人など、さまざまなタイプの人がいるので、その都度変えているそうです。この日は、取材のために台本をご用意くださいました(笑)。

今回の取材のためにご用意いただいた台本。見てお話する素振りは一切ありませんでした(笑)。

ラジオで話す上で気をつけているのは、「言葉だけでわかってもらえるように説明する」こと。自分の頭の中では補完できていることも、リスナーにとっては初めての話題かもしれない。誰が聴いてもわかるように説明することを心がけているそう。例えば、ゲストが話しているときに、もう少し説明が欲しいな、と思う場面では、フォローを入れるなどして常にリスナー目線を絶やしません。周りの人への気配りが、ラジオパーソナリティーには必須事項なのかもしれませんね。

今回取材した回は、8月17日(金)19:30から一関FMあすもにて放送されます。もみじ市のこともほんの少し喋っているかも? そして、8月23日(木)には今回のゲスト・長谷川美歩さんがパーソナリティーを務める調布FM『東京オアシス』に、watoさんがゲスト出演します! こちらも併せてお聴きくださいね(どちらもPCやスマホで可聴。詳しくは各局のHPをご覧ください)。

 

【今日の発見!】
・ラジオパーソナリティーは気配り上手であれ!
・事前打ち合わせは入念に!(約1時間......!)

(編集・鈴木麻葉)