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もみじ市2014 最新情報タイトル

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もみじ市2014 お知らせの内容

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【もみじ市2015「紅白」の楽しみ方①】テーマ「紅白」について

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もみじ市に初めてお越しの方にも、第一回目から皆勤賞の方にも、今年のもみじ市を満喫してもらいたい。そんな願いを込めて、もみじ市2015「紅白」の楽しみ方を連載でお伝えしてまいります!

本日は、今年のテーマ「紅白」について。もみじ市には、毎年全体のテーマがあります。ここ数回では「末広がり」「パレード」「カラフル」「100人の個展」などのテーマがありました。事務局で話し合って決めるのですが、「いかに作り手の魂をゆさぶるか」ということを大切にしています。このテーマを投げかけたら、いったいどんな作品が生まれるだろう。そんなイメージをふくらませて話し合います。今回は、「紅」と「白」という二つの要素がある「紅白」という、これまでの中でも新しいテーマにチャレンジすることになりました。

まずは、出店者のみなさまに「紅」と「白」から自身のテーマカラーを選んでいただいたのですが、これがまたおもしろいのです。たとえば、陶芸家の石川若彦さんは、自身の器のカラーでもある白をさらに深めることを選びました。一方、イラストレーターの高旗将雄さんはこんな理由で自分の色を選んだことをご紹介ページで綴っています。

……なんとかついていくのに必死で、どうもそれに慣れてしまっているのではないかと思います。3年前のような喜びや熱意が欠けてきているとひしひし感じております。今年はイラストレーションの初仕事から5年目というキリの良い年でもあるので、このもみじ市で一つ自身を改めて見直し、初心を取り戻したいと思っております。しかし、それでは逆行するだけなので、変化もしていきたいと思っております。紅組にしたのも白では今までと変わらないと考えたからです。僕のテーマは「初心とちょっと変化」です。そのような感じです。

高旗さんのこの文章を読んだとき、「これがもみじ市だ」と心がふるえたことを今でも覚えています。116組のものづくりびとが、自分で選んだカラーを作品やブースディスプレイに取り入れ、いままでの自身を越えた表現にチャレンジする。それぞれの紅、それぞれの白が、もみじ市という一つの会場で初めて出会う2日間。そんな奇跡のような1年に一度のものづくりの祭典を、私たちはご来場のみなさまといっしょに盛大にお祝いしたいと準備を進めています。

会場には、作り手が心を燃やして生み出した、さまざまな紅と白の作品が並びます。ぜひ、お気に入りの紅・白を探してみてくださいね!

2015. 9. 24
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