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もみじ市にお越しになる皆様へ

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2006年11月に産声を上げたもみじ市が10周年を迎えます。「産声を上げた」と書きましたが、当時は産み出したつもりはなく、「何か面白いことやりたいね」と、「今度の週末、海に行きたいね」くらいの塩梅で、3人の仲間で始めたものです。

しかし、作り手の人たちに声をかけ、参加してくれる人が一人ずつ増え、もみじ市というものが輪郭を帯びてきたとき、「こんな世界があったのか」「これはもしかしたら、自分たちの人生を変える世界に足を踏み入れたのかもしれないな」と思うようになりました。

というのも、当時サラリーマンだった僕たちのまわりには存在しない“人種”の方たちだったからです。作り手と言う存在が。

自分たちが美しいと思うものを作り、それを販売し、生計を立てている人たち。極めて純粋で、情熱的で、魅力的な人たち。彼らと一緒に過ごしていると、「良いと思うものを作ればいいのだ」「自分の生き方をすればいいのだ」「心の奥底にある思いを話してもいいのだ」という気持ちになり、「何でもできそうな気がする」という、絶対的ポジティブな心持ちになっていくのです。そして、そんな熱量を帯びた彼らがひとつの場所に集ったらどんなエネルギーが生まれるのだろう? と準備が進むにつれて、ワクワクする気持ちが抑えられませんでした。

あれから10年、あの時のワクワクした気持ちがなんら変わっていないことに気づきます。情熱あふれる作り手たちが一堂に会した時、どんなエネルギーが生まれるのか? それは是非、皆さんの目で確かめていただきたいと思います。一つだけ言えることは、そのエネルギーに包まれたからこそ、手紙社が存在しているということです。僕という人間が存在しているということです。

333DISCSさんが、もみじ市10周年に合わせて作ってくれたアルバム「FLOWER」の1曲めは、高野寛さんが書き下ろしてくれた曲で、こんな歌詞で始まります。
「河川敷を歩きましょう」

いよいよ明日はもみじ市。
多摩川河川敷で、会いましょう!

手紙社
北島 勲

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