事務局スタッフが語る、もみじ市の本当の魅力⑦
もみじ市事務局のメンバーがそれぞれ感じた「もみじ市」の魅力についてお伝えします。
何もない場所に何かを生み出し、そこにたくさんの人々が集うこと。そうして生まれるもみじ市は、加藤周一にとって自分自身を見つめ直すことができる場所。
自分が今いる現在地点を確認できる場所。
それが、もみじ市。
手紙社の一員となって丸2年。
数えきれないほどのイベントを経験して、
それがようやく体に染み込んできた。
それでも、もみじ市だけは一筋縄ではいかない。
集う場所は、何もないただただ広い「河川敷」。
集う人々は、日々創作活動と向き合う「作り手」。
それはすなわち、
「ゼロの場所に、ゼロからものを生み出す人々が集う」
と、言うこと。
いばらの道をかき分けながら辿り着いたその果てに、
これまでに見たことのない、どんな美しい世界が広がっているのか。
息を切らしながらも、進むことはやめられない。
胸の高鳴りは抑えることができない。
自分はどこまで来れたのか。
それを確認できる、この一年間の終着地点。
そして、次なる一年の出発地点。