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もみじ市2014 お知らせの内容

事務局スタッフが語る、もみじ市の本当の魅力⑲

もみじ市事務局のメンバーがそれぞれ感じた「もみじ市」の魅力についてお伝えします。もみじ市に訪れたら、人生が変わるかもしれない。それは大げさなことではなくて、小さな“奇跡”。増田知沙の周りには、そのことを証明する人たちがいます。

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ああ、ここはちいさな、幸せな一つの「国」だ。

はじめて事務局スタッフとして関わった2010年のもみじ市で、私はそう思いました。

晴れた空の下、たくさんの人たちが笑っていること。大量生産ではなく、心を込めて丁寧に作られた「モノ」が売られ、作り手を応援するかのようにそれを買いたいと求める人がいる。子どもたちは、学校の机ではなく、野原で歌い、踊り、手を動かして何かを学んでいく。音楽が流れ、パレードがはじまる。王様は居ないし、おとぎの国の人気者もいない。パレードの主役は、もみじ市の住人たち。いつの間にか輪になり、昨日まで名前も知らなかった人同士が隣り合い、笑い合う。

こんな風に書くとまるで夢物語のようだけれど、「これは夢じゃない」ということが、一層私の胸を熱くさせました。確かに、この小さなもみじ市の国は、明日には消えてしまう。だけど、今ここに広がっているキラキラとした風景は、幻じゃない。確かに存在しているんだ、と。

日常の中では、誰しもうまくいかないことを抱えて生きているのだと思います。仕事に、社会に、政治に、身近な人間関係や自分で決めたことにさえ、この世界を恨みたくなるような気持ちになってしまうこともあるでしょう。だけど、一度でも「もみじ市の国」に行ったことがあれば、あの幸せな世界の住人になったことがあれば、人生にこんな日があるのなら捨てたもんじゃない、と思えるんです。そして、どんなモノを選んで、どんなモノを食べ、どんな世界に生きていくのかは、自分で選んでいいのだと。

大げさだと思いますか?

でも私は、もみじ市によってものづくりの道を志した人を知っています。
もみじ市を訪れることを楽しみに、悲しみを乗り越えてきた家族を知っています。
2014年、もみじ市の天気予報は、晴れ。
キラキラとした奇跡のような光景が広がる、スタンバイはできています。
どうか、ちいさな国の扉を開けに来てください。この話がマボロシにならないように、私たちも精一杯がんばります。

 

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