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もみじ市2014 最新情報タイトル

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もみじ市2014 お知らせの内容

事務局スタッフが語る、もみじ市の本当の魅力⑫

もみじ市事務局のメンバーがそれぞれ感じた「もみじ市」の魅力についてお伝えします。もみじ市を通して、日常を彩るものが生まれゆく瞬間に出会ってきた高松宏美。もみじ市に訪れた一日が、あなたの日常を少し豊かに変えてくれるきっかけとなることを願っています。

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わたしには、知らないことだらけです。
わたしたちの日常を彩る多くのものが、どうやって生まれているのかを。
それらをこっそり覗いてみたくて、もみじ市という扉を開けたのかもしれません。

そこには、
朝早くからろくろを回し、熱い釜に向き合う陶芸家がいました。
昼間の刺すような日差しの中、風になびく大きな布に挑む染物家がいました。
晴れの日も雨の日も、土を耕し、種を蒔き、野菜の成長を見守る農家がいました。
全国各地を飛び回り、唄声とギターの音色でたくさんの人の心を潤す音楽家がいました。
“おいしい”ただその一言のために、休む時間も惜しんで料理を煮込む食堂がありました。
全国各地の風景を切り取り、見知らぬ土地に思いを馳せる喜びを教えてくれる写真家がいました。
何度も試作を繰り返し、誰も食べたことがないようなしっとりふわふわのベーグルを焼くパン屋がありました。

そして、どんな悩みもちっぽけに思えてしまうくらいの、心地よい秋の多摩川河川敷がありました。

だから、もっともっとたくさんの人に、伝えたいのです。
あなたの日常を豊かに変えるものが、日々生まれていることを。

その1つのきっかけになればと願いながら、わたしたちはもみじ市を作っています。
1年でたった2日間だけ、見渡す限り緑が広がる穏やかな多摩川河川敷に、全国各地の作り手が集います。

今年のもみじ市をきっかけに、あなたの日常がちょっぴり素敵なものになりますように。

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