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竹中悠記「そこに花を飾る」

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いつまでも見つめていたいガラスの器に出会った。まるで万華鏡の中にいるような感覚に陥るその器は、竹中悠記というガラス工芸家の手によって生まれる。パート・ド・ヴェールという技法を駆使し、緻密な作業のもと生まれるパターン模様の美しさたるや。

【もみじ市当日が楽しくなる最新情報】
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ただいまもみじ市に向けて、絶賛ご制作中! 途中過程の作品を見せてくださいました。型となる石膏から取り出し、磨きの作業に入る前の作品です。

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竹中さんが新たに制作された作品、それが花器です。普段はカラフルな絵付けの作品を多く制作されていますが、この花器はとてもシンプル。ほどよい重厚感と厚みあるガラスが光を含んで、どんな植物でも包みこんでくれそうです。

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ガラスには竹中さんの感性のまま、模様が描かれています。中を覗き込むとわかるのですが、実は差口は真っ直ぐ。上手に生けられなくても、外で摘んできた一本の草花をすっと挿すだけで絵になります。

【事務局担当:フジサキへのQ&A】

Q1. あなたと竹中悠記さんの出会いは?
2014年の夏、お店で作品を拝見したのが初めでした。一瞬で引きこまれ、そのまましばらく覗き込んでいたことを覚えています。ご本人にお会いしたのはつい先日。私の質問に、これまで誰かと比較するということがなかったから・・と答える竹中さんの言葉に、自分はどうだとドキッとしたのはここだけの秘密。

Q2. 竹中悠記さんを花に例えると…
花や植物の横をそっと通る風

Q3. 竹中悠記さんのキャッチコピーを考えてください
直感と感性にしたがう工芸家

Q4. もしもあなたがお客さんなら、竹中悠記さんの何を買いたい?
竹中さんの器といえば、幾何学模様と配色が美しい器。しかし、今回気になるのはやはり「花器」です。どんな植物も優しく迎えるシンプルな花器。心地よい重みと厚みのあるガラスは光を含み、飾られた植物は光を浴びることでしょう。植物がいない時には花器そのものの美しさを楽しみたいです。

Q5. 竹中悠記さんへメッセージをお願いします
工房でお話を伺い、器一枚完成するまでに、とてつもない数の工程があることに驚き、頭が下がりました。きっと今も追い込み中ですよね。河川敷に竹中さんの作品が並ぶ光景が目に浮かびます。待ち遠しいです。竹中さんの技術と感性を感じられる一枚を是非お見逃しなく。

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