埼玉県・所沢市にアトリエを構え、鉄を使ったインテリア・キッチン用品など生活に寄り添う作品を生み出している鍛金作家の羽生直記さん。それらは洗練されたデザインでありながら、手にすると確かな金属の重みをもち、暮らしにさらりと馴染みます。共に過ごすうちに味が深まり、愛着の湧く鉄道具の数々をぜひご覧ください。2020年9月には手紙舎 2nd STORYで個展を開催された羽生さん、もみじ市初出店です!
【オンラインショップはこちら】
https://momiji-hanyu-naoki.stores.jp/
販売期間:10/15(木)19:00〜10/22(木)19:00
【羽生直記さんからみなさんへメッセージ】
埼玉県の所沢にて、主に鉄を用いて「暮らしの道具」を制作しています。鉄は建築物の骨となる強さをもちながら、人の手を離れると途端に酸化し土に還ろうとする弱さを併せ持ちます。そんな屈強さと脆さ、どちらの表情もとても魅力的で、活かしていければと日々素材と向き合い制作しています。
なるべく塗装を使わず、鉄の素直な質感を感じていただけるよう蝋引き、蜜蝋ワックス、油焼き、漆焼きといった昔ながらの防錆技法を用いて仕上げとすることが多いです。塗装に比べるとメンテナンスの期間はどうしても短いですが、手を入れてあげるほどに味わい深くなっていく鉄の表情を楽しんでいただけるかと思います。
もみじ市、はじめて参加させていただきます。遊びに行ったときに感じた会場の穏やかな心地よい空気。出店側で感じさせていただけることうれしいです。どうぞ宜しくお願いいたします。
【テーマ「SWING」にちなんだ作品を教えてください!】
「SWING」をテーマに制作したやじろべえ。
あーでもないこーでもない、くるくるフラフラ、考え事をしている頭の中はいつもそんな感じで、そんな不安定な感覚をかたちにしました。
鉄と石のモビール。自然石が揺れる様子に「SWING」を感じていただけるとうれしいです。
【10月15日(木)18:00〜開催するオンラインミーティングの内容を少しだけご紹介!】
作業場の風景を動画や写真でご紹介しながら、作品作りについて伺います。また、今回受注いただけるフライパンやランプシェード、「どうやって手入れをしたら?」「長く使うには?」など、鉄製品をはじめて手にする方に向けてお話します。
http://hnytme.html.xdomain.jp/hanyumetalworks/
Instagram @hanyu_naoki
ファニーな表情をたたえた、顔のある “イキモノの器”を生み出す陶芸家。のびやかで自由、型にはまらない、器のフィールドをひらりと飛び越えたインパクトある佇まいは、まさに変幻自在。見た目が違えば持って生まれた使命も様々。器とオブジェの境界のちょうど良いポイントに漂う愉快なイキモノたちは、どのように使っても大正解!
*ショップは近日中に公開!
【廣田哲哉さんからみなさんへメッセージ】
陶芸作家の廣田哲哉です。茨城の陶芸の産地の笠間で器を制作しています。動物やイキモノを想像するのが好きなのでそういった要素を器にミックスさせていくようなスタイルで作品を一つずつ手びねりという技法で作っています。
オンラインで開催のお話は、このウィルスの只中で僕の希望になりました。去年のもみじ市に初参加させていただいたとき、大変な出来事が続いた中でしたが、関わっている方やお客様の笑顔しか覚えてません。大変な時に元気をくれるのがもみじ市なんだと思ってますので、きっと今回も素敵なことにしかならないでしょうし、今回のテーマである「SWING」を僕なりに楽しみたいと思ってます。
Instagram @tetsuya_hirota_
【10月12日(月)18:00〜開催するオンラインミーティングの内容を少しだけご紹介!】
日時:2020年10月12日(月)18:00〜19:00
廣田ファンにはもうお馴染み? 笠間の工房から番組をお送りします。今年のもみじ市にも出品されている廣田さんの愛すべきキャラクター「リリーさん」をライブ制作します。他にも、視聴者のリクエストをランダムにピックアップし、即興で“なにかしらのイキモノ”作りにチャレンジ! 番組に参加して、新たな仲間が生まれる瞬間に立ち会ってみませんか?
言葉遊びをそのまま作品に昇華させてしまうアイデアとセンスの化身、乙幡啓子さん。主宰する「妄想工作所」の新しい試みは“張り子”。もちろん、どれもこれも一筋縄ではいかないジョークが効いています。手にしたあなたは「これ一つひとつ手作りしてるの!?」と驚くことでしょう。妄想工作所がこれからどこへ向かうのか、その分岐点にいざ立会いましょう!
【オンラインショップはこちら】
https://momiji-mousou.stores.jp/
販売期間:10/17(土)15:00〜10/24(土)15:00
【妄想工作所・乙幡啓子さんからみなさんへメッセージ】
工作家・工作ライター乙幡啓子主宰の、ちょっと変わったものばかり作っている妄想工作所です。今回は「張り子」に絞って制作いたします。古今の動物・怪物ネタから「強く生きる」をテーマに、独自の解釈も加えて造形いたしました。作家のオール手作りによる珍張り子、各々のストーリーも含め、ぜひご覧いただければと思います。
https://mousou-kousaku.com
Instagram @mousoukousaku
Twitter @otsuhata
Facebook @mousoukousaku
【10月17日(土)14:00〜開催するオンラインミーティングの内容を少しだけご紹介!】
今年、研究に研究を重ね張り子職人と化した乙幡さんが、その匠の技を披露します!
北欧で織りと出会い、今や自分がすっぽりと包まれてしまうくらいの大きな織り機を相棒に、日々織りを生業として生活を送る「八重樫茂子」。シンプルなのに、人ごみの中でも彼女のマフラーに目が留まるのは、きっと八重樫さんの日々の“好き”が織り込まれているから。長い時間をかけ、丁寧に作り上げられるショールやマフラーは、一度手にしたら手放せない温もりを持っているのです。
【オンラインショップはこちら】
https://momiji-yaegashi.stores.jp/
販売期間:10/15(木)16:00〜10/22(木)16:00
【八重樫茂子さんからみなさんへメッセージ】
神奈川県の端っこ、静岡県に近い小田原で機織りをしています。主にウールのショールマフラーを織っています。初めて会った人に、職業は鶴の恩返しの鶴です。とふざけて言っていたのですが、最近の小学生には鶴の恩返しが通じない場合があると知りました。
私はオンライン販売を通常はしません。それは自分の作るものが上手ではないと思っているからです。上手ではないけど気に入ってくれる人を見つける為に、見つけてもらう為にもみじ市などのイベントに参加しています。
参加するといろんなものが見えます。通りすがりに触ってみた人が「柔らかい!」と驚いて足を止めたり、機織りやっているという人が相談をしてきたり、ずっと欲しかったという人が何色にするか悩みぬく姿とか、作っている人はいないのかと聞かれたので私だというと、おばあさんが織っているのかと思った。と驚く人がいたり、マフラーを使っている人が「使っていますよ」と見せに来てくれたり、本当にいろんな事があり、私を面白がらせてくれます。
雨が降ったり、風が強くてテントが飛ばされそうになったり、暑くて熱中症になりそうだったり、グランドが雨でグチャグチャだったり、いろんな事があってもやるもみじ市。いつも一人で仕事をしている私には、数少ないお祭りの場で、実物を見ていただける大事な時間です。
そんなもみじ市から、オンラインフェスティバルの連絡が来ました。要するにオンライン販売ですが、期間限定で、チケットを買った人だけが買い物をできるという。やってみよう。私の答えはシンプルでしたが、新しい試みなので挑戦すべき事が多く、頭の中が真っ白になってます。最初で最後になるかもしれないオンラインでの販売を、どうやったら快く迎えてもらうか、「できない、わからない、助けてくれ」と駄々をこねて、もみじ市スタッフに全てを手伝ってもらいたいのですが、彼らも忙しそうなので半分諦めています。
http://attaekar.blog101.fc2.com/
Instagram @yaegashisgk
【今回の新作を教えてください!】
「大花」
ウールと麻で織った、両面使える床マット。夏に素足で立つと、ふわっと気持ちが良くて好きです。もちろん冬もふんわりです。いつもの部屋に敷かれたマットが、何度見ても飽きない存在になれたらいいなと思います。
【テーマ「SWING」にちなんだ作品を教えてください!】
胸元でSWINGしてます、ネクタイ。ネクタイに見えるけど、首からかけるときはゴムやリボンを使ってください。ネクタイ結びをしなくていいから、気軽に使えますね。ピンを使えばブローチにもなりますよ。
【10月15日(木)15:00〜開催するオンラインミーティングの内容を少しだけご紹介!】
小田原にあるご自宅で、大きな織り機を相棒に制作を行う八重樫さん。今回は、その巨大な織り機で実際に作品作りを行う様子をご覧いただけます! また、マフラーやショールなどの作品を、八重樫さん自らが実際に身に付けながらご紹介くださいますよ。
また、八重樫さんのショールやマフラーが気になるけれど、顔に合わせて色柄を選びたい……という方のために、10/17(土)開催の「バーチャル試着会」もご用意しています! ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
高知県在住の造形作家「結城琴乃」。その作品は、家や船、鳥、植物など身近なモチーフながら、まるで別世界に迷い込んだかのように美しい静寂をたたえています。長い年月を経た細い針金や、ゆらぎのあるモノクロに塗装した木材などを自在に操ることで、“存在するものとしないもの”の間にあるような、儚さが漂う独特の世界観を構築しているのだとか。その世界は、見る人が思い描く物語によって新たな命が吹き込まれていくようです。
【オンラインショップはこちら】
https://momiji2020.stores.jp/?category_id=5f74467807e16301f03b2f2b
販売期間:10/13(火)22:00〜10/20(火)22:00
【結城琴乃さんからみなさんへメッセージ】
木と針金を主に用いオブジェやアクセサリーを制作しています。手にとって頂けた方の中で物語が生まれ育つような作品となれたらなと妄想全開で作っています。
今年ももみじ市に参加出来る事が純粋にとても嬉しいです。オンラインという新たな形での今回のもみじ市を、いつか振り返った時にあれはかなり楽しかったなとご参加いただいた皆様も私も思っちゃうようなものにしたいです。
https://kotono1218.exblog.jp
【今回の新作を教えてください!】
「家を乗せた舟」
凪いだ夜の海を渡る舟に家を乗せました。
【テーマ「SWING」にちなんだ作品を教えてください!】
「空中ブランコモビール」
ドキドキしながら見たいつかのサーカスのゆらゆらとSWINGする空中ブランコを浮かべながら作りました。
【10月12日(月)19:00〜開催するオンラインミーティングの内容を少しだけご紹介!】
日時:2020年10月12日(月)19:00〜20:00
今回ご用意いただいた作品のご紹介をはじめ、作品の制作工程もご紹介します! 当日はなんと「ウォールデコ」の制作の様子も一部LIVEでお届け予定ですよ。「昔から全部自分で考えて、全部自分で作るのが好きだった」という結城琴乃さんが生み出す作品は、すべて独学で研究してきたもの。貴重なこの機会、どうぞお見逃しなく!
リサイクルガラスとホウケイ酸ガラス。キルンワークとバナーワーク。制作に2つの素材と技法を用いる「liir」森谷和輝さん。器や花器、アクセサリー。彼の作品を眺めていると、ガラスという素材の魅力に目を奪われている自分に気がつきます。ガラスのもつ豊かな表情を引き出し、楽しむように生み出される作品は、暮らしの中で365日見つめていても飽きることがありません。
【オンラインショップはこちら】
https://momiji-liir.stores.jp/
販売期間:10/16(金)16:00〜10/23(金)16:00
【liir・森谷和輝さんからみなさんへメッセージ】
福井でガラス制作をしています。素材の持つ特性を楽しみ理解することを繰り返して自然なものに近づければと思っています。
小さな楽しみを持ち寄って心が躍るようなもみじ市になればと思います。
http://liir1116.com/
Instagram @liir1116
【今回の新作を教えてください!】
「cake」
2017年もみじ市でテーマ制作したケーキのオブジェです。3年前に一つ制作したものをずっと手に届くところに置いていました。今回もみじ市で生まれたものとして新たに制作し出品します。
ペーパーウェイトとして、何か立てかけたり置いたりする台として風景を作ってくれます。
【テーマ「SWING」にちなんだ作品を教えてください!】
「kabu」
吊り下げ式の花器です。植物も挿せますが、オーナメントとしてただ水の塊を浮かせておくのも良いです。先のとがったところに引っかかるので花留まりはよく、特にツル性の植物が似合います。
【10月16日(金)15:00〜開催するオンラインミーティングの内容を少しだけご紹介!】
キルンワークとバーナーワーク、2つの技法を用いて制作を行う森谷さん。オンラインミーティングでは、今回販売する作品が生まれる様子を、実際に映像でご覧いただけます! 今回制作工程を紹介していただくのは、2017年のもみじ市「ROUND」の際にウェルカムアイコンとして登場し、今回初の販売となる「cake」。ワックス原型を作るところから、キルンワークの作品作りをご覧いただけます。そして「SWING」にちなんだアイテムでもある今年の新作「kabu」は、なんと番組中にリアルタイムで制作する様子をお見せくださるとか。美しいガラスの作品群が生まれる様を、ぜひ観にいらしてください。