ivory+安藤由紀さんがつくる木の作品は、ふっと肩の力が抜けて、気持ちがまあるくなるような気がします。手で掘った味わいと色合いが絶妙で、道具として使うもよし、飾るもよし、身につけるもよしです。日常に心地よい風を吹かせてくれそうですよ。
【ivory+安藤由紀さんからもみじ市へお越しになる方へのメッセージ】
こんにちは。
徳島で木のコモノを製作しているivory+安藤由紀です。
もみじ市の参加は3回目になります。
もみじ市は、工房を始める前の第一回目から、ある雑誌で拝見して知っていて、ずっと憧れていたイベントでした。
記念すべき10周年を迎えるもみじ市に、参加させていただけること、
まさかここにいられる事になるとは、思っていなかったので、本当に嬉しく思います。
もみじ市は、出展者の皆さんも手紙社のスタッフさんも皆ニコニコしていて暖かくて、
各地から集まる皆さんと、全体でイベントを作り上げる、いつもそんな感じがして、
始まる前の朝礼の時は、特にワクワクします。
私は作家としてまだまだですが、ほんの少しでも作り上げる一部になれてるのなら嬉しいです。
今回のテーマ「FLOWER」は、
木で柔らかいお花を表現するのは難しく、正直少し悩みました。
でも、いろんな場所で季節のお花を見つけるたびにほわっと柔らかい気持ちになって、嬉しくなる。
そんな気持ちになるような木の器を作ってみたいと思い、試行錯誤してみて縁を花びらのように彫った器を作ってみました。
「スズラン」「アネモネ」「ツキミソウ」
花びらの数と形を変えて雰囲気で名前をつけました。
よく見ると木目がお花の芽のようにも見えます。
もみじ市は、毎回新しい作品を作る挑戦の場を頂いています。
出してみるまでドキドキしますが、ぜひ会場で手にとって見てもらえたらと思います。
10周年のもみじ市では、来てくださった皆さんがそんな柔らかく温かい気持ちになるようなお花のモチーフの作品や美味しい食べ物に、きつっと出会える!と思い、私も楽しみにしています。
ゆったりと楽しまれてくださいね!
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
【もみじ市当日が楽しくなる最新情報】
もみじ市では初披露の“木のカップ”です。少しずつ寒くなっていくこれからの季節。珈琲などを飲むのにちょうど良いくらいのサイズで作りました。木のカップは、軽くて、外側は熱くならず、中は冷めにくいので、アウトドアでも使えます。シンプルなので男の方にも人気です。
定番の“くりこざら”は、今回いろいろな木目があって彫るのも楽しかったです。表情がどれも違うので面白いです。
新作の器の展示のシュミレーションしてみました。こんな風にお花を飾ってテーブルの上に花が咲いたような感じにしてみようかな、と思っています。
新作の器を彫っています。
左から、「スズラン」「アネモネ」「ツキミソウ」のイメージです。
彫り方や花びらの数を変えて変化を出してみていますが、とても楽しいです。
そして、彫った器を縁側で塗装しています。水をはじく塗装をするために、木に染み込ませるように3度塗っては研ぎを3日繰り返し、最後につや消しを塗って仕上げます。
秋の初めとはいえ、まだ日差しは暑いです。来週末もこんな良いお天気になりますように!
【事務局担当:カシオへのQ&A】
Q1. あなたとivory+安藤由紀さんの出会いは?
ご本人とはじめてお会いしたのは、おそらく2年前のもみじ市だったと思います。そのときは、お見かけしたくらいで、昨年、徳島にお伺いして、いろいろなお話を聞き、彼女の持つ、素朴さだったり、強さだったり、優しさを感じました。
Q2. ivory+安藤由紀さんを花に例えると…
白いマーガレット。安藤さんをみていると、優しくて誠実な感じがするので、ぴったりではないかと思っています。
Q3. ivory+安藤由紀さんのキャッチコピーを考えてください
きもちがまあるくなる木のこもの
Q4. もしもあなたがお客さんなら、ivory+安藤由紀さんの何を買いたい?
白と藍色の包んで持てる小さい小鉢(蓋つき)。大切にしたいものを入れる入れ物として。
Q5. ivory+安藤由紀さんへメッセージをお願いします
安藤さんがにっこりすると、こころが穏やかになります。それは、つくるものからも感じられて、普段、バタバタしている私を癒してくれます。まじめに木と向かい合っているところが、とても好きです。
【ivory+安藤由紀さんの最新情報はこちらをフォロー!】
https://www.instagram.com/soramame23/