Q.1. 今回のテーマに込めた思いを教えてください。

テーマ：「藍と包みこみたい器たち」
そっと触りたくなるような身近な木のコモノを作りたいという思いで、木そのものの手触りや、彫り目などを意識して製作しています。最近は、アクセサリーなどの小さいモノの製作が多かったので、原点に返り、新たな器を作ってみたいと思いました。 今回は、手で包みこみたくなるような少し深めの器を作ってみたい！と思います。 また、最近は人との関わりのから生まれるモノ作りもとても大切にしています。藍染めの作品もそのひとつで、徳島県内で製作活動を行う中で、良い出会いがなかったら作れていなかったモノだと思っています。 深い器と藍染め、どのように表現できるか。新たな世界を広げることができたらいいなぁ、と思っています。

Q.2. 当日はどのようなディスプレイで楽しませてくれますか？

木箱でいろいろな高さに変えて、横から、形や彫り目なども見てもらう展示にしたいです。木箱の枠が、額縁のような役割にもなって、器が際立つのでは、と思っています。

Q.3. もみじ市へお越しくださる皆さまへメッセージをお願いします。

はじめまして。
徳島で木のコモノを製作しているivory＋安藤由紀です。
憧れの「もみじ市」に初めて出展させて頂けること、とても嬉しく思っています。

今回の個展のテーマを考える際、自分自身の製作について、改めて向き合う良い機会を頂き、
いろいろと考えました。
木が大好きではじめたモノ作り。きっかけは、彫り目の美しい木の器でした。

今までいろんなモノを製作してきましたが、少し深めの器を彫るのは、初めてです。
ただいま、試行錯誤しながら製作中です。

そして、藍で染める作品は、ここ１,２年ではじめた新しい世界観です。
徳島に住んでいなかったら、きっと作れていなかったと思います。

この個展で、徳島らしさと、自分の色を、表現できたらと思っています。

メインは新作の器ですが、初出展なので、カトラリーや、パン皿や、お盆のほか、ブローチや、アクセサリーの小さい作品たちもたくさん揃えて出展したいと思います。

良かったらお手にとって頂けたら嬉しいです。
ちょっと緊張していると思いますが、どうぞ話かけてくださいね。