コーヒーを片手に、本のページをめくる人。パンケーキをほおばりながら、会話を楽しむ人。店を見渡せば自ずと感じとれる。この場所では、幸せな時間が約束されているのだ。東海地方を代表するカフェが、心ときめく花束を届けにはるばるやってくる。
【もみじ市当日が楽しくなる最新情報】
◉mado cafeさんからのメッセージ
今年のもみじ市では「花束クレープ」をテーマに数種類のクレープを花束に見立ててご用意します。当日たくさんの花束が河川敷を彩るのが楽しみです。皆様、もみじ市で会いましょう!!
◉当日のメニュー
mado cafeのテーマは「花束クレープ」です。
デザートクレープ3種とお食事クレープ1種を
ご用意します。
写真は食事クレープ。
・鶏肉とオレンジのバルサミコ煮
・サツマイモペースト
・カマンベールチーズ
・キノコマリネ
・ローストクルミ
・フレッシュサラダ
・ハニーマスタードソース
多摩川河川敷でお待ちしております。
◉連載「もみじ市とmado cafe」
「もみじ市とmado cafe 1」
私たちがもみじ市を知ったのは自休自足と言う雑 誌の中ほどにあった記事でした。その頃はまだお店を始める前で、どんなお店にするか2人で相談したりしていた時期でした。自休自足は大好きな雑誌でカフェやパン屋の特集の時は何度も読み返してはまだ見ぬ自分たちのお店を想像していました。そんな雑誌に、森のテラスと言う一軒家で手作りのマルシェの紹介ページがありました。色んな作家さん、お店、料理家の方、ミュージシャンなどが集い、みんなが笑顔で本当に幸せそうな写真ばかり。「こんな素敵なイベントがお店でできたらいいね!」なんて話ながら、お店の開店準備をしていたのを今でも覚えています。
「もみじ市とmado cafe 2」
もみじ市を知ってからいつかは訪れたいと思っていたのですが、お店を始めてなかなか余裕が持てず、行きたい思いは募るばかりでした。毎年、秋に差し掛かるとその思いは強くなり、毎日更新されるもみじ市の出店者紹介を見るのが楽しみになっていました。
そしてお店を始めて3年が経った春に、もみじ市を主催する手紙社さんから味の素スタジアムで開催されるカフェ&ミュージックフェスティバルにお誘いをいただきました。初めての東京でのイベント、そうそうたる憧れのミュージシャンとカフェ。やれるのか不安ばかりで、味スタを一度下見に行こうという事になり、その日をもみじ市の日に合わせて初めてもみじ市に行く計画を立てました。
味スタの下見は外から眺めるだけで下見になったのかも分からないまま早々に切り上げ(笑)、多摩川河川敷に向かいました。待ち合わせをしていたのはまだお店を始める前の喫茶tayu- tauの二人。二人はカフェラファミーユのスタッフとしてもみじ市を経験していましたが私たちは初めて。入場ゲートの前に並んでいると遠くでキタジマさんの出店者コール。ドキドキが高まる中、入場ゲートがオープンしてみんなが走り出す。まっしぐらに並んだのはアノダッテ。かわいいブースに美味しいそうなジャムがたくさん。大きなコンポートとナッツがたっぷり乗ったパンケーキを買ってみんなと合流。みんなそれぞれ買ったもの持ち寄りでピクニック。その後は作家さんの 作品を見たりライブを見たり、夕方の終わりまで楽しみました。お客さんが駅に向かって歩いていく姿を見て、みんなも楽しかっただろうなと思いながら、私たちも帰路に着きました。帰りの夕日に富士山がくっきりと見えて、その年のもみじ市のテーマと重なって見えたのがとても印象的でした。
「もみじ市とmado cafe 3」
初めてもみじ市に出店させていただいたのは、2013年でした。たしかマドカフェの5周年のイベントで紙ものまつりを開催した時にポロっとキタジマさんに誘われて、嬉しかったのと「本当なのか!?」と色々な想いが駆け巡り、舞い上がってしまったのを覚えています。担当は手紙社のしおちゃん。暑い夏の日にカメラマンの静香ちゃんと店まで来てくれました。色々たくさん話してとても心のこもった出店者ブログを書いてくれました。この時のブログは本当にうれしくて今でも宝物です。
この年の秋は海のカフェフェスが横浜であったり、調布パルコでのもみじ市プレイベントなど色々出店や出品があり、あっと言う間にもみじ市の日になっていました。テーマは「はらぺこオムライス屋さん」。今ではマドカフェの定番となったオムライスはこのもみじ市で完成しました。一日目は曇り。憧れだった多摩川河川敷で精一杯オムライスを作りました。終わった時点で二日目の天気が雨予報だったので京王閣に移動になりました。二日目は予想以上の大雨。自分たちが持ってきたテントでは出店ができず、他の出店者からテントの横幕を借りてなんとか出店できました。本当にこんな雨の中でやれたのは色々な方に助けてもらって出店でき、こんな大雨でもオムライスを食べてくれたお客様がいてくださって本当に感謝しかなかったです。
二日目は本当に壮絶すぎて出店中の時の事はあまり思い出せないのですが、もみじ市が終わり雨でビシャビシャになりながら車に荷物を詰め込んでいた時に、たべるとくらし研究所の伸也さんが「すごい雨の中がんばってたね! お疲れ様!」と声をかけてくれて、リンゴジュースを1本手渡してくれました。本当に大変だったけど本当にうれしくてすべて報われた気がしました。初めてのもみじ市はほろ苦でしたが、とても思い出に残ったもみじ市になりました。
【事務局担当:カキモトへのQ&A】
Q1. あなたとmado cafeさんの出会いは?
2011年11月に東京都調布市の味の素スタジアムで開催された「第1回カフェ&ミュージックフェスティバル」で、初めてmado cafeのブースを見ました。当時、イベントのボランティアスタッフとして参加していましたが、全国から選ばれたカフェの名店が並ぶなか、白で統一されたブースからは、静かな意志のようなものを確かに感じました。お話したこともなければ、お店に行ったこともありませんでしたが、この店には他のカフェにはない“何か”がある、ということを感じとったように思います。
その後、年に2、3回ほどのペースで手紙社のイベントでお会いし、お店を訪問するたびに、その意志ははっきりと浮かびあがってきました。人気のプレート「madoごはん」をやめて喫茶メニューに切り替えたとき、ブースのつくりが店舗の空気をよりまとってきたとき。「こうありたい」という決意が、mado cafeらしさを失わず、mado cafeを変えてきたのだと思います。
もみじ市が近づくと今でも緊張する、とmado cafeの柴田真史さん・友香さんは話します。一年に一度、自分たちの成長を示す場でもあるからです。そんな言葉を聞いて、私たちも毎回身が引き締まるのです。初めましての方も、これまでのmado cafeを知っている方も、きっと新たなmado cafeに出会えるはずです。
Q2. mado cafeさんを花に例えると…
シロツメクサ。和名は白詰草ですが、英名がクローバーと聞くと、頭の中でイメージが一致する人も多いのではないでしょうか。白色は、mado cafeのイメージカラーです。本を片手にコーヒーを読みたい人、美味しいごはんをたべたい人、おしゃべりを楽しみたい人。カフェにはいろんな人が訪れますが、そのだれもが四ツ葉のクローバーを探すように、ちいさな幸せを見つけにきているようです。mado cafeに行けば、四ツ葉のクローバーが見つかる予感がするのです。
Q3. mado cafeさんのキャッチコピーを考えてください
ちいさな幸せを届ける喫茶の時間
Q4. もしもあなたがお客さんなら、mado cafeさんの何を買いたい?
愛の告白用のスペシャル花束クレープ。本物の花のブーケは渡すだけでも勇気がいるけれど、甘くて美味しいクレープの花束なら少し茶目っ気もあって、甘い誘惑に耐えきれずつい受け取る人も多いのでは。もし失敗したら、我々スタッフが美味しくいただきます!
Q5. mado cafeさんへメッセージをお願いします
もみじ市は一年に一度の大舞台、と言われるたびに、背筋がピンと伸びます。出店者のみなさまがそう思う場所を自分たちがつくっていきたい、と思います。それぞれの場所で店を守り、育て、作品を生み出す方々が集まって、それらを愛する人たちがやってきて、伝えたい私たちがいて、そのつながりを実感する2日間です。多摩川河川敷でお待ちしています!
【mado cafeさんの最新情報はこちらをフォロー!】
https://www.instagram.com/madocafe_
保存
保存
保存
保存
保存
保存
保存