【網代幸介プロフィール】
平面、立体、アニメーションなど、幅広い表現方法で独自の世界を描き出す画家・網代幸介さん。どこにもない、けれどどこかにあるかもしれない、遠い異国の風景。そこには、他のどんなところでも味わうことのできない、網代さんだけが作り出せる世界があります。奇妙で、物悲しくもどこか愛らしいキャラクターたちの紡ぐ物語。一度足を踏み入れてみたら、網代ワールドの虜になってしまうこと、間違いありません。
https://kosukeajiro.tumblr.com/
あずみ虫
【PROFILE】
1975年生まれ。神奈川県出身。イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作している。雑誌・書籍・広告などの分野で活躍中。2010年講談社出版文化さしえ賞受賞。『ぴたっ!』『いもむしってね・・』(福音館書店)といった絵本を多数制作している。また「えほん寄席」(NHKエデュケーショナル)では、アニメーションも手がけた。無機質なアルミに息吹を吹き込める、唯一無二の存在。
http://azumimushi.com
イシイリョウコ
【PROFILE】
可愛らしいけれどどこか奇妙でミステリアスな世界。イラストレーターであり人形作家でもあるイシイリョウコさんの生み出すキャラクターは独創的で一度見たら忘れられなくなる魅力があります。繊細で細やかな線で描かれた絵や一点一点手縫いの人形には、イシイさんがいつも思い浮かべている世界が形となり、色となり表れています。人形に使われているのは時代と国を越えた古い布。キャラクターのイメージに合うように選びながら色をつけて作り上げているそう。作品からはイメージの出来ない、いつも朗らかな笑顔のイシイさん。彼女の作品にも、人柄にも引き込まれてしまうのです。
http://hibi-no-rakugaki.blogspot.jp
イヌイマサノリ
【PROFILE】
1983年兵庫県姫路市生まれ。金沢美術工芸大学美術科油画専攻卒業。高校の美術講師として勤務していたが、突如、長年の夢だった世界一周の旅に飛び立つ。帰国し再び教職に戻るも、自由と浪漫を求め退職。その後、絵描き・イラストレーターとして独立し、現在に至る。雑誌、広告、テキスタイルなどの場で幅広く活躍中。異国情緒にあふれ、どこかアンニュイで、一筋縄ではいかないかわいらしさ持つイラストを描く。
http://inuiinui.com
えちがわのりゆき
【えちがわのりゆきプロフィール】
2008年より絵と漫画の制作をはじめ、そのパンチのある名前とはウラハラに、優しくてほんわかしたキャラクター「うんころもち」でブレイク。絵本『うんころもちれっしゃ』『そっとね』(ともにリトルモア)のほか、主宰する夫婦社よりまんが絵本『ほわころくらぶ』を発表。仕事の合間、午後3時ごろには「ほわころブレイク」と名付けられたおやつタイムが日課です。
http://www.echigawanoriyuki.com
大森木綿子
【大森木綿子プロフィール】
水彩・色鉛筆・クレヨンなど、様々な素材を用いて、心に浮かんだことや身のまわりのものを描くイラストレーター。代名詞とも呼べる短冊形のポストカードはたくさんの種類があり、それを並べただけで美しいインテリアになってしまうほど。書籍やパッケージの挿絵も手がけ、今年7月には、手紙社の新店舗「菜花」のイメージイラストも書き下ろしました。忘れていた心象風景がふっと呼び起こされる、五感を優しく刺激するイラストに、多くの人が心奪われるのです。
http://omoriyuko.com/
岡崎直哉
【岡崎直哉プロフィール】
移り変わる季節、過ぎ去る時間の中で、変わらない美しさ、そして変わる美しさを鮮明に映し出す岡崎さんの写真。暗室にこもり、自らの手でプリントした写真と、それを素材にした紙もの雑貨の数々。今回のテーマ“ROUND”に合わせ、完成した新作は、今までとは一味も二味も違う作品に仕上がりました。私(担当:鈴木)が愛してやまない、“ちょこっと”シリーズも健在。河川敷に広がるノスタルジックな紙ものをどうぞご覧ください。
http://www.color-travel-guide.com/
楓真知子(14日)
【PROFILE】
大阪生まれのイラストレーター。第199回チョイス入選。第12回TIS入選。第18回ノート展大賞。毎日絵を描くことを日課にしている。幼き日に置いてきてしまった、絵を描くことの喜び……。色を選んだり、筆を走らせたりが楽しくてしょうがなかった、あの頃を思い起こさせてくれるような、躍動感にあふれるイラストを描く。動物を得意としているが、人物も魅力的で、表情や色使いなどは秀逸。一目見るだけで、ワクワクが止まらない。
http://kaedema.com
木下綾乃
【木下綾乃プロフィール】
イラストレーター。武蔵美術短大卒業後、画廊勤務を経てフリーに。雑貨制作、雑誌、書籍を中心に活動中。最近は趣味の山登りで得られた経験を生かし、自然や動物をモチーフとした作品を作り上げている。私(担当:並木)は著書の『木下綾乃のレターブック』に1通の手紙が工夫ひとつで書く人も渡す人もワクワクさせられること。ほんの少し気持ちが温かくなることを教えてもらいました。また、それがきっかけで紙やペンが大好きになりました。
https://twitter.com/kinoshitayano
https://www.instagram.com/ayano.kinoshita
COCHAEとドンタク玩具社
【PROFILE】
“あそびのデザイン”をテーマに活動する軸原ヨウスケ・武田美貴さんによるデザインユニット「COCHAE」。“工人さんと共に考え、共に作る”をテーマに伝統こけしや郷土玩具などの「新しいかたち」を提案する創生玩具プロジェクト「ドンタク玩具社」。日本に古くからある折り紙やこけしといったモチーフを新しい視点で作り手たちと一緒に作り上げていく2大ブランドです。ブランド名であるCOCHAEは軸原さんの出身地である岡山県の伝承民謡の中にある「こちゃえー、こちゃえー」という「こちらへどうぞ」「こっちはいいぞ~」という意味の節回しから。ポップな色合いのこけしやクスッと笑ってしまう絵柄の折り紙に、大人も夢中になって遊んでしまいます。
http://www.cochae.com/system/
http://donduc.com