【ivory+安藤由紀プロフィール】
木と真摯に向き合い、ていねいにていねいにものづくりをしている木工作家のivory+安藤由紀さん。くたくたになるほど使い込みたくなる木の生活道具を目指し、徳島県にて、日夜制作しています。手彫りでつくるため、素材や塗料によって色合いや風合いが異なり、その味わい深さは格別。ずっと使っていたい、ずっとそばに置きたいと思わせる、心がほんわかする作品をこしらえます。もちろん道具としての使い心地も抜群。生まれてきたアイデアを実現すべく、果敢に挑戦し、新しい作品もつくり続けています。
https://ivory-plus.jimdo.com
安達知江
【安達知江プロフィール】
ガラス作家。岡山県の山の中、自然に囲まれた小さな工房でガラスのオブジェや器を制作。主にキルンワークという技法を使い、身の回りのささやかな出来事を作品にしています。豊かな想像力を武器に作品に投影する技術力には圧巻。安達さんのまっすぐな黒い瞳を通し自然の豊かさや美しさを表現している作品たちに誰もが心惹かれるはず。その中でも「横たわる闇」という大きな黒い狼が横たわっている作品。背中から尻尾までの毛並の一本一本の中に誰しも心の奥底に抱えている闇が入り込んでいるのです。そんな姿を見て安心する私がいます。なぜなら、そんな闇を抱えていても瞳の奥は優しいから、安達さんの表現力にいつもいつも驚いてばかり、今度はどんな驚きがあるのか楽しみでなりません。
赤畠大徳(13日)
【赤畠大徳プロフィール】
三重県松阪市に工房を構える鍛冶屋・「かじ安」の5代目。包丁やスプーン、フォークなどのカトラリーだけでなく、農具の製作や修理、時にはテーブルや椅子、ランプなどのインテリアに至るまで、実に様々なアイテムを生み出している。そんな赤畠さんを語る上で決して欠かすことのできないのが、「血の通ったコミュニケーションを通して包丁をつくる」という揺るぎない信念。インターネットを通した宣伝などは一切せず、心から必要としている人だけに向けて、ときには大胆にときには繊細に鉄を打っていく。“質実剛健”と評するにふさわしい人柄と作品は、一目見ただけでその虜に、一度使えば手放すことができなくなってしまうほどの、力強い魅力を宿している。
今江未央
【今江未央プロフィール】
石川県出身の陶芸家。都内アパレル会社を経て石川県九谷焼技術研修所で学び、現在金沢にて主に活動中。伝統の磁土と和絵具を使い、九谷焼を自由な発想や絵付けで表現し、目に鮮やかな作品を作り続けています。私の大好きなビール柄をはじめ、今江さんが作り出すお野菜や草花たちは今江さんの魔法にかかると鮮やかで美しく変化し、一気に主役になってしまう。私たちのいつもの暮らしが入り込んでいる器たち。馴染みの良い形、色鮮やかで見るたびに心が踊ります。そして今江さんがたまに教えてくださるお手軽お料理レシピの味は最高なのです。
IRIIRI
【IRIIRI プロフィール】
テキスタイルデザイナーを経て、2000年より人形作家としての活動をスタート。各地での個展、グッズ制作のほか、ワークショップでは自身のデザインを参加者と一緒に形にする取り組みも行っています。絵を描くための画材や手法の選択肢として「布」を選んだIRIIRIさんの作る人形たちは、絵本から飛び出してきたかのような物語性と、手仕事の緻密さ、マテリアルのおもしろさが共存する存在。愛らしくも、どこかミステリアスなムードやユーモアが漂う人形たちは、ひと目見ただけで吸い込まれるような魔法を秘めています。
http://iriiri.petit.cc
uzura(13日)
【uzuraプロフィール】
千葉県南柏に工房を構え、オーダーメイドで靴を作るuzura。1対1でじっくりとカウンセリングしながら作られる1足は、いつまでも大切に履き続けたい、あなただけの靴として生を受けます。また、手作り靴教室も開催しており、キャンセル待ちが出るほどの人気。もみじ市では、ファーストシューズづくりのワークショップを開催します。初めて地を踏む足には、安全なものを履かせたいのが親心。靴職人が教える、足に優しいファーストシューズを作ってみませんか?
http://www.uzura-village.com/
緒方伶香
【緒方伶香プロフィール】
1969年生まれ。印刷会社のアートディレクションやアパレル会社でのテキスタイルデザインを経て、現在は羊毛を使った活動を行う。2007年よりもみじ市に出店しており、今年で11年目を迎える。ふわふわの羊毛を特殊な針で刺し固め出来上がるのは、どこかとぼけた表情が愛らしい動物たち。最近では動物だけでなくいろいろなものも作っているのだとか……。いったいどんなものを作っているかは、この連載でご紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね!
http://hopetosa.com/
KIYATA
【KIYATAプロフィール】
KIYATA(キヤタ)はスリランカの言葉、シンハラ語でノコギリの意。
スリランカに所縁のあった若野忍、由佳夫妻が2008年に立ち上げた木工ユニット・KIYATAは、
<森の奥深く 人間以外の者達が
来る者をもてなしてくれている場所
そこにあるものは……>
そんな物語を背景に、生活にちょっとしたファンタジーをプラスする、
生き物をモチーフとしたインテリアを制作しています。
冬の風物詩のごとく毎年年末に開催される「手紙舎 2nd STORY」での個展は、毎回入場制限を行うほどの大盛況。今年は2018年11月28日(水)〜12月9日(日)と例年よりも期間を延ばした10日間の開催です。そのひと足先に行われる今回のもみじ市では、河川敷という屋外を舞台に、木から生まれた動物たちがのびのびと呼吸する姿も必見です。
http://www.kiyata.net
【KIYATAブース当日情報】
オープン直後のお求めに関しては、抽選により購入順を決めさせていただきます。ご希望の方は
10/13(土)10:45
10/14(日)10:15
までにお集まりください。(個数制限あり)
〜商品ラインナップ〜 <<木彫作品>> *お一人様1つまで *2日に分けてご用意しますが、それぞれごく少数となりますのでご了承ください。 ◎ムササビランプ(B品含む) ◎キツネ時計(B品含む) ◎野ウサギ時計 ◎野ウサギ置き時計 ◎はるな陶工房コラボキャニスター <<木彫作品>>*お一人様2つまで *2日に分けて販売しますが、それぞれ限定数となりますのでご了承ください。 ◎ロババスケット ◎クマ刺繍バスケット ◎キツネ刺繍バスケット ◎オオカミバスケット ◎白鳥バスケット ◎黒鳥バスケット ◎ウサギ手鏡 ◎トリ手鏡 ◎リスべら ◎木彫ブローチ数種類 <<プロダクト製品>>*購入制限なし ◎刻印ブローチ ◎鋳物の獣たち(ブローチ、キーホルダー、イヤリング、ピアス、ネックレス) ◎倉敷意匠コラボ作品 豆皿、毛皮カップ ◎マスキングテープ ◎KIYATAスタンプ <<動物箸置きガチャガチャ>> *お一人様3回まで ◎10/13-14 13:00〜 KIYATAワークショップ「木彫動物時計を作ろう」*受付は10/1(月)正午から。ワークショップの詳細はこちらおかげさまで満席となりました。ありがとうございました。
『月刊 KIYATA』記事一覧
7月号 〜もみじ市への道〜
8月号 〜ムササビの木を求めて〜
9月号 〜野ウサギ置き時計誕生秘話〜
10月号 〜いざ、多摩川河川敷へ〜
KUROSAWA
【KUROSAWAプロフィール】
1996年から革製品の製作を始め、技術を磨き、 2008年KUROSAWAとして活動開始。 ベビーシューズやバッグなど、日常に馴染む革小物を製作しています。 2010年には工房を千葉県外房に移転。トレードマークのハチの刺繍は、カバンに止まっているような遊びごころから生まれました。一つひとつ、丁寧な作業を積み重ねた革小物は、何年もそばに置いて使いたくなる宝物です。
http://hachi-kurosawa.com/
枯白 KOKU PRODUCTS
【枯白 KOKU PRODUCTSプロフィール】
沖縄県立芸術大学卒業。枯白こと乾喬彰さんは、兵庫県姫路市にて綿の工場跡を利用した工房兼展示室で活動している。屋号の由来は“ものが円熟して味わいをもつ”という意味の「枯」、“ものごとが始まる新鮮さ”という意味の「白」。ハンガーや本立て、小棚といった小物から、棚やダイニングテーブルなど大物の家具まで、味わいのある木材を厳選し、“佇まい”を意識した作品を制作している。取材を始めて以来、乾さんが家具の中に生み出す繊細な線に、私(担当・丸本)はすっかり魅了されました。今や、枯白の家具を持つことが私の夢の一つに。それも、部屋の主役になる大きなものを暮らしに迎え入れ、味わいが出る様子を大切に愛でていきたいと思っている。
http://ko-ku.sakura.ne.jp