【mitome tsukasaプロフィール】
1976年 神奈川県葉山町に生まれる。2001年 東京藝術大学大学院美術研究科鋳金専攻修了。2004年 mitome tsukasaとしてアクセサリーなどの制作をはじめる。葉脈や水面の泡のような繊細な透し模様をしたアクセサリーは、金属とは思えない温もりに満ちています。私(担当・丸本)とmitome tsukasaさんの作品の出会いは、梅雨の鎌倉。水をまとったように柔らかい曲線から放たれるシルバーの艶めきに目を奪われたものだった。それ以来、私はmitomeさんのシルバーリングに恋をしている。
kata kata
【kata kataプロフィール】
松永武、高井知絵によるプロダクトユニット。伝統的な型染め、注染などの技法を用い、生き物や植物、日常に溢れる“ものがたり”を描きだす。その表現は布や紙に止まらず、さまざまな方面に活躍の場を広げている。作品のなかで元気よく踊る、個性たっぷりの生き物たちからは、描く人の溢れるバイタリティーを感じずにはいられない。
Mellow Glass
【Mellow Glassプロフィール】
瑞々しく柔らかい光をまとう、幻想的な街並みを硝子オブジェで紡ぎ出す作家「Mellow Glass」タナカユミさん。粘土を型にする“パート・ド・ヴェール”と呼ばれる伝統的なガラス技法で、一つの型から約二ヶ月かけてただ一つだけ産み落とされる作品たちは、どれもはかなくもあたたかな生命の明かりを灯しながら、寄り添うようにどこかに在るはずの神秘の景色、パッセージ(一群)を形作っている。その独特の技法そのものが物語るとおり、そこには一人に一度しかないからこそいじらしくも愛おしい、人々の営みそのものへの想いがほんのりと宿っている。
https://mellowglass.tumblr.com
夜長堂
【夜長堂プロフィール】
夜長堂は関西を拠点として活動する井上タツ子の屋号。かわいくてレトロな雰囲気の紙もの「モダンJAPAN復刻ペーパー」などの商品展開を自身で行うほか、さまざまなアーティストや企業とのコラボレーション商品の開発・イベントの企画など、幅広く活動中。また、ビルの魅力を紹介するBMC(ビルマニアカフェ)のメンバーとして、“いいビル”を使ったイベントの開催やリトルプレス『月刊ビル』の発行にも精力的に携わっています。夜長堂の由来は坂口安吾の短編小説「夜長姫と耳男」から。姿は見えねど何時でもどこかで開店中。
http://www.yonagadou.com
petit à petit(13日)
【petit à petitプロフィール】
ほのかな酸味としっかりとした歯ごたえが、さながら精緻に形作られた芸術品としての風格すら放っている「petit à petit」(プティ・タ・プティ)中西麻由美さんのパン。その繊細かつ力強い舌触りは、ともに味わう料理やワインと互いを引き立て合い、食べる人と静かにマリアージュする。だが彼女のパンの本質は、マリアージュさせることそのものにはない。その存在を忘れるほど食の悦びに没頭させること、そんなアルチザン(フランス語で職人)のごとく透徹した美学にある。そのさまこそ、眩暈を起こすほどにエレガントで官能的で。
https://www.petit-a-petit2003.com/
八重樫茂子
【八重樫茂子プロフィール】
神奈川県小田原市、自宅の一室の半分を占領するような大きな織り機を前に、日々を過ごす八重樫茂子さん。2000年の北欧への留学をきっかけに織りと出会いました。その楽しさに触れて以降、日本とスウェーデンで織りを学び、現在は日々織り機と向き合う毎日を過ごしています。彼女の作る作品は、暮らしの中で出会った好きなもの、心地よいと感じたものなど、「毎日の好き」が貯まってできた形。好きなものを源に、「楽しい!」と夢中になって織り上げる作品は、生き生きとした輝きに満ち、不思議と身につけた人の笑顔を引き出してしまうのです。
http://attaekar.blog101.fc2.com/
結城琴乃
【結城琴乃プロフィール】
木を焦がして描く“焦がし絵”という手法や細い針金を巧みに操り、独自の世界観をつくりあげるクラフト作家・結城琴乃さん。焦がし絵でつくる建物や船といった作品は、ノスタルジックなモノクロの世界へと誘ってくれます。蝶々や葉脈といった針金でつくるアクセサリーやオブジェは、繊細で儚く、機微を感じられる類い稀なものばかり。その粛々とした美しさは、心の奥底にそっと閉じ込めている部分を刺激してきます。結城さんのつくられた作品には、すべて物語が秘められているといいます。作品に触れ、その物語に一歩足を踏み入れたとき、新たな物語が始まることとなるでしょう。
http://kotono1218.exblog.jp
HammockRefle Kikuya
【HammockRefle Kikuyaプロフィール】
ハンモックに優しく包まれながらリフレクソロジーを受けられる、埼玉県草加市にある平屋サロン。代表である菊川さんが自ら施術を行い、妻の真琴さんがサポートしている。自立式のスタンドにオリジナルのハンモックを使ってサロンだけでなく、自然を感じられるイベントやリゾートホテルなどで行うHammockRefle Kikuyaの施術は、リフレを受けながら空気の流れや柔らかい日の光を感じ、非日常の癒しを体感することができます。「ハンモックに包まれながらもしっかりとしたリフレを行いたい」と、沈み方や包まれ方を研究し、リフレクソロジー専用のハンモックを里山ハンモックの“みちやま”さんと共に開発しました。乗り方から丁寧に教えてくれるので、ハンモックに馴染みのない方も肩の力を抜いて体験してみてください。ハンモックの心地よさと菊川さんの温かい手から伝わる指圧で、心地よい眠りに誘われること間違いなしです。
http://www.hammockrefle.com
ユーリ白樺かご
【ユーリ白樺かごプロフィール】
自ら樹皮を採取し、幾重にも編み重ねることで“白樺かご”を作る。20年前、北欧で暮らしたことをきっかけに白樺の木に出逢い恋に落ちる。白樺かごを編み重ねてゆくことは、生きることそのものと語るユーリさんの目はあまりにもキラキラとしており、本当に恋をしているのだとわかるほど美しい。白樺への愛に満ちた作品は、少女らしい無垢さと女性らしいしなやかさを秘めており、身につけるだけでホッと落ち着くような安心感がある。
hokuri
【hokuriプロフィール】
西荻窪駅を住宅街の方へてくてくと歩いていくと、ポツンと無機質なコンテナが現れる。「hokuri」という屋号の施されたプレートが掲げられ、シンプルながら飾り付けられた店内に、席は1つだけ。その店こそ、hokuri・上間美絵さんが営むネイルサロンである。建築を学んだ背景から生まれるジオメトリックなモチーフを中心に、爪というキャンバスに描く、唯一無二のネイリスト。
hokuriの代名詞とも言えるネイルシールは、もみじ市がきっかけとなった商品で、「より身近に、より自由に、ネイルを楽しんでもらいたい」という願いが込められている。感情を表したかのような水彩画をベースに、幾何学模様や植物モチーフが散りばめられたネイルシール。え……? 使い方がわからない? もみじ市までに、その魅力も併せて紹介予定。
http://hokuri.jp