【liirプロフィール】
福井県に構えるアトリエで、ガラスの自然な振る舞いをそっと留めたような、美しい作品を作る森谷和輝さん。2011年から、liir(リール)という屋号で活動しています。吹きガラスの技法で作られる透明な作品と、キルンワークという技術を用いて作る、リサイクルガラス独特の表情を持つ作品。異なるガラスの性質を活かして作られる作品には、ガラスという素材に魅せられて作品作りを始めたという、森谷さんの想いが表れています。彼が作る作品の魅力は、作品そのものとしての凛とした佇まいのみならず、暮らしの中で見せてくれる、気取らない姿にあります。「ふとした時に綺麗だなと思えるものを作りたい」という森谷さん。日々の中で、使うたびに愛おしくなるliirの作品の輝きを感じてみてください。
http://www.liir1116.com/
渡邉知樹
【渡邉知樹プロフィール】
絵本作家。画家。絵をメインに活動中。鳥オブジェなどの立体作品も手がけている。詩や漫画を描いたり、ピアノを奏でたりと表現方法は多様。ヒッチハイクをしつつ、似顔絵を描きながら日本を放浪し、描いた似顔絵は3000枚以上も。海外も10ヶ国以上を旅しており、近年では、国内のみならず、海外にも進出。2019年1月に北京での個展を開催を予定している。無類の映画好き。東京マラソンを走ったり、山手線を1周歩いたり、フットサルをしたり、料理をしたり、心動かされることを大切にし、制作している。作品は、絵であっても、立体であっても、文字であっても、愛らしさと力強さ、儚さが共存しており、その研ぎ澄まされたセンスに心惹かれる。色使いも秀逸。
http://suetomii.wixsite.com/tomoki
マエガミマールコ(14日)
【マエガミマールコプロフィール】
代官山のアパートメントの一室にサロンを構える美容室「マールコ」。鮮やかに息づくたくさんの植物とクールなヴィジュアルブック、質のよいアンティークな調度を背に、店主の大門しょうたさんは「いつ訪れても印象の変わらない、ほっとする場所でありたい」と話す。そう、ここは髪だけでなく、心のありかまで自分らしい位置に導き整えてくれるアトリエ、なのだ。もみじ市では、“前髪をつくる”専門店をオープン。梳かれた前髪で開けた視界からのぞく世界は、日常でありながらいつもよりすこし美しく、そっと輝いて見えるはず。
http://marco-salon.ciao.jp
wato kitchen
【wato kitchenプロフィール】
岩手出身。お料理好きなお母さんと絵が上手なお父さんの元で育ったwatoさんは、小さい頃からお料理も絵を描くことも大好きだったという。短大で管理栄養士の資格を取った後、働きながらイラストの専門学校に通い、現在は管理栄養士、フードコーディネーター、イラストレーターの3つのステージで活躍している。小さい頃のどちらの“好き”も生業にしてしまった、watoさんの行動力と好奇心がつくる愛情たっぷりのスープは、今や手紙社のイベントには欠かせない一品。ひとくち食べたら思わず笑顔がこぼれる魔法のスープに舌鼓を打ってほしい!
Ren
【Renプロフィール】
京都に工房を構える金工作家の中根嶺さん。金鎚を使い金属を叩いて加工する「鍛金」という技法で、アクセサリーやカトラリー、オブジェにランプなど、暮らしを豊かにするようなモノを製作している。手の動きの一つひとつが確かに刻まれた金工作品は、無機質なのになぜか温かさを感じる。触れると壊れてしまいそうなほど繊細なものもあれば、ときに場の空気を変えるほどの力強さをも感じさせることもある。そんな様々な要素を孕んだ彼の作品を目の当たりにすると、ついつい目が離せなくなってしまうのだ。
http://ren-craftwork.com/
まるばやしさわこ(13日)
【まるばやしさわこ】
児童会館の造形ひろば専門員、図工講師を経て、NHK教育テレビ「キミなら何つくる?」の造形スタッフ、ベネッセ『こどもちゃれんじ ぽけっと』の工作あそび監修をはじめ、幼児雑誌の付録アイデアプランナーなど、造形にまつわるたくさんの仕事に携わる造形・工作作家。また、木工ユニット「丸林さんち」としても活動中。ハサミと紙で魔法のようにストーリーが紡がれる工作ショー、参加者の感性をどんどん引き出すワークショップ、まるばやしさんの工作愛とこどもたちへの愛はとどまるところを知りません。手紙社西調布基地であるEDiTORSでは、月2回のこどもと大人のためのおやこ工作教室「こうさくのたね」を開催中。こどもたちの内に秘めた創造性、大人たちの忘れかけていた作るという喜び。それらを“発見”できる場を工作しています。
https://ameblo.jp/sawakomarubayashi/
roca(13日)とmego
【rocaとmegoプロフィール】
rocaは函館にある小さなパンとおやつのお店。「お店」と言っても店舗は持たず、通販とイベントのみで販売している。時間をかけ、じっくりと低温で発酵することで素材本来の味を引き出す王道のパンと、決して華やかとは言えないけれど、シンプルに真摯につくられた焼き菓子。それらには、飽きずに、毎日でもいただきたい安心のおいしさがある。それは、rocaさんご本人が、材料を足したり引いたりしながら、自分の好みに合うよう何度も試行錯誤を重ねてたどり着いた味だからなのだろう。「子どももお年寄りも、みんなで分けられるようなパンや焼き菓子を届けていきたい」、という言葉から伝わるrocaさんの優しさも、味の奥底にプラスされているのかもしれない。
http://roca.shop-pro.jp/
megoこと牧野潤さんは、函館を拠点に活動する陶芸家。もともと興味を持っていた陶芸を初めて体験し、「本気で取り組んでみよう!」と決めたのが30歳の時。主婦であり母であるという存在は、制作する器にそのまま反映され、普段使いしても大丈夫な器、自分が使いたいもの、かっこいいと思うものを目指して制作を続ける。その結果生まれたのは、土色と黒の2色のみの展開。黒い器は彩の良い野菜の色をさらに引き立たせ、土色の器はどんなお料理を盛ってもさまになる。手にしたときに感じる軽やかさを持ちながら、洗った後に重ねても大丈夫と思える安心感があり、「気づけば食卓にいつも並んでいる」、そんな存在の器。
http://mego33.exblog.jp
コラボレーション企画
今年の目玉企画である、もみじ市出店者同士のコラボレーション企画。異なるジャンルのつくり手が持てる力を合わせたとき、とっておきの逸品が生まれるであろうことは疑いようもありません。本日は、そんなコラボレーション企画の最新情報をご紹介します!
◎あたらしい日常料理 ふじわら(フード、瓶もの) × 羽鳥景子(ガラス)
ガラスでできた調味料入れ。幻想的な色合いが美しい作品です。
◎IRIIRI(人形) × 夜長堂(デザイン雑貨)
夜長堂の新柄大判ハンカチ「レースリボン」(グレー・ブルー・ピンク)3色を使って IRIIRIが猫のモチーフのバッグを製作しました。
◎ひだまり商店とco+fe(菓子、鉄工) × poppy seeds 是枝錬太郎(フラワーオブジェ)
「一粒の木の実はいくつもの森を生む」
co+feのアルミコンポートに、poppy seeds 是枝錬太郎、note:、ひだまり商店の小さな作品が寄り添うように集まりました。
「ポストカード」
コラボを記念して制作したポストカードを販売。5枚1組。
◎WOLD PASTRIES(菓子) × 柴田菜月(陶器)
「WOLDに新人うさぎ店員」。WOLD PASTRIESの焼き菓子を、柴田さんのうさぎさんが抱えている、なんともキュートな作品です。
◎大森木綿子(イラスト) × charan 山田亜衣(金工)
ブローチとカードのセット「5つの湖と月」「DISCOVERY」。大森さんの横長カードをイメージして、Charan 山田さんがブローチを作りました!
◎食堂souffle(フード) × 谷内亮太(金工)
「ドーナツラスクとピックセット」谷内さんのブースで1,500円で販売します。15袋限定なので、どうぞお見逃しなく!
※食堂souffleはコラボ企画のみの参加となります
すげさわさんがイラストを描いたウェルカムボードの周りを、onkäのパンのリースで飾ります。
◎mitome tsukasa(金工) × liir(ガラス)
mitome tsukasaのリングをliirのリングホルダーに。
◎nuri candle(キャンドル) × Mellow Glass(ガラス)
nuriさんが星座のキャンドルを、Mellow Glassさんが水の燭台をつくりました。離れた空のもとにいる2人の作品は、もみじ市の会場ではじめて1つの作品となります。
◎admi(テキスタイル) × パンと器 yukkaya(パン、陶器)
「admi×yukkaya もみじ市ピクニックセット」
admiのランチョンマットとyukkayaのお皿&カレーパンの豪華セット!
◎norioはんこ店(はんこ、イラスト) × マエガミマールコ(理髪)
マールコさんのブースで前髪を切った方には、写真に「マールコはんこ」を押してプレゼント! norioさんのブースでは、「まえがみちゃんはんこ」を自由に押すことができますよ。
◎竹村聡子(陶器) × wato kitchen(フード)
白くてほわっとやさしい、まるでアルパカスープ。鶏団子とペルー産カナリオ豆入り。
竹村さんが手がけた「アルパカブローチ」。顔だけのアルパカも、全身のアルパカもどちらとも可愛くて、選べなくなってしまいそうです。
◎えちがわのりゆき(イラスト) × ニシワキタダシ(イラスト)
「DISCOVERY」のテーマに合わせて作られた、立体作品の「ディスくんとカバリーくん」。
◎KUROSAWA(革) × 左藤吹きガラス工房(ガラス)
左藤玲朗さんのガラスをKUROSAWAの革で包んだペーパーウェイト。
ドーム型標本容器。
◎イイダ傘店(テキスタイル) × coupé(革靴)
イイダ傘店の生地を「つま先」と「足首」のそれぞれに使い、coupéがサンダルを作りました。もみじ市では展示のみですが、来夏に向けて調整中とのこと。
◎七穀ベーカリー(パン) × makomo(イラスト)
makomoさんが描いた「かっこいい顔」の焼印を押した、七穀ベーカリーのパンをお届け!
makomoさんが好きだというティラミスを七穀名物・豆乳ドーナツに取り入れた「豆乳ドーナツパン」は、グラノラをまぶした栗のマスカルポーネクリームをドーナツにサンドします。
makomoさんのブースでは、七穀ベーカリー・山本さんが好きなキリンのパン屋の記念スタンプや、かっこういい顔のTシャツ・ハンカチなども販売します!
◎イシイリョウコ(人形、イラスト) × feltico 麻生順子(フェルトアクセサリー)
立体額に入ったイシイさんのイラストからイメージを膨らませ、麻生さんが羊毛のすずらんの花を作ってくれました。
こちらは、石粉粘土とアクセサリーのシリーズ・「花籠と猫さん」。
色と模様を合わせて作られた、「毒きのこちゃんのブローチセット」。
八重樫さんの織り生地のぬいぐるみに、ナカキョウさんが刺繍を施した限定作品です。
◎kata kata(テキスタイル) × SAVON de SIESTA(石鹸、化粧品)
SAVON de SIESTAの“フェアリーローズ”をテーマにしたシリーズにあわせて製作した、kata kataのハンカチ「ばら」。
◎cafeゴリョウ(フード) × 高旗将雄(イラスト)
高旗さんデザインの、cafeゴリョウオリジナルTシャツが登場!
cafeゴリョウにまつわるモノを、高旗さんが活版印刷で表現しました。シンプルなプリントが入った封筒付きなので、旅先からのお便りや、特別な日のメッセージカードにも最適です。
◎緒方伶香(羊毛フェルト) × petit à petit(パン)
petit à petitのまあるいパンをイメージして緒方さんが手がけたブローチ。手紡ぎ糸を固めたボタンのフォルムや、ヴィンテージボタンの優しい風合いの白色が、パンのようにもみえます。
同じくpetit à petitのパンを象った、メガネホルダーとブローチ。
◎小菅幸子(陶器) × nuit(布アクセサリー)
小菅さんの陶器の人形がnuitの布花&刺繍のアクセサリーを持っているという、繊細で可憐な作品。
◎今江未央(陶器) × 成城・城田工房(フード)
成城・城田工房のシンボルとも言えるグルグルソーセージ「うずまきちゃん」が、今江さんの豆皿と陶器オブジェに!
◎キノ・イグルー(映画) × はしもとみお(木彫)
キノ・イグルーのテントえいがかんに彫刻の犬が1匹お邪魔します。
◎小谷田潤(陶器) × Ren(金工)
「葉と器」。植物モチーフのオブジェと花器のセット。
◎koha(パン) × 松本寛司(木工)
koha特製のグラノーラと、松本さんがウォールナットで作った特製匙がセットに。口触りよく、厳選素材のグラノーラとの相性もばっちり!
松本さん特製のカッティングボードと、そのかたちに合わせたkohaのパン。木の実をふんだんに使用したパンを、素敵な包装でお届けします。
wakastudio
【wakastudioプロフィール】
陶芸作家・石川若彦さんがパートナー綾子さんと制作している陶器を送り出しています。1960年、彫刻家の長男として文京区本駒込に生まれた若彦さんは、1990年に益子町に移住したのをきっかけに陶芸を中心とした造形活動を開始。自ら作り上げた住居と工房、ギャラリーを拠点としています。轆轤(ろくろ)を使いはするけれど、手びねりでの造形が、やはり面白いと言います。wakastudioの仕事は“手でつくる”ことへの讃歌です。地元の陶器市では陶器だけでなく鳥も焼いて(一応焼きもの?)提供しているほどの若彦さん。その器は食との相性抜群。シンプルで洗いやすいお皿は私(担当:小池)の家でもヘビーローテションです。
https://www.instagram.com/wakastudio/