TORi「世界のお母さんの味と保存食」

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旅と日々の暮らしを愛する岡本雅恵さんと鷲巣麻紀子さんが始めた「世界のお母さんの味と保存食」がテーマのお店「TORi」は、来年の3月で4周年を迎えます。旅先で食べた料理にふたりの好きなエッセンスを取り込んだオリジナルの世界料理は、初めて食べるのにどこか懐かしい味。カラフルな彩りの料理たちは、すべて素材の持つ自然の色というから驚きです。

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初めてTORiに行ったときの“旅感”が忘れられません。飲食店など決してありそうもない、坂道を上ったところに突如現れた小さなお店。ちょっとでこぼこした白亜の壁にエメラルドグリーンのドア。ドアには「TORi」の文字。ドアの両脇はアーチ型に切り取られたショーウィンドウ。その佇まいは極めて映画的で、まるで自分がロードムービーの主人公になったような気持ちになりました。例えば、バックパッカーでシルクロードを旅していて、アジアとヨーロッパの間の見知らぬ国にたどり着いたとして、お腹がぺこぺこで人通りのない街を彷徨い歩いているときに、目の前に現れた小さな食堂。TORiはまさにこんな物語が似合うようなお店で、疲れてお腹を減らせた旅人が、その彩り豊かでおいしい料理を食べれば、とたんに元気になってしまうのではないかと思うのです。 

そんなTORiだから、きっともみじ市でも、とびきりカラフルな料理を提供してくれるのかなと、ワクワクしながら鷲巣さんと話していると……

「TORiには色がないらしいんです」

……パ、パードゥン?

お手伝いにきてくれた子に言われて、そう気づいたのは最近のこと。岡本さんの産休がきっかけとなり、TORiとしての活動のカタチを変え、表に出ての活動を担うことになった鷲巣さん。様々な場所でケータリングを行いながら、自分たちの料理に決まったスタイルがないことに気づきました。いろんな料理に興味がありすぎて、自分たちでも気づかないうちに、ケータリング先の希望を汲み取り、色んなジャンルの料理を届けていたのです。その柔軟な対応に感銘を受けたお手伝いの子から飛び出たのが「TORiには色がないんですね!」の言葉だったのです。

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色がないということは、どんな色にも成り行く可能性があるということ。これから先、TORiが何色に成って行くのかは、ぼくにはわかりません。きっと、岡本さんと鷲巣さんご本人も、わかっていないのではないでしょうか。でも、言って見ればそれこそがTORiの魅力だと思うのです。ロードムービーのように、ふたりがこれから出会う人や、旅する町から何かを感じ取って、TORiは進化を続けるのです。

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ケータリングを通して、TORiの幅をいっそう広げつつある鷲巣さんと、出産、育児を経て、新しい角度からTORiに臨む岡本さん。ふたりは、今年のもみじ市で、そこにやってくる人々を、何色に染めるのでしょうか?

【TORi  岡本雅恵さんと鷲巣麻紀子さんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
世界のお母さんの味と、古くから伝わる保存食をコンセプトに

中目黒でCAFE&CATERING「TORi」を営んでおります。

うれしいことに、今回で3回目のもみじ市。いつも温かく楽しいながらも慌ただしく過ぎてしまうので、お客様と一緒に楽しい時間を過ごせたらなぁと思います。お会いできるのを楽しみにしております。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
エメラルドグリーン

お店の扉の色。モロッコの扉も偶然にもこの色が多く使われていて、何か縁を感じた色です。

Q3 今回はどんな作品をご用意してくれていますか? また「カラフル」というテーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。
世界のお母さんの味にクスクスを添えてカラフルなプレートをお出しします。

定番のジャムやドライフルーツなど、自然なのにカラフルなものをたくさん詰め込んでお持ち致します!

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!

さて、続いてご紹介するのは、日常の何でもない“空気”を特別なものに変えてくれるあの方々。

文●小木曽元哉

高鈴「ライブ」(19日)

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高鈴はボーカルの山本高稲さんとギターの山口彰久さんのふたりからなるアコースティックユニット。

最新アルバム「新世界」のタイトル曲を聴いたとき、私には2年前のもみじ市の二日目、夜明けの多摩川の光景が自然と目に浮かんでいた。

「こんなに朝がきれいなんて 目も眩む太陽
 こんなに涙溢れたのは 命を受けたから」

2年前のもみじ市は、1日目が残念ながら大雨と風のために中止となってしまった。2日目の朝、雨は止んでいた。まだ暗いうちからスタッフが心配そうな面持ちで河川敷に集合する。前日の雨で会場は水たまりでいっぱいだった。でも風は止んでいる。前日までの雨雲はどうやら遠くへ行ったようだ。なんとか今日は開催できそうだと安堵する。向こうの空から夜明けがはじまった。濃い蒼色とピンクが混ざったような美しい朝焼けが見えた。

「こんなに朝がきれいなんて 目も眩む太陽
 自分だけ愛してしまった 私達許して
 それでも諦められないの 世界がある限り
 それでも諦めたくないの 世界は美しい」

「新世界」という曲は、(あくまで個人的な印象ではあるのだが)あの時のもみじ市の朝を想い起こさせ、山本さんの芯の通った歌声が、力強く背中を押してくれているような気がして、もみじ市を数日後に控えたちょっと不安な気持ちの支えになってくれている。

山本さんの歌声は曲によっても大きく表情を変える。「新世界」で見せてくれる力強い印象はどちらかというと珍しく、その真骨頂はのびやかで、どこか儚げな声色にあるように思う。山口さんのギターの音色に支えられ、繊細なこころの揺らぎがその歌詞と歌声で表現されていて、それでいて芯のつよさを持っているから、聴いている者にこれだけのやすらぎを与えてくれるのだろう。

もみじ市での高鈴の登場は19日(土)の13時から。気持ちよく晴れた青空の下、河川敷の芝生に座って澄み切った高鈴の歌声を聴くのは、きっと最高のよろこびになる。

<高鈴 ライブ>
10月19日 13:00〜
川を背にしたステージにて

 【高鈴 山本高稲さんと山口彰久さんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
高鈴(コウリン)といいます。京都で結成して17年になります。

今は東京に住んでおりますが、全国各地、様々な場所でライブを行ってます。日本語の深さを曲に乗せたアコースティックユニットだと思ってます。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
高鈴は灰色かな。
テーマに反してるかもしれません、、

Q3 今回はどんな演奏をしてくださいますか?
ボーカルとギターのみのシンプルな編成で肌寒くなる季節にあった日本語の楽曲を存分に感じてもらえると思います。

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
初めて参加させてもらいますが、この機会に是非高鈴の音楽に触れて頂けたら嬉しいです。宜しくお願いします。 

高鈴公式サイト
http://littledancemusic.com/callin/

さて、続いてご紹介するのは、世界のお母さんの味と古くから伝わるお母さんの味がコンセプトのあのお店です!

文●尾崎博一

ヒネモス「ライブ」(19日)

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仕掛け絵本の登場人物たちが、銘々に楽器を手に、歌い、踊り、騒ぎだす。

ヒネモスの音楽は、まさにそんなイメージ。にぎやかで、愉快で、混沌としていて、とにかく楽しい。どこの国の音楽でもないのだけれど、子どものころ空想した物語の世界で聞いたような、ノスタルジーに満ちています。 

それもそのはず。ヒネモスの音楽を奏でているのは、鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど、わたしたちが子どものころ真っ先に習った懐かしいあの楽器たち。そこに、サックスやトロンボーンなどの吹奏楽器、フィドルやギターといった弦楽器、トイピアノ、のこぎり、おもちゃなどが加わり…。あれ? だんだん「楽器」とは呼べないものたちまで混ざってきましたよ。

だけど、子どもたちは、そしてかつて子どもだった大人たちはみんな知っているはずです。世界中のすべての「モノ」は、ポンと叩けばたちまち「楽器」に変身すること。叩くだけじゃない、はじいてみたり、こすってみたり、音に対する子どもの感性はとても自由。ヒネモスの音楽には、音楽室にある楽器を使わなくてはならないなんて決まりはありません。愉快な音が鳴り響いたら、たとえガラクタだって立派な楽器。そんな子どものような好奇心で、大人たちがどんちゃん騒ぎしてしまう、ワクワクした魅力があるのです。

ヒネモスの編成は11人。ウクレレやメロディオンなどを中心にさまざまな楽器を操るタカハシペチカさんを筆頭に、十人十色な楽器を持ち寄る個性派集団です。それぞれが奏でるユニークな音の数々は、楽器も楽器ではないものも合わせて50もあるとか! 楽団員たちが何を取り出しどんな音を奏でるのか、そのパフォーマンスからも目が離せません。

「音」は目には見えないものだけれど、ヒネモスの音楽はとびきりカラフルな色であふれています。一つひとつの音に色があり、それらが万華鏡のように隣り合い、混ざり合って、空気を彩っていく。そんなおとぎ話のサーカスのような鼓笛隊が、もみじ市にやってきます。自由きままなリズムと愉快なメロディに、思わず踊りだしそうになったら、ぜひ両手を前に出してください。その右手と左手も、立派なひとつの「楽器」。リズムに合わせて打ち鳴らして、ゴキゲンな楽団の一員になりましょう!

 <ヒネモス ライブ>
10月19日 14:00〜
川を背にしたステージにて

【ヒネモス・タカハシペチカさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
現在メンバー11人を擁する無駄に大迫力な楽団。

運動会の鼓笛隊のごとき多数の鍵盤ハーモニカ、リコーダー、マーチングスタイルをトレードマークとしつつも、どこかにありそうで、どこにもない国の音楽を奏でる見所、聞き所、突っ込み所満載のサーカス的集団です。 チューバ、サックス、トロンボーン、フィドル、アコーディオン、トイピアノ、のこぎり、多種多様な玩具、ガラクタ等が一丸となって、有象無象を飲み込む独特のサウンドを形成しています。 現在までに2枚のCDをリリース。2013年9月27日放送の、仲間由紀恵さん主演 「人生がときめく片付けの魔法」(日本テレビ)では、サウンドトラックを全面的に担当しました。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
ヒネモスは無事全員到着すればメンバー11人と無駄に多く、使用楽器と楽器とも呼べない玩具類、合わせて推定50はあるかと思われますので、ほっといてもカラフルな楽団です。何色かと問われれば、虹色はたまた玉虫色 (笑)

Q3 今回はどんな演奏をしてくださいますか?
普段手紙社さんのイベントに呼んで頂く時は、メンバーに「あまりカラフルになり過ぎると、『森に敷いた絨毯』みたいなことになるから、TPOをわきまえた服装で来るように」と諌めてるのですが、今回はお言葉に甘えて、普段通りのカラフルさ(とっ散らかってるとも言う)で馳せ参じたいと思います(笑)!

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
毎度ながら見所、立ち寄り所満載のもみじ市になることは間違いなく、ゆっくり腰を落ち着けて音楽を聴く心持ちではないかもしれませんが、お楽しみの息抜きに、横目ででも構いませんので、ヒネモスの音楽をしばし聞きに来て頂けたら幸いです。

あ、いや、なんでしたらこちらからマーチングにてお伺いいたします(笑)

ヒネモス公式サイト
http://www.e-hinemos.com/

さて、続いてご紹介するのは、先日の「もみじ市TV」で心に響く演奏を披露してくれたあの人たちです。

文●増田 知沙

marutoとle perchoir(石坂しづか・口広真由美)「oyatsu+hako」(19日)

机の上にその箱が置かれると、一瞬にして箱の周りにあるものの見え方までもが変わった。机の木目、傍に置かれたグラス、照明の光、それが作る影までもが美しく見える。箱の蓋をそっと開けると、美しい焼き菓子が綺麗に並べられていた。

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これは、もみじ市のときだけ結成されるチーム「marutoとle perchoir」による「oyatsu+hako」。焼き菓子を作るmarutoの清水美紀さんと、イラストレーターの石坂しづかさん・口広真由美さん(le perchoirは、石坂さんと口広さんのユニット名)の3人がコラボレーションして作った、もみじ市限定のおやつの箱だ。

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「自然と出会ったんですよね。縁があって、出会って、一緒に出かけたり、おいしいものを食べたり、それぞれ違う感性だけれど、それぞれの感覚を信頼していますね」

3人の関係について、こう話してくれたのは石坂さん。書籍の装丁や雑誌の挿絵、CDのジャケットなど、さまざまなメディアで活躍する石坂さんのイラストは、どうやって生まれるのだろう?

「あの時見た光の感じ、あの時の美しかった光景……旅先で出会った色だったり、匂いだったり、そのとき感じた感覚、空気感をなんとか表現したい、と思って描いています。手が先に動いてゆくこともあります。それでも、手と脳は繋がっていて、手を動かすことによって、“あの時の空気感”を見つけ出せたりもするんです」

石坂さんは旅先などで好きな色を見つけると、帰って来てからそれを画材やパソコンで再現してみるそう。いわば、「記憶の色」を「実在の色」にするのだ。時にはそれをプリントアウトしてみる。そうやって、世界中から集めた色をストックして、絵を描くときに出会った景色の空気感を紙に落としてゆくのだと、石坂さんは教えてくれた。

04イラスト 石坂しづかさん

石坂さんが旅先で見つけた色、かっこいいと思うもの、匂いや、おいしいと思うもの、美しいと感じた一瞬が、やがて石坂さんが描く絵の中に表現される。だから私たちはその絵の持つストーリーに、線や色の持つ景色に、ふと立ち止まってその先の世界を想像するのだ。

今日という一日は、一瞬は、人生のなかでもう二度と訪れない。今見えている景色はもう二度と見ることが出来ない瞬間の連続だ。それでも私たちは作り手が感じた過ぎ行く一瞬を、作品を通して味わうことができる。それは、とても幸運なことだ。

05イラスト 口広真由美さん

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石坂さんと口広さんの“甘い記憶”が閉じ込められたイラストは、今回もみじ市で、甘いお菓子を包む。ふたりが作る箱の中に入るのは、清水さんが作るお菓子だ。箱の中のお菓子を、そっと箱から取り出し、食べてみた。じんわり暖かい気持ちになる味で、食感も口に入れた時の大きさも、しっくりなじむ。ずっと昔から食べていたような、ずっとこれからも食べていくようなお菓子だ。

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「味はもちろん大切にしていますが、箱を開けるとき、食べるとき、誰かにプレゼントするとき、いろんな場面を想像しながら作っています。それから、お菓子には自分の気持ちが味にとても影響すると思うので、作るときはいい気分で楽しく作っています」(清水さん)

「もみじ市は自分が思うままに、楽しんで作れる場所」という3人。

「実は『お菓子の入った箱』の他にもうひとつ『何かが入った箱』も販売します。『何か』の中身はナイショですが…」

と、石坂さん。箱を開けるまでわくわくが続きそうな、箱好きの3人ならではのいたずらな仕掛け。中身をこっそり教えてくれたのだけれど、ここでは秘密にしておおこう。

marutoとle perchoirの3人が、甘いおやつと、楽しい気持ちと、3人の友情をたっぷり詰め込んだ箱を持って、多摩川河川敷へやって来ます。清水さんのおやつを食べてしまった後はどうか、もみじ市の記憶を、石坂さんと口広さんの箱にそっとしまっておいて下さいね。

【marutoとle perchoir 石坂しづかさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
marutoは東京で焼き菓子を作っている清水美紀さん、le perchoirはイラストレーターの石坂しづかと口広真由美のユニットです。le perchoirはフランス語で止まり木という意味で、いろんな人の止まり木になってアイディアなどを増やせたらという気持ちで付けた名前です。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
水色です。

Q3 今回はどんな作品をご用意してくれていますか? また「カラフル」というテーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。
色々なイラストで、たくさんの箱をカラフルにしたいと思います。ひとつの箱の中にいろいろな種類のお菓子が入っているので、味でカラフルを表現したいと思います。

le perchoirのお楽しみ箱は、もみじ市を楽しんでいただけるように心をこめてつくりました。秋の一日を色々な人達と楽しく過ごせたら嬉しいです。

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!

さて、続いてご紹介するのは、歌なき歌を奏でるおもちゃの鼓笛隊。今年初出演となるあの人たちが会場を盛り上げてくれます!

文●鳥田千春

tico moon「ライブ」(20日)

たとえば、たっぷりと時間をかけて料理をするとき、tico moonの音楽をかけながらコトコト煮込むスープはひと味もふた味もおいしくなるような気がするし、はじめて訪れる旅先のホテルでひとり過ごすとき、tico moonの音楽をかけるとその空間はあっというまに居心地のよい場所になる。家で集中して文章を書きたいときに聴く音楽は、『Daydream Garden』に入っている『森のワルツ』と決まっている。私にとってtico moonの音楽は、日々の暮らしに欠かせない音楽だ。

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tico moonは、2001年に結成された、アイリッシュハープの吉野友加さんとギターの影山敏彦さんのデュオ。友加さんの手から紡がれる美しいハープの調べと影山さんの包み込むようなギターの音は、あわただしい毎日を過ごす私たちの心をホッと癒してくれる。その旋律に身をゆだねれば、あるときは暗く静かな深海の底へ、あるときは深々と降りつもる雪景色のなかへ、またあるときは空高く飛ぶ鳥の背中にのっているような、特別な景色を見せてくれる。音楽がなりはじめた瞬間、私たちの心を一瞬のうちにどこまでも遠くへ連れていってくれる。

tico moonの音楽と出会ってから7年が経った。この7年間で、全国のカフェやレストラン、ギャラリーなどでその音楽を耳にする機会がとても増えた。偶然訪れた旅先のカフェでtico moonの曲が流れていたことは何度もある。そのたびに私は、ひとり初めて訪れる場所でもリラックスした気持ちになる。そして、その音楽を選んでいるお店がいったいどんなお店なのか、どんなメニューなのだろうかと想像がふくらむこともある。

そうなのだ、tico moonの音楽は、いつも私のそばにあったのだ。あらためて考えると、それはとても贅沢なことではないかと思う。大げさに聞こえるかもしれないが、tico moonの音楽と出会っていなかったら、私の人生は今とはまったく違ったものになっていたような気がする。時間の使い方や、休日の過ごし方、人と人とのつながり、人生の楽しみさえも。そしてたとえ悲しいことがあったとしても、包み込むようなその音楽は、私たちにそれを乗り越える力を与えてくれる。

もみじ市のライブでフィナーレを飾るのは、いつもtico moonと決まっている。だから、会場でハープとギターの音が聴こえてきたら、今年のもみじ市が終わりに近づいてきた、という合図だ。私たちはそのとき、この2日間を迎えるまでの日々に思いを馳せる。涙が出るほど嬉しい記憶も、いくつかの困難も、切ないできごとも、その瞬間にすべて浄化されていく。

川原の風が肌をすり抜けていく感触、少しずつ夕暮れ色をまとっていく光、遠くで聞こえる電車の音、小さな子供たちの笑い声。会場全体から発せられる心地よいざわめきとともに、フィナーレの幕があがる。

仲間がこう言った。「もみじ市は、曇りなく人生を肯定する2日間」と。
いま世の中で起こっている悲しいできごとや不安なこと、解決しない問題は、たくさんある。けれどもこの2日間だけは、もみじ市のあるこの多摩川河川敷に、美しい音楽と、ものづくりに真摯に向き合う作り手がいて、温かな食べ物がある。それだけで十分ではないだろうか。これ以上幸せなことが他にあるだろうか?

もみじ市には、会場全体に満ちる、独特の雰囲気がある。なんとも表現しがたい、あの幸福な感覚。それはtico moonの演奏が始まるころに、最高潮を迎える。

今年のもみじ市では、tico moonが現在レコーディング中のニューアルバムの曲と、もみじ市にゆかりのある曲の演奏を考えてくださっているという。もみじ市に訪れたなら、いつもと変わらない多摩川河川敷の流れと、そこにある日常の風景を慈しみながら、家族と恋人と、大切な仲間と一緒に、tico moonの演奏に耳を傾けてほしい。嬉しくて、美しくて、切ない日曜日の午後2時半まで、もうすぐだ。

<tico moonライブ>
10月20日 14:30〜
川を背にしたステージにて

【tico moonのおふたりに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
ハープ/吉野友加、アコースティックギター/影山敏彦によるデュオユニット、ティコムーンです。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
青と藍色の間くらい。(影山敏彦)
緑と抹茶色の間くらい。(吉野友加)

Q3 今回はどんな演奏をしてくださいますか?
現在レコーディング中のニューアルバムの曲を中心に、もみじ市にゆかりの曲も織り混ぜて演奏する予定です。

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
2年振りのもみじ市、僕達も本当に待ち遠しかったです。気持ちの良い川べりでの二日間、是非一緒に楽しみましょう!(影山敏彦)
久しぶりのもみじ市、たっぷりと楽しみましょう〜♪(吉野友加)

tico moon公式サイト
http://www.ticomoon.com

さて、続いては、もみじ市の時にだけ特別に結成されるお菓子ユニットの登場です!

文●増田千夏

【もみじ市 第2会場「愉快なものづくりカンパニーマーケット」出店者情報その2】

もみじ市第2会場・東京オーヴァル京王閣で開催される「愉快なものづくりカンパニーマーケット」。手紙社(もみじ市実行委員会の運営母体)がお世話になっていて、かつ、私たちが心惹かれるものづくりを行っている企業が出店してくれます。先週は「proto(egg)product project × 奥田染工場」「福永紙工」「Novel Cell Poem」「PIZZA FORNO」という4組の出店者をご紹介しました。 

本日は、のこり5組の出店者をご紹介しましょう。キーワードは、印刷・漆喰・紙・競輪・カレー! 当日ご参加いただけるワークショップもあります。バラエティ溢れる第2会場。盛り上がること間違いなし!

●レトロ印刷JAM「印刷と遊ぶ。」 

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 「印刷と遊ぶ。」をテーマに、クリエイターたちに高い人気を誇り、若い作り手たちの表現の可能性を広げてくれる印刷会社「レトロ印刷JAM」が、もみじ市にやってきます! 独特の質感のある紙、特色のみで構成されるインク、小ロット対応、スピードの早さ。それらを駆使して印刷物をつくれるというユニークさに、多くの人たちの支持を得ています。

そんなレトロ印刷JAMが、大阪からもみじ市へやってきてくれるのです! それも、いつも工場で使っているものと、同タイプの印刷機を持ち込んで。今回、もみじ市のためにご用意していくれたのは、この3つのワークショップです。

<ワークショップその①「もみじ市新聞を作ろう!」>

あなたが新聞記者になり、もみじ市で出合った出来事で記事を作り、新聞を作ろう! 朝一番にレトロ印刷JAMのブースに集合し、もみじ市を巡ったのち、ふたたびブースに戻って記事を書きます。出来上がった新聞原稿はその日のうちに印刷。完成した新聞は、その場でお持ち帰りいただきます。また、翌日訪れたお客様に「もみじ市新聞」を販売します。

 日時:10月19日(土)11:00〜 
人数:先着5名
参加費:無料
参加方法:当日会場でのお申し込みとなります

 
<ワークショップその②「金のインクで年賀状を作ろう!」>

今月から、レトロ印刷JAMで新たなサービスが始まりました! 金インクの登場です! 一般的な印刷では、なかなか使うことができないゴールドのインクを使い、2014年の年賀状を作ってみませんか? その場でデザインしていただき、その場で印刷。お持ち帰りいただきます。原稿をお持ち込みいただいてもOKです。

日時:10月19日(土)・20日(日)終日
参加費:500円(ハガキ10枚ほど印刷できます)
参加方法:当日会場でのお申し込みとなります

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<ワークショップその③「シルクスクリーンでトートバッグやTシャツなどにカラフルプリントしよう!」>

布や陶器、プラスチック…。どんな素材にも印刷できる「シルクスクリーン印刷」にチャレンジしてみませんか? 一般的な「シルクスクリーン」のワークショップは、既存のデザインを使い、素材に印刷して終了ですが、今回のワークショップはひと味もふた味も違います。ご自分でデザインしていただき、その場で版を作り、お好みの素材に印刷することまでをすべて行っていただきます。出来上がった版はお持ち帰りいただけますので、お好きな色のインクを購入すれば、後日、あなたご自身で印刷することも可能。こんなワークショップ、これまでにあったでしょうか!?(いや、ない!)

開催日時:10月19日(土)・20日(日)終日
参加費:2500円+お好みの印刷素材の費用(Tシャツ、トートバッグなど)
参加方法:当日会場でのお申し込みとなります

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さらに、9月に発売されたばかりの、レトロ印刷の著書「印刷と遊ぶ。」やレトロ印刷グッズも販売。本をお買い上げくださった方には、限定のおまけもついてくるそうですよ!

 もみじ市当日は、あなたもデザイナーになって、あなただけの作品づくりにチャレンジしてみませんか? 会場は、第2会場となる、京王閣。ちびっこデザイナーたちも、ぜひ遊びにきてくださいね!

【レトロ印刷JAMさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
印刷と遊ぶ、印刷で遊ぶ、レトロ印刷JAMです。

Q2 今回はどのような商品やワークショップをご用意してくれますか? また「カラフル」というテーマに合わせた商品、演出などがあれば教えてください。
9月に発刊された、レトロ印刷著「印刷と遊ぶ。」の書籍の販売(おまけ付き)や、

レトロ印刷「印刷見本」等を販売します。また、「もみじ市の新聞を作って発刊しよう!」「金のインクで年賀状を作ろう!」「シルクスクリーンでトートバッグやTシャツなどにカラフルプリントしよう!」という3つのワークショップをご用意いたします。

Q3 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
金のインクで年賀状作り、シルクスクリーン印刷のワークショップ参加ご希望の皆さんへ。ブースに到着したら、随時原稿を手描きでデザインしていただき、その場でプリントします。原稿の持ち込みもOK! その場合は、A4より小さな白い紙に、白黒で描いて来てください(原稿によっては版が作れない場合があります)。たくさんのご来場をお待ちしています!

レトロ印刷JAM
大阪府大阪市北区本庄西1-6-14 第一明和ビル1F・2F
tel. 06-6485-2602
http://jam-p.com/

 

●イケダコーポレーション & Natura Y’s「スイス漆喰ワークショップ」

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手紙舎つつじヶ丘本店にお越しになったことがある方なら、入ってすぐ右手の白い壁をご記憶いただいているのではないでしょうか。この壁は、イケダコーポレーションのスイス漆喰を使って塗られたもの。そんなイケダコーポレーションが、漆喰塗りのプロ集団Natura Y’sと合同で、ワークショップを行います! イケダコーポレーションの漆喰は、小さな子どもも安心してふれられる自然素材。今回は、塗り壁の体験セミナー、カラフルな小物入れのワークショップを開きます。なかなか触れることのできない漆喰の世界。ぜひ触れてみてくださいね。

<ワークショップ「スイス漆喰ワークショップ」のご案内>

開催日時:10月19日(土)・20日(日)終日
参加方法:当日会場でのお申し込みとなります 

【イケダコーポレーションさんとNatura Y’sさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
[イケダコーポレーション]
ヨーロッパの自然素材にこだわった住宅建材を輸入販売している「イケダコーポレーション」です。スイスに古くから伝わる漆喰カルクウォールやドイツの自然塗料リボスを扱っております。安全・安心で様々な優れた性質を持つ自然素材ですが最大の魅力は美しい質感や優しい表情です。今回は、カルクウォールの施工やDIYサポートを行っているNatura Y’sさんと一緒にスイス漆喰カルクウォールに楽しく触れていただけるワークショップを行います。ぜひ遊びに来てください。

[Natura Y’s]
塗り壁ショールーム「Natura Y’s(ナチュラワイズ)」は、2013年春に開店。天然スイス漆喰カルクウォールの販売・施工に特化したお店です。実際に材料を購入できるのはもちろん、塗り壁の体験セミナーも随時受付。塗る前から、塗った後まで、販売からDIYのお手伝いもサポートします。

Q2 今回はどのような商品やワークショップをご用意してくれますか? また「カラフル」というテーマに合わせた商品、演出などがあれば教えてください。
[イケダコーポレーション]
今回は天然スイス漆喰「カルクウォール」と、カラフルなモザイクを使った陶器の小物入れをご用意します。調湿・殺菌・消臭効果もある「しっくい」でかわいい作品を作ってください。

[Natura Y’s]
今回は、輸入元のイケダコーポレーションさんと共同出店させていただきます。初めてなので、どんな素敵な出会いがあるのかワクワクしています。

Q3 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
小物入れのワークショップはもちろん、漆喰の塗り壁体験コーナーも準備しています。 DIYでリフォームをお考えのみなさん、お部屋の壁でお悩みのある方、インテリアにもなるやさしい白い壁でお家まるごとデザインのご相談にも乗りますよ。 まずは、来てみて、触って、漆喰の心地よさを感じてください!

イケダコーポレーション
東京都中央区築地7-10-2 築地小川ビル4F
tel. 03-3544-4453
http://www.iskcorp.com/

Natura Y’s
東京都葛飾区西水元2-11-17
tel. 03-5876-3375
http://www.naturalwall.jp

●吉川紙商事「かみのかけら – 紙屋でうまれたいろ・いろ・いろ」

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「人と紙が出合い、人と人が出会う」をコンセプトにする紙専門の商社「吉川紙商事」。紙を愛し、紙と共に生きてきた創業100年の歴史をもつ“紙のプロ”がもみじ市に初出店! 今回は様々な紙の量り売りのほか、自分だけのカラフルな紙がつくれる「紙すくい」ワークショップも開催されます。紙ボーイ・紙ガールの皆さん、お待ちしております!

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<ワークショップ「紙すくい」のご案内>

金魚すくいで使う丸いポイで紙抄き実験、その名も「紙すくい」ワークショップを開催します。 色とりどりの断裁片・紙のかけらを細かくちぎり、水といっしょにミキサーにかけて作った紙料(紙の元になるどろどろとしたもの)をポイでスイスイとすくい、乾燥させると…丸くてちいさな紙のできあがり! 紙すくいに使うポイはお持ち帰り頂けますので、お家でも紙すくいを楽しむことが出来ます。コースターやメッセージカード、モビールなどなど…使い方は様々。 世界でひとつだけの紙をつくって、一緒に紙を楽しみましょう!

開催日時:
10/20(日)
①11:00~ 
②13:00~ 
③14:00~

所要時間:約40~1時間程度(乾燥時間含む)

*抄いた紙をしっかりと乾燥させるために40分程度時間がかかります。引き換え券をお渡ししますので、ご都合のよい時間にお受取りもできます

定員:各回3~4人
参加費:¥500(持ち帰りのできるポイ+かみのかけら付き)
参加方法:当日会場にてお申し込みとなります

【吉川紙商事さんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
紙屋さんです。「紙屋」と聞くと、なんだかあまりなじみがない…、と思われてしまうかもしれませんが、企業さんへはもちろん、紙を必要としている個人の方へも紙をお届けするお仕事をしています。紙を希望のサイズに切る時にどうしても出てしまう断裁片(紙のかけら)を使ってワークショップやイベント出店などもしています。紙が好きな紙ボーイ・紙ガールが増えるように、紙で楽しいことを日々考えています。

Q2 今回はどのような商品やワークショップをご用意してくれますか? また「カラフル」というテーマに合わせた商品、演出などがあれば教えてください。
カラフルで表情も様々な「かみのかけら」の量り売りをします。ぜひ一枚一枚、お見合いのようにじっくりかけらを選んで頂きたいです。紙のかけらを使ってつくったメモ帳やお絵かき帳などの紙ものや、活版印刷の活字も販売します。紙好きによる、紙好きのための小さな本『Kamigirl Zine』の新刊も作りました。カラフルな表紙と、そのびっくりするカタチに注目です。また、もみじ市のテーマ「カラフル」にちなんで、紙ガールが企画・色をセレクトしたオリジナルワックスペーパー「Kamigirl Paper」を販売します! カラフルな色味と、ワックスペーパー独特の風合いがおすすめです。金魚すくいに使うポイを利用して紙がつくれる「紙すくい」ワークショップも開催します。当日は、カラフルさが特徴の「紀州の色上質」という紙をモチーフにした特製の「色上Tシャツ」を着た紙ガール・紙ボーイ・紙おじさん(!?)がみなさんをお待ちしています!

Q3 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
紙って、実はすごくたくさんの種類があって、それぞれ表情が違ってとても“カラフル”。そんなカラフルな紙たちをたくさん引き連れて参加させていただきます。集え、紙ボーイ&紙ガール!

吉川紙商事
東京都中央区日本橋箱崎町14-2
http://www.yoshikawa.co.jp/

●東京オーヴァル京王閣「スピードチャレンジ」 

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今回、もみじ市第2会場となる会場「東京オーヴァル京王閣」がどんな場所かご存知ですか? 実は普段、「競輪」が開催されているのです。ブースでは、大勢の観客と選手の熱気が伝わる迫力のある映像をご覧頂けたり、自転車のスピード測定イベントが開催されます。スタッフの皆さんの大きな掛け声とともに、目指せ時速65km!

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<スピード測定イベント「スピードチャレンジ」のご案内>

開催日時:10月19日(土)・20日(日)終日
参加費:無料
参加方法:当日会場でのお申し込みとなります

【東京オーヴァル京王閣さんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
「もみじ市2013」の第2会場となっております京王閣競輪場です。今回は、せっかく会場として利用していただきますので、この機会に「京王閣競輪場(通称:東京オーヴァル京王閣)」及び「競輪」を知っていただきたくPRブースを出店させていただきました。

Q2 今回はどのような商品やワークショップをご用意してくれますか? また「カラフル」というテーマに合わせた商品、演出などがあれば教えてください。
自転車のスピード測定イベント「スピードチャレンジ」を実施いたします。無料で参加できますので、ぜひお気軽にチャレンジしてみて下さい! 参加賞や記録達成賞(時速65kmを超えた方)も用意しております。

*参加賞
競輪開催日に使用できる「場内食事券500円分2枚」「特観席無料招待券2枚」

*記録達成賞(男性65km・女性60km)
競輪開催日に引換できる「クオカード500円分引換券」

カラフルな自転車で競走する「ガールズケイリン」をビデオでPRするとともに、通年ポスターで使用しているイラストレーター・山下良平さんによるビジュアルを使用して「スピードチャレンジ」をPRします。

Q3 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!
「東京オーヴァル京王閣」では、3月~11月はナイター開催、12月~1月は昼間開催を行っております。ナイター開催では、きれいにライトアップして昼間と違ったイメージの場となります。今回参加賞として配布の「特観席無料招待券2枚」と「場内食事券500円分2枚」をご利用のうえ、競輪開催日にぜひ再度ご来場ください! 昨年7月には女子競輪の「ガールズケイリン」もスタートし、メインスタンド2階には近所のお子様に好評の大型遊具(トランポリン、ボールプール、滑り台)を備えたキッズルームも無料で利用できますので、ご家族でお楽しみいただける施設となっております!

東京オーヴァル京王閣
東京都調布市多摩川4-31-1
http://www.keiokaku.com/

●SUNDAY SPICE「CURRY DAY SERVICE」(19日) 

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19日(土)に黄色のケータリングカーで登場するのは、愛知を拠点にカレーライスの移動販売を行っている「SUNDAY SPICE」。店主の島田さんは、「日本とインドの合いの子のようなカレーです。毎日でも食べられるような、こどもからお年寄りまで愛してもらえるようなカレー作りを目指しています」と話します。定番のポークカレーか、はたまたこの日限りのスペシャルカレーか。澄んだ青い空の下、良い汗をかきながらカレーを味わいましょう! 

SUNDAY SPICE
http://sundayspice.dosugoi.net/

 

あちらべ「活版印刷、ものづくり」

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日本に、いや世界にデザイン事務所を謳(うた)うグループや企業は星の数ほどあれど、今そこにあるコミュニケーションにこんなにもまっすぐで誠実で、美しくあろうとするユニットを、ぼくはほかに知らない。彼らの名は、あちらべ。ものづくりによって、ヒトとヒト、ヒトとモノ、モノとモノをつなぎ、まだ見ぬよりよい方向=あちらべ(江戸時代に使われた言葉で、あちらのほう、の意)へいざなわんとする、赤羽大さんと宇田祐一さんによる東京・目黒のデザイン・ユニットだ。

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彼らのプロダクトの最大の魅力は、誤解を恐れずにいえば、彼らだけではけっして成立しないところにある。もっとも、成立させない、といったほうが正しいかもしれない。東日本大震災の被害を受け、支援が届きにくい孤立地区の復興支援を目的とした一般社団法人つむぎやとともに制作した漁網100%ミサンガは、そのタグ・デザインを牡鹿漁協女性部有志グループ、マーマメイドのお母さんたちが描いた三角形をモチーフにして構成されている——たとえば、こんな具合に。

「『そんなやり方で、どうやってデザインを担保するの?』っていわれたりもするんですけど(笑)。でもデザイナーって、与えられた情報だけで器用にそれなりの形にできちゃうから、けっこうちゃんと人の話を聞いていないな、と感じることも多くて。その事象に真摯に向き合ったとき、そこにある関係性にしかできないことにちゃんと想いを馳せれば、彼女たちに描いてもらうほうが圧倒的にいいわけで。そういう、言葉にするとあまりに当たり前のことを大切にしたいんです」

このイノセンスゆえ、だろう。通常、<切れると願いが叶う>といわれるミサンガだが、丈夫な漁網の補修糸で作られたこのミサンガには、コラボレーションするパートナーとの信頼関係によって結ばれた、<決して切れない絆>への想いが託されているように思えてならないのだ。

そんな彼らが、現在のデザイン・ワークの大きな武器の一つ、活版印刷に出逢ったのはむしろ必然、といってもいい。

「活版印刷って、組んだ活字の縦横をジャッキで締めて版にするんですけど、印刷しない部分もスペースを埋めないと、構造的に成り立たないんです。それが、すごくしっくりきたんですよね。ぼくらが伝えたいのは、デザインって目に見えない部分をふくめてはじめて成立するものだ、ってことだから」

そう、そもそもデザインとは、そういうアウラ(ラテン語で、事象から発するオリジナルな気配の意)すべてから生まれるストーリーのシルエットを美しく浮かび上がらせる、まぎれもなきコミュニケーションの言語であるということ。そんな摂理のど真ん中を軽やかなステップで射抜きながら、いつだって遊び心にあふれた粋な仕掛けでぼくらを驚かせてくれる彼らが、大きな大きな活版印刷機(てきん)を携えて、ふたたびもみじ市へやってくる。そしてあの青空の下で彼らが手繰るハンドルは、彼らとの心通うあたたかなコミュニケーションの証としての凹凸を、あなたの心のひだにそっと刻んでいってくれるはずだ。

<あちらべ「活版印刷で、もみじ市の思い出をつくろう!」のご案内>

もみじ市をずっと前から楽しみにしていたカラフルなあなたに朗報です! 折角来たんだから何か思い出にして持って帰りたい! そうですよね!?

青空の下(希望を込めて)、もみじ市の思い出を活版印刷でカタチにして持ち帰ってみませんか!? もみじ市の思い出をカタチに残したい方なら、どなたでもご参加可能です。手動の活版印刷機とともにお待ちしてます! 

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開催日時:
10月19日(土)11:00〜15:30
10月20日(日)10:30〜15:00
※両日とも開催時間中随時受け付けいたします。

参加費:500円(当日のお支払い)
お申し込み方法:事前のお申し込みなしでご参加いただけます。

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<ワークショップの流れ>

お客様の好きな紙を自由に選んでいただきます。

選んだ紙に手動の活版印刷機で印刷し、その様子をインスタントカメラで記念撮影します。

撮った写真にも活版印刷します。

紙と写真にヒモを通して出来上がりです。 

【あちらべ 赤羽大さんと宇田祐一さんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
見た目や機能にとどまらず、人を動かす仕組みを大切に考えてデザインに取り組んでいるデザイン・ユニットです。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
鏡、かな。答えとしては、禁じ手ですかね?(笑)。でもこれ、けっこうドンピシャで自分たちのことを表現できていて。そこに映ったあなたの心の色が、ぼくたちにとっての色であって。何をするにも、目の前の人との関係性がすべてなんです。

Q3 今回はどんな作品をご用意してくれていますか? また「カラフル」というテーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。
ほかでもないもみじ市なんで、ほんとに当日ギリギリまで悩んでいるような気がします(笑)。ただ、自分たちと関わってくれている人たちや、当日来てくださった人たちとの関係性を大切に思っている、ということが伝えられるようなブースにしたいですね。

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!

さて、続いてご紹介するのは、今回もまたもみじ市の最後を締めくくるあのお二人です。

文●藤井道郎

mitome tsukasa「真鍮・ブロンズ・シルバーのアクセサリー」(20日)

「ただそこに静かにあるような、飾り立てるのではなく、そっと寄り添うようなアクセサリーを作りたいんです」

作家活動を始めて今年で10年目になるmitome tsukasaさん。落ち着いて、でも生き生きとした口調で、そう語ってくれました。

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mitomeさんは、大学で金工の1つである鋳金を専攻し、この世界に入りました。

「絵は手で描くけれど、結局は眼で観るもの。それに対し、工芸品は触れることができる。そういう結実の仕方がいいなと思ったんです。美術館に行っても、通常、絵は触れない。工芸品のように人が使うものは、実態を確認できる。ガラスや陶器は割れてしまうことがあるし、染織品は色褪せてしまう。その頃は、変わっていくことが悲しすぎて耐えられなかったので、少しでも丈夫で残していけるものを作りたかったんです」

鋳金とは、型を作って、溶けた金属を流し込む、金属工芸の技術のひとつです。型を作ればまた再生できることから、mitomeさんは永遠につながるもの、と考えました。「1点ものだと私の性格では、手放せなくなってしまう」。型を用いて作品を作って行くことはまるで、分身を作って行くような作業。ひとつひとつにmitomeさんの想いが詰まっています。

とはいえ、簡単なものではありません。作品が完成するまでは、いくつかの工程があります。まず、直径1mmの線状のロウで、原型を作っていきます。気温が高ければ溶けてしまい、低ければ簡単に折れてしまう繊細なロウ。少しずつ少しずつ曲げたり切ったり、ハンダゴテでくっつけたりしながら形作っていきます。それを工場で鋳造してもらい、それをやすったり磨いたりして形を整えた後、シリコンゴムで型をとります。その型を使い、ロウで“分身”を作ります。それらを再び鋳造してもらい、形を整えて、初めて、作品が完成するのです。

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また、成分や配合も指定して金属にしています。通常の美術鋳物のブロンズには、ごく少量の鉛が含まれますが、mitomeさんは、鉛が0になるものを選び、かぶれにくいようになど気を付けて、真鍮、ブロンズ、シルバーの特徴をそれぞれ生かしながらアクセサリーにしています。 

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葉山で生まれ育ち、ご自宅の敷地内にあるアトリエで制作するmitomeさん。海の香りが漂いながらも、山の緑に囲まれている、この場所だからこそ生まれている作品もたくさんあります。日々歩いているときに出合う、木々や草花たち。観たもの、感じ取った空気などから、世界観を拾ってきます。

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8月。mitomeさんの個展に伺いました。acacia、lilac、dahlia、elder flower、sirakabaなど植物をモチーフにしたもの、flow、spangle、mizu、doily、arabesqueなど現象や模様をモチーフにしたもの、その他にも目移りしてしまうほどにたくさんの種類のピアスやイヤリング、ネックレス、ブレスレット、リングなどが並んでいました。私が迷っていると、mitomeさんがそっと似合うものを選んでくださいました。つけているとやさしい気持ちになれる、毎日つけたくなるようなアクセサリーです。

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「つけているのを忘れてしまうくらいのものがいい」

mitomeさんが自然の中で出合う空気が織り込まれているから、私たちの日々にもそっと溶け込むような作品になるのかもしれません。いっしょにいたくなるような、毎日の暮らしに馴染んでいくようなアクセサリーを探しにいらしてください。mitome tsukasaさんは20日のみのご出店ですので、お間違えありませんように。

【mitome tsukasaさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
金属でアクセサリーを作っています、mitome tsukasa と申します。金属だけど、やわらかいようなあたたかいような…、そんな風合いになるよう心掛けて、制作をしています。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
葉っぱが重なってできる緑色。透明が重なってできる青色。

Q3 今回はどんな作品をご用意してくれていますか? また「カラフル」というテーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。
真鍮・ブロンズ・シルバーの、ピアス・ネックレス・ブローチ・リングなどいろいろ。定番のものが多いですが、わたしなりのカラフルな空間の中にずらーっと並べて、いつもと違う表情を感じていただくことができたらいいなと思っています。お選びいただいたアクセサリーは、カラフル巾着袋に包んでお渡しいたします!

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!

さて、続いてご紹介するのは、あの活版印刷ユニットです! 毎回さまざまなワークショップを行なってくれるこの方々。今回はどんなワークショップをご用意してくれているのでしょうか。

文●鈴木 静華

makomo「おもしろい本、紙、布、その他」

じわじわ。にやにや。ふふふ。えっ。くすくす。へー。ぷっ。

いま、私はmakomoさんの本を読んでいます。makomoさんは、イラストレーターです。makomoさんがつくる本は、とてもおもしろい本です。で も、このおもしろさを言葉でどう説明したらいいかわからないので、読みながら感じた気持ちを擬音にしてみました。これは、声には出さない音です。顔にはきっと、出ています。鼻息も少し出ているかもしれません。読み終わってページを閉じた後、もう一度開きたくなりました。何回か見返しました。何度見ても、 やっぱりおもしろかったです。

makomoさんが本を作り始めたきっかけは、「”自分がどんな人間か”を伝えるため」でした。大学を卒業してからは、ぼーっとしていたというmakomoさんは、友人に誘われて「若手アーティストと中学生をつなぐ」ことをテーマにしたフリーペーパー作りに携わります。そこにイラストを描いたことから、イラストレー ターとしての道を歩み始めます。そして、編集とイラストの両方を手がけていたことが注目されて、あるとき、トークイベントに参加することになりました。

「トークだけでは心もとないなと思って。自分がどんなイラストを描いているのか。どんな人間なのか感じてもらえるものを、お土産として渡せればいいなと思いました」 

makomo1おもしろ絵本シリーズ。これ以外にも全部で10種類あります。

 そこで生まれたのが、代表作の「おもしろ絵本シリーズ」でした。「うらしまたろう」や「かぐや姫」などの昔話をモチーフに、独特の世界が展開されます。 makomoさんの面白さは絵だけでなく、文章にもあります。思わずつっこみたくなるような、心の隅をつついてくるようなストーリー。makomoさんの 頭の中はいったいどうなっているのでしょう? 

makomo2展覧会風景① 壁一面を使った展示

個展も精力的に行っているmakomoさん。

「最初に個展をしたギャラリーがすごく広くて、小さな絵だと壁面が埋まらないので大きな絵を描くようになりました」

大きな絵には、迫力や強さと言った魅力があるといいます。また、個展には文章は用いず、絵だけを並べるという徹底した姿勢も。展示を行ったギャラリーの人たちからのアイデアで、Tシャツやハンカチなどのグッズが生まれることも多いそう。最近ではiPhoneカバーなど、次々と新しい商品が生まれています。

makomo3展覧会風景② 文章がない分、自由にストーリーを想像したくなる絵

makomo4展覧会風景③ ポストカードなどのグッズも並びます

「ものをつくるときには常に、おもしろいものをつくりたいと考えています」

仕事としてイラストを描くときも、クライアントの意向を踏まえながら、どこまで自分の考えるおもしろさを出せるか、に常に挑み続けているそうです。その中で学ぶことも多いといいます。

「自分で勝手につくっている本は、クライアントが自分なので、思ったままのものを出すことができます。その分、自分が何をおもしろいものと考えているのかをすごく意識しながらつくっています。締切りを決めるのも自分なので、なかなか完成しないですけど。それでも、絵本はまだまだつくり続けたいと思っています。できた本がみなさんに楽しんでもらえてるのを見ると、やっぱり何よりうれしいので。あと大きい絵を描くのも楽しいので、ギャラリーでの展示も続けていきたいと思っています。少しは期待もされてると思いますし。大きい絵はあまり売れないですけどね。何で売れないんでしょう(笑)」

makomoさんにとってのおもしろさは「ふつうと少しちがう」ということです。笑ってほしいというよりも、その違いを感じることで、見た人の心が動くこと。その動いた感情に名前をつけるならば、それが「おもしろい」という言葉になるのだと思います。 

makomo52013年のカレンダー。10月は柿の背中を押してあげています。 

もみじ市には今回が初参加となるmakomoさん。おもしろいものをたくさん抱えて、みなさんの感情をくすぐりにやってきます! 今回のもみじ市で、2014年のカレンダーが初売りされるようですよ。2013年のカレンダーは、「しんせつな人が色々なもののせなかを押す」ことをテーマに(このテーマだけでもすでにおかしい)12カ月が綴られていましたが、果たして今回はどんな内容になるのか、乞うご期待です。ほかにはもちろん、絵本、ポストカード、グッズなど、makomoさんのエッセンスが詰まった商品が多数並びます。

ひとりで楽しむもよし。友達と眺めるもよし。買って持ち帰って、誰かに見せるもよし。自由におもしろさを味わってください。誰もが楽しい気持ちになれること、間違いなしです!

 【makomoさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
大阪でイラストレーターなどをやっている

makomoと言います。よろしくお願いします。

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
肌色ですね。好きなんです、肌色。

Q3 今回はどんな作品をご用意してくれていますか? また「カラフル」というテーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。
テーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。

ちょっとだけおもしろい絵本や、紙もの、布ものなどを置かせてもらいますが、目玉は今回のもみじ市にて初出しの2014年版カレンダーです。無駄に多い看板を用意してお待ちしてます。

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!

さて、続いてご紹介するのは、美しい鋳物のアクセサリーの作り手です!

文●吉田茜

たかはしよしこ「エジプト塩食堂」

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たかはしよしこさんの頭の中から飛び出したのは、小さな瓶に閉じ込められた魔法でした。その名も『エジプト塩』。

エジプト塩? エジプトのお塩?
いいえ、違います。エジプト塩は、エジプトの塩ではないのです。

エジプト料理で使われている調味料?
いいえ、違います。エジプトでポピュラーな調味料でもありません。

じゃあ、いったい何なの?

エジプト塩は、エジプトの味がする、魔法の調味料なのです。でも、あなたの知っているエジプトではありません。世界地図のどこを探しても無駄ですよ。このエジプトは、たかはしさんの妄想が築いた、異国の象徴となるイメージだから。

「ひと振りすれば、どんな料理もエキゾチックな味に大変身させてしまうらしい」

魔法のような万能調味料『エジプト塩』はまたたく間に噂となり、みんなの食卓に届くようになりました。原材料には、アーモンド・天然塩・ピスタチオ・白ごま・クミン・コリアンダーと書かれているけれど、たかはしさんの頭を飛び出した時、もうひとつスパイスが混ざり込んだような気が僕はしています。それは、エジプト塩を一番楽しんでいるたかはしさんの好奇心。だから「どんな料理に合うんだろう?」と、みんな楽しむように色々な料理にふりかけ、それぞれの異国を探し始めるようになるのです(何を隠そう、僕もそのひとり)。たかはしさんが旅のお供に用意してくれたガイドブック(ミニレシピ集)を片手に、あなたも自分だけの異国の味を探してみませんか?

たかはしさんは、また魔法を瓶に閉じ込めました。それも、エジプト塩よりも、もっと小さな瓶に。その名も『モロッコ胡椒』。

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世界地図のモロッコと同じモロッコで、実際に親しまれている激辛調味料のアリッサがベースになっています。

「アリッサは好きなんだけど、ちょっと辛すぎるんだよね……」という声に、たかはしさんの妄想スイッチがカチっと音を立てて“オン”になりました。

「辛さを抑えて、日本人の好きな旨味をプラスしたらどうだろう?」

こうして生まれたのが、モロッコ胡椒。しかし、ラベルの成分表を見ても胡椒の文字はありません。

「一時期、ゆず胡椒が流行ったから、その名前にあやかって付けちゃいました」と、たかはしさん。モロッコ胡椒の小さな瓶には、コクのある旨味とピリッとした刺激、そして、たかはしさんのおちゃめさがぎっしり詰まっています。

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今年のもみじ市では、そんな『モロッコ胡椒』と『エジプト塩』の共演が実現します。煮込みに、エジプト塩カラーの緑と黄色のクスクスを添えてプレートに。お好みで『エジプト塩』や『モロッコ胡椒』をプラスして、あなた好みの味で召し上がれ。

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彩り豊かで、いろんな味が楽しめるエジプト塩食堂のプレートは、まさに今年のもみじ市にぴったりな、見た目も味もカラフルな一皿です。

【たかはしよしこさんに聞きました】
Q1 もみじ市に来てくれるお客様に向けて自己紹介をお願いします。
こんにちは。S/S/A/Wのたかはしよしこです。今回は2年前から2回目の出店になります。

エジプト塩という食べると異国にトリップ出来る、魔法の調味料をチームたかはしの皆で作っています。2年前のもみじ市に出場したことをきっかけに商品化したこの調味料は、その後「末広がり」というテーマだった名の通り、末広がりに愛される調味料となりました!

発売当初から変わらず、愛情をたっぷり詰め込んだ完全手作りで製造しております。多摩川に異国のカラフルな風を吹かせたいと思います! 是非チームたかはしに会いに来てくださいね!!!!

Q2 今回のテーマは「カラフル」ですが、あなたは何色ですか?
断然、黄色と緑!

Q3 今回はどんな作品をご用意してくれていますか? また「カラフル」というテーマに合わせた作品、演出などがあれば教えてください。
今回は「エジプト塩食堂」ではいつも使わせて頂いている北海道の洞爺湖の素晴らしい生産者「佐々木ファーム」さんから届けて頂く完全無農薬の旬のお野菜や洞爺豆、北海道の士別町で育った美味しいサフォーク仔羊を使った『カラフル・クスクス』をお作りします!

チームのカラフルラッキーカラーである黄色と緑色で色付けしたクスクスに、あつあつのスペシャルな仔羊の煮込みがかかります。大好評の新作!「モロッコ胡椒」というさらにエキゾチックな調味料もカラフル・クスクスのお味を更に更に美味しくしてくれます!!!

夏が過ぎ、少しづつ甘みが増してきた彩り美しいみずみずしい根菜を使ったエジプト塩サラダも添えます。是非楽しみにしていてください!

カラフルな演出では、親友のフラワーアーティストの横山さちこさんとのコラボレーションでカラフルな特製エジプト塩のオリジナルBOXに食べられるお花やお野菜のアレンジメントをして頂き、展示&販売もさせて頂きます! こちらもどうぞどうぞお楽しみに!!!

Q4 ご来場くださる皆さんにメッセージをお願いします!

さて、続いてご紹介するのは、関西の鬼才イラストレーター。シュールでユーモアたっぷりのあの人がもみじ市にやってくる!

文●小木曽元哉